日記録0杯, 日常

2019年8月18日(日) 緑茶カウント:0杯

久しぶりに貪るように本を読んでいる。半分は使命感で、半分は読みたくて。一時期は疲れ切って本を読む気力すらなかったが、最近はまた本を読めるようになった。今日は「『罪と罰』を読まない」という本を読んだ。ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだことのない四人が読まないままに語り合い、断片的なエピソードを元に物語を推理する。己が「罪と罰」を読んだのは中学の頃で、故に記憶はほとんど残っておらず、主人公のラスコーリニコフが金貸しの婆さんを殺害するも開き直るもくよくよする話だったような…………という曖昧な印象しかない。故に未読の四人とほぼ同じ立場で、様々な空想と推測とあからさまなラスコーリニコフへの悪口に笑い転げながら読了した。

そしてポチッと図書館で本の予約。無論タイトルは言うまでもない。

読むことも書くことも続けていきたい。書くことは実生活に必要ながためにここ以外で継続しているが、やはり思ったことをそのままただつらつらと書く場も必要だよなぁ、と思う。そんなことを考えてサイト構造をリニューアルしたのがつい先日。見た目はあまり変わっていないがね。

誰にも依存しない自分だけで楽しめるものを持ち続けたい。その一つがきっとこのサイトだろう。と思うと、たまにはメンテナンスして続けていかないとね。断続的になったとしてもね。



日記録0杯, 日常

2019年8月12日(月) 緑茶カウント:0杯

何故だか知らぬが、我が家には複数のハエトリグモが生息している。何故だか考えてみるとつまり住みやすいということで、住みやすいということは餌となる生き物がいるということで、このように深く考えると嫌な気持ちになるのでなるべく深く考えないようにしながらハエトリグモと共存している。彼らは益虫だ。餌がいようがいまいがとにかく餌を食べてくれるのだ。ありがたい存在である。もっと言うと餌が存在しないでくれればもっとありがたいのだが。

そんなハエトリグモの方々はどうやら水辺が好きらしく、やたらと風呂場や洗面所、台所でその姿を見る。そしてまたそれが絶妙に危ないところで、おいおい水に脚をさらわれてしまうぞとヒヤヒヤしたことも少なくない。

この日もハエトリグモは風呂場にいた。これから風呂掃除をするところである。このままでは洗剤の溶けた水に溺れて死んでしまうことは間違いない。仕方がない、場所を移動してもらうしかなかろう。己は腰をこごめるとちょいちょいと指先を突き出し、ハエトリの君を風呂場の角へと追いやった。そうしてちょいちょいと突けば彼はぴょこんと指の腹に飛ぶ、オーケー。とりあえず風呂場の外に行こうな。

と、立ち上がって踵を返し、風呂場の戸を開けようとした瞬間、彼は大きくダイブした。
運悪くその先には、直径三センチほどの排水溝の穴があった。

あ、と思う間もない。助けようとした彼はすっぽりと真っ暗な闇の中に吸い込まれてしまった。呆然として立ちすくむももうどうにもならない。どうしてこうなった。どうしてこうなった。

風呂場をシャワーで濡らし、洗剤を塗り付け、スポンジでこすり、シャワーで流す。泡の浮いた水が排水溝にくるくると吸い込まれていく。何とも言えない虚しさを感じながら己は彼にとどめを刺し、バスタブに湯を溜めた。外では他のハエトリグモが何も知らずにピョコピョコしていた。



日記録0杯, 日常, 漫画

2019年8月11日(日) 緑茶カウント:0杯

実に心地よい日だった。

銀魂が完結した。銀魂の連載が始まったのは己が高校生の頃で、当時はいつ打ち切りの憂き目にあうかヒヤヒヤし、単行本一巻が発売された日には朝一番に駅の本屋で買ったものだ。すると打ち切りが危惧されていただけに仕入れも少なかったのだろう。各地で銀魂難民が発生していたことを記憶している。

いやこれも、美化された捏造の記憶かもしれないが。とにかく、故に己は銀魂一巻の初版本を大事に所有しているのである。

それから高校を卒業し、浪人し、大学生になり、いつしか毎週読んでいた週刊少年ジャンプと距離が生まれ、気に入った単行本だけを買う日々が続いていた。ある時から銀魂も買わなくなった。しかしたまに読みたくなった。そうして、数年に一度、がっつり十巻ほど買っては読みふけり、また数年後に一気に買う、そんなことを続けていた。

「銀魂」というタイトルを口に出すことすら恥ずかしかったあの時代も遠い。今や銀魂はすっかり認知され、誰もそのタイトルを口にすることに羞恥を感じることはないだろう。それほど世の中に浸透した。そしてついに完結した。だから買ったんだ、数年ぶりに。五十九巻から、最終巻の七十七巻まで一気にまとめて。

晩飯を作り、トイレ掃除をし、部屋にモップをかけ、洗濯をし、風呂に入って食事を終え、クッションに身を沈ませようやくページをめくる。あのとき麦茶か緑茶しか飲んでいなかった高校生は結構な呑兵衛になり、無論傍らにはビールが一本。クーラーの効いた部屋で虫の音を聴きながら風変わりな江戸の世界に没頭する。

そうして今、やっと六十二巻。文字が多いゆえに読み進めるのに時間がかかる。故に長く長くこの世界に浸っていられる。まだ終わった感慨はない。だが、好きなまま最初から最後まで終わりを迎えられるのが嬉しい。

あぁ、今日は心地よい日だ。
四本目のビールを呑みながら、思う。



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ふと思い立ってパソコンからでもスマートフォンからでも見やすくなるように中身をあれこれいじくりました。まだ細かいところをちょこちょこいじっていますがだいたい出来上がりました。これで前より文字が見やすくなった…………はず!

もし表示のおかしな箇所があったら教えてください。よろしくお願いいたします。


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■7月1日1時「お久しぶりです、アッテンボローです。私にとっては初の中野サンプラザでした。そして~」のアッテンボロー様へ

お返事が遅くなって大変申し訳ございません。長文感想楽しく拝見しました。自分にとっても中野サンプラザは聖地で、何故なら初めて行った筋少ライブの地で、それが再結成ライブで、尚且つ縁のある土地で、故に一呼吸置いて、その外観をゆったりと眺めるような、そんな特別な土地です。
過去から今と未来に続く先が楽しみでなりませんね。それを観られることを祝いつつ、応援していきましょう! ぜひとも、これからも! ニューアルバム、楽しみですね!

■7月2日1時「ご購入おめでとうございます(?)きっと~」の方へ

それはすごい発想ですね……! まるで我が家にオーケンがいるような…………。届いたら是非試してみます!