日記録0杯, 日常

2019年3月3日(日) 緑茶カウント:0杯

随分更新頻度が落ちたなぁ、と思いつつ、それはそれで良いかなぁ、と思う。そうだとしても、己はこのサイトが好きなのだ。

今日は昼過ぎに起き、運動をして、買い物に行き、料理をして、風呂に入って洗濯をした。そうして日が落ちたばかりの時刻に晩飯をつまみながらの飲酒をしつつ水戸さんのライブDVDを観る。楽しい。

ライブの感想を書くのが楽しかった。滾る衝動を叩きつけてようやく眠ることができた。それが徐々に変わりつつある。もしや、この十年で書ききったのかもしれない。それはそれで、良し。

また書きたくなったら書こう。日常もライブの感想も。好きにすれば良いのさ、つまりは。



日記録6杯

2019年2月8日(金) 緑茶カウント:6杯

その日は珍しく……と言っても九時頃だがね。朝に外に出て住宅地を歩いていたら。
それはもう、大きな鳥に遭遇したんだ。まるで鶴のような。

白く大きな鳥が当たり前のようにブロック塀の上に佇んでいた。灰と青を混ぜたような羽と黄色の嘴、そして眼光鋭い目が印象的だった。その鳥が、鶴を連想するような大きな鳥が、池も川もない住宅地の、一戸建てと道路を隔てるブロック塀の上に当たり前のように立ち、くの字に足を曲げて悠々と歩いた。

距離はわずか一メートル。呆気に取られて立ち止まる己を見下ろし、大きな鳥は羽ばたいて距離を取ると隣の家の庭に駐車された自動車の屋根に乗った。すたんと。それはあまりに堂々としていて、あまりにも住宅地の風景に似つかわしくなくて、まるで夢を見たような、不思議な気分に陥った。

後で調べたらあの鳥はアオサギだった。彼か彼女か、この鳥がどこから来たのかはわからない。ただ己は確かに、この鳥を見た瞬間愉しさを感じたのだった。日常に踊る非日常の光景に。

あのアオサギはどこから来てどこに行ったのか。わからない。



日記録5杯, 日常

2019年2月4日(月) 緑茶カウント:5杯

締め切った部屋の中で息をひそめて蹲っている。息苦しさを我慢しながら蹲っている。残り少ない酸素を減らさぬよう努めながらじっと静かに暮らしている。

よどんだ空気。濁った室内。外界から遮断された密室。どうして己はここにいるのか。どうして身を隠すように蹲っているのか。しかしやましいことがあるわけではなく、追われているわけでもない。そしてこの部屋は確かに閉じられているが、内側から自由に開けられる造りになっている。そう、息をひそめる理由は一つ。春が来たからだ。

換気がしたい。

換気がしたい。換気がしたいが、したくない。だって花粉症だから。窓を開けると花粉が入っているから。花粉が入ってくるとつらいから。ちくしょうめ、今年は花粉の量が多いと聞いていたがそれにしたって来るのが早すぎだ。こっちはまだ薬の服用も出来ちゃあいないんだぞ。

そう、故に己は丸腰なのだ。花粉に対して。花粉に対抗する術をその体内に準備出来ていないのだ。故に籠城している。自室で。息苦しさに耐えながら換気を我慢しつつ、窓を開けたい欲求に駆られている。

換気がしたい。換気がしたい。でもしたくない。

あぁ、早く病院に行かなければ!!



日記録0杯, 日常

2019年1月20日(日) 緑茶カウント:0杯

よく利用する階段を登り切ったら開けた視界の真ん前でハッピーターンが砕けていた。

それは個包装のハッピーターンだった。近隣に大袋は見当たらず、個包装のハッピーターンが階段の手前で散らばって、誰に踏まれたのか砕けていた。それは不思議な光景であり、不可思議な光景でもあった。

いったい誰が、どうして、ここにハッピーターンを撒き散らしたのか? うっかり落としたのか、捨てたのか、ここで車座になって宴会を開きハッピーターンをつまみに酒を呑んでいたのか。わからない。わからないながらも、勢いよく散らばり砕け散ったハッピーターンが朝日に照らされる様は妙に勢いがあって清々しかった。

いや、ダメなんだけどさ、食べ物を無駄にするってのは。

でもこの日常の中に介入した異様な光景を楽しんだ自分も確かにいたのである。誰かの声が聞こえるようだ。砕けろハッピーターン! と。



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■1月18日14時「私も当選しました(前回に引き続き)~」の方へ

おめでとうございます! 己もまさか……という気持ちで、嬉しくて嬉しくてたまりません。当日が楽しみでたまらないですね!