日記録7杯, 日常

2020年1月2日(木) 緑茶カウント:7杯

たくさん緑茶飲んだよ。
そんな年始だったよ。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

ね。



日記録0杯, 日常

2019年12月22日(日) 緑茶カウント:0杯

新しいオーブンレンジを購入した。ピッカピカで真っ黒で、様々な機能がついているパナソニック製のオーブンレンジ。そしてそれまで使っていたのは、七年ほど前にリサイクルショップで購入した今は無きNational製のオーブンレンジ。オーブン機能はおまけのようなもので、レンジ主体で作られた安価な品。これを七年ほど愛用していた。

当時資金に余裕が無く、電子レンジを買う必要が生じたものの予算が無くてリサイクルショップに行って見つけた一品。確か五千円くらいだったかなぁ。これをその場で購入し、えっちらおっちら汗をかきながら素手で持って帰って、ぜーぜー言いながら植え込みの脇に段ボールに包まれたオーブンレンジを置きながら休んでいたところ、見知らぬ人に声をかけてもらい途中まで運ぶのを手伝ってもらった記憶がある。あの時のあの人、ありがとう。

もともと電子レンジの機能しか求めていなかったため、ずっと電子レンジとして使っていた。春も夏も秋も冬も、ターンテーブルの上に食べ物や飲み物を乗せればブーンという古めかしい音と共にそれは回転し、ほかほかの熱々に温められた。とてもありがたく、欠かせない存在として日常を過ごした。

そんなある日。ずっとレンジ機能しか使っていなかったのにふと思い立ってオーブン機能を使ったところ、壊れはしないもの支障が出た。内側の天井からボロボロと黒い焦げが落ち、それからレンジ機能を使う際にも焦げが落ちて食物や飲み物が汚れる日々が続いた。

当時に比べれば懐に余裕がある。リサイクルショップではなく家電量販店で吟味し、一つのオーブンレンジを購入した。それは最新の機能がたっぷりで、レンジとしてもオーブンとしても使いやすく、オーブン料理へのチャレンジに意欲が湧く品で、手元のそれとは比べものにならないことは明白だった。

年末故に粗大ゴミの回収は込み合っていていて年明けにゴミ捨て場に出すことになった。それまでは二つのオーブンレンジと同居して日々を過ごすことになる。彼がずっといた場所には新人が座を占めていて、居心地が悪いかもしれないとも思ったが、台所の片隅で後輩の活躍を見届けながらゆったりと余生を過ごすのも悪くないだろう。

だからこそ、そのうえで今言おう。
ありがとう、National製のオーブンレンジ。
君のおかげで己は七年間、温かいものを口にすることが出来た。静かな余生を、今。



日記録0杯, 日常

2019年12月2日(火) 緑茶カウント:0杯

ずっと悩んでいたんだ。どうにかしたいと思っていたんだ。しかし良い方法を知らず、特に調べることもなく過ごして来たんだ。

一人暮らしを始めて十四年。今日、己は初めて食器用漂白剤を使った。

何となくぼんやりとコップがくすんでいる。茶渋が落ちるスポンジでこすっても落ちきれない汚れがある。そんなコップや食器がいくつもあって、たまに客人が来たときには新しいコップを出すことで事なきを得てきたが、どうにかならないもんかなぁとずっと思っていた。

実家では使っていた記憶がある。母がよくまな板や食器を漂白していた。母は家庭内で食中毒を発生させないよう人一倍気を遣う人で、三日目の煮物も子供に食べさせることを躊躇していたくらいなので、台所回りも常に清潔にしていた。だから漂白というものは知っていた。ただし何を使って、どうすれば良いのかを己は全く知らなかったのだ。

それがある日、学ぶ機会があった。偶然目の前で漂白するシーンを見る機会があったのだ。はーなるほど。この液体をこうして入れて、ちょっと漬けておけばいいのか。え? それだけ? へー、じゃあ同じものを買ってやってみよう。

そうしていそいそと食器用漂白剤を買ってきて、説明書きを読んでこわごわと試してみたところ。わーお。十四年間抱えていた悩みがさっぱりと茶渋と共に洗い流されたのだった。

また最近、己は「おしゃれ着洗い」というものを学んだ。色物も何もかもごったにしてガンガン洗濯機で洗っていたが、「おしゃれ着用洗剤」なるものを購入し、洗濯機の「手洗いモード」を初めて使った。この洗濯機を買って十四年目にして初めて。ははは。すごいぞ。まだまだ学ぶことがあるのだなぁ。

で、今我が家の台所にはピカピカのコップと食器が並んでいる。ふふふふふ。気分が良い。



日記録0杯, 日常,

2019年11月17日(日) 緑茶カウント:0杯

君は割りばし味のドリンクを飲んだことはあるか。

己はある。今日、割りばし味としか言えない飲み物を飲んだ。木の味が染み出ていて甘く、割りばし以外の何物でもなく、確かにそれは割りばしから抽出されたエキスであり、不味かった。

遡ること一日。友人との呑み会で楽しくべろべろになり、帰宅して湯浴みして準備していたサッポロ一番のスープに野菜を煮込んだものを温め、それに麺を投入し、楽しさの余韻に浸りながらビールのプルタブに指をかける。大学の友人との久しぶりの呑み会で、美味しい肉を食べ、ワインを傾け、ビールを呑み、馬鹿話をして、最高に楽しいひとときを過ごした。そうしてあんまり楽しくて、家で呑み直そうと思ったものの己は既に呑みすぎていた。ビールをたった数口呑んだだけでこれ以上は呑めないとギブアップしてしまったのだ。

とはいえ捨てるのは忍びない。だってまだ数口しか呑んでいないのだから。そして、こんなときにはビールの口に箸を突っ込めば炭酸が抜けづらくなるという昔聞いた情報を思い出し、実行することに決めた。で、取り出したのが未使用の割りばし。これをね、ビールの口に挿して、ラップを二重にかけて、厳重に冷蔵庫に仕舞ったんだ。

で、一晩経ち。此はいかなる凶事ぞ。割りばしをチョイスした己が悪かったのだろう。割りばしのね、先をくわえてチューチュー吸うという、行儀の悪いことをした経験が人生で一度でもある人は思い出してください。あの味。あの味が完全にビールに染み出して、ビールを支配していました。

めっちゃ甘い。木の味がして。
それでいて美味しくない。木の味がして。

ちなみに炭酸は完全に抜けていた。まぁ一晩経ったしね。しょうがないよね。と思いつつ割りばし味のビールをぐいぐい呑みながら、想定外の不味さにやられた。呑めないことはない。しかし美味しくはない、割りばし味のアルコール。機会があれば、ぜひ。