日記録0杯, 日常

2019年4月7日(日) 緑茶カウント:0杯

その言葉を聞いた瞬間、己の目は確かに店員の手に釘付けになった。よくあるコンビニエンスストアーのレジにて、時刻は夜中の二十三時を過ぎた頃。疲れたことだしビールでも買って帰るかといくつかの物品をカゴに入れ、順番を待った後に己にかけられた一つの言葉。

「あたためますか?」
「あ、お願いし…………」

思わずお願いしようとして声が止まってしまったのは、店員が手にしていたのは雑誌だったから。しかし気を取り直す。いやいやいや、違う違う違う。雑誌は単にこれから袋に入れようと持ち上げただけで、あたためるか否か聞いているのはカゴの中の食物だ。食べ物だ。何を勘違いしているのか己は。そりゃあ確かに紛らわしいが常識的に考えてそんなはずはないだろう…………と一人慌てつつカゴの中を見返したら、ビールとミンティアしか入っていなかった。

「あ、いいです…………」
「スプーンおつけしますね~」
「え、あ、ありがとうございます」

そうして己は雑誌とビールとミンティアとスプーンを持って帰路についた。店員だけがどこまでも平静だったのが後になって妙におかしかった。



未分類

■3月31日3時「接客の参考にさせていただきます。」の方へ

ありがとうございます。ど、どの記事だろう…………?

■4月1日0時「私は電子レンジで温める繰り返し使える~」の方へ

目元を温めるもマスクの大きいバージョンみたいなものでしょうか? 己はもうしばらくこのこたつと付き合っていこうと思います。

■4月1日7時「今年も楽しみにしておりました。素晴らしい~」の方へ

今年も見ていただきありがとうございます! 作っててとても楽しかったです!

■4月1日9時「素敵なコラボカフェですね~」の方へ

そう言っていただけて嬉しいです。実際にあったらいいなぁ、筋少コラボカフェ。

■4月1日11時「筋少コラボカフェ最高です!!!!」の方へ

楽しんでいただけたようで嬉しいです。気合を入れた甲斐がありました。

■4月1日23時の修都さんへ

修都さん! 今年も見ていただけて嬉しいです。なるべく再現できそうなネタを考えるのが楽しかったです。また来年も何かしらやると思うので見に来てくださいね!



更新履歴

エイプリルフールということで、トップページのリンクを踏むと嘘サイトに飛ぶ仕掛けにしていましたが、日付が変わったので元に戻しました。

今回企画したのは筋肉少女帯のメンバーやアルバムをイメージしたドリンクとスイーツを扱うコラボカフェ。制作日数はイラストとサイト作り合わせて三日。ドリンクを描くのが特に楽しかったです。

ちなみにドリンクは「ちゃんとおいしいこと」、ドーナツは「チョコで描けるデザイン」を目指しました。オーケンイメージのビールがやや怪しいですが、ビールとアイスは意外と合うので多分いけるはず。いつか実際に作ってみようかな。

「筋少コラボカフェ」の跡地はこちら。


過去のエイプリルフール跡地はこちら。
※古いものは特に、正常に表示されない可能性があります。ご了承ください。
2018年「最上魁星平成総選挙FINAL」
2017年「Mr.Walkmanの昆虫図録」
2016年「アニメだよ!筋少さん松り」
2015年「筋肉少女帯の歌詞世界の品々を販売する通販ショップ」
2014年「炊き込みご飯が食卓の主流になりますように」
2013年「鬼畜botの部屋」
2012年「おなかをすかせたおとこのこ」
2011年「リア充でサイボーグなアキヒトの超★日常」
2010年「湯飲み専用通販ショップ・湯飲み屋本舗」
2009年「創作詩サイト・プレディカドール」
2008年「スーパーフラフープを応援する会」
2007年「巫女萌えサイト・絡み巫女」



日記録0杯, 日常

2019年3月31日(日) 緑茶カウント:0杯

購入してからもう十年近く経つだろう。故に、ガタが来ているのだ。故に、仕方がないのだ。しかもガタが来ていることに気付いたのは数年前であるからして。

温度を調整するつまみが効かないのである。右に回しても左に回しても意味を為さない。全てはこたつの気まぐれで温度が決まり、イケイケドンドンのときにはすぐに膝が熱くなるため電源そのものを切らざるを得ない。しかしそうすると今度は寒くなってくるので電源を入れる。熱くなる。切る。寒くなる。電源を入れる。この繰り返しである。

とはいえもう春だしなぁ、なんて毎年毎年放置するからこうして今も電源の調整を強いられているのである。いい加減来年は買うかなぁ。それでもまだ使っていたら見事だなぁ。

なんて思っていたらもう四月だね。早いものであるよな。



日記録0杯, 日常

2019年3月22日(金) 緑茶カウント:0杯

夢の中に当たり前のように登場する母を見て、数年前は起床とともに涙を流していたのだけれども、最近は当たり前のことのように受け入れられるようになった。夢の世界に亡き母が存在するのはごく自然なことと思えるようになった。

まだ声は覚えている。笑顔で手を振る姿が見える。固く太くボリュームの多い髪が肩の上で揺れる様子が見える。

でも、かつて生きていた頃に送ってくれたメール。マイクロSDに保存された元気だった頃のメールを読み返すと、不思議と涙が流れてくるのだ。己は単に、かつて教えてもらったお気に入りの料理のレシピを見返したいだけだったのに。

まだまだ、己にとってこの出来事は人生最大のトラウマらしい。
あぁ、どうか皆さん、乳がん検診を受けてください。お願いします。
己からは、以上です。