日記録7杯, 日常

2013年7月8日(月) 緑茶カウント:7杯

七年近く買おう買おうと思いつつ未だに踏み台を買っていないのでいい加減買えよと自分に言いたくなるが、七年とはなかなかのものである。小学一年生が小学校を卒業するほどの年数、ひらがなを習い足し算を習いアサガオを育て、漢字を読み書きし九九を覚えてヨウ素液で肌を染め、ローマ字を習い組み立て体操に勤しみ合唱のパートが事細かに分かれる年数を生きていながら未だに踏み台を買っておらず、もちろん身長も伸びていない。ずっと不便を感じたまま、しかしまーどうにかなるな、と力技でどうにかしながら生きている。

多分もう二年くらいは買わない気がする。不便なのに。



日記録6杯, 日常

2013年7月7日(日) 緑茶カウント:6杯

ついにエアコンを入れた。今朝、まだ四時間しか寝ていないにも関わらず、全身にまとわりつく不快感によって目が覚めた。体中が汗でべとべとしていて、寝巻きはじっとりと湿っていた。咽喉がカラカラに渇いて苦しい。昨夜の飲酒の影響もあろうが、それ以上にこの気温。つい数日前までは窓さえ開ければ涼しい風が入ってきていたが、もうそんな時期は越えてしまったようだ。こう暑くては寝られない。しかし眠い。寝たい。

とりあえずこのべたつく体をどうにかしよう。汗さえ流せば違うはず。寝巻きを脱ぎ捨て風呂場に向かい、シャワーを浴びた。

すっきりした。新しい寝巻きに着替え、冷やしておいた緑茶を飲んだ。生き返った気分だった。よし、これで気持ち良く眠ることは出来るだろう。再び布団に横になり、己は惰眠を貪った。

死に返った気分だった。四時間後、目を覚ますと全身にまとわりつく不快感。まるで蒸し器の中のような部屋。暑い。よくこんな部屋で熟睡が出来たものだ。あぁ、これはもう素直に文明の利器の力に頼るべきだ。

そしてエアコンのフィルター掃除をし、今夏初めてスイッチオン。あぁ、楽。あぁ、快適。服がいつまでもサラサラしている。今日は途中で起きることなくぐっすり眠ることが出来そうだ。

まぁ昼過ぎまで寝ないできちんと涼しい時間帯に起きりゃあ済むって話なんだがな。はは。



日記録0杯, 日常,

2013年7月6日(土) 緑茶カウント:0杯

漫画「ワカコ酒」でも描かれていたが、揚げたての唐揚げと温めた唐揚げは別の食べ物だ。ということを、唐揚げを揚げながら実感した夏の夜。自分は汗を流しながら暑い暑い台所に立っていた。

近所の弁当屋では唐揚げの安売りセールをやっていた。近所のスーパーでは鶏もも肉が通常価格で売られていた。値段的に言えば、弁当屋でパックの唐揚げを買う方が断然お得だ。しかし自分は、あくまでも「揚げたて」の唐揚げを食べたかったのだ。

料理酒と醤油を混ぜ、生姜とにんにくを摩り下ろしたタレに鶏もも肉を漬け、放置している間に焼きナスを作ってこれを冷蔵。しっかりと冷やし、フライパンに油をなみなみと入れ、小麦粉と片栗粉をボウルに混ぜる。漬け置きした肉に粉をこってりと塗し、煮立った油に入れる。美味しくないわけがない!

油の中で泳ぐ唐揚げが狐色に染まった頃、菜箸でそれを掴むと肉の内から沸騰する音が聞こえる。これこそが美味しさの正体だ。菜箸を数回振って、それを口の中に放り込み、噛み潰すとジュワアァと溢れる油と肉汁、サクサクの衣。口いっぱいに広がる旨みに笑みがこぼれる。唐揚げの真骨頂だ。

それはもうビールが進んで進んで。ビールが尽きた後、ウォッカを呑んでジンを呑んだがまだ足りない。暑い熱い台所で汗を流しながら唐揚げを作り、汗を流しながら唐揚げを喰らい、何て楽しい夏だろう!

そして今余韻に浸りながらジントニックを一杯。美味しくて楽しい夜を満喫している。あぁ、幸福だ。



日記録0杯, 中華料理屋, 日常,

2013年7月5日(金) 緑茶カウント:0杯

二十一時までは確実に元気だったが、どこかで糸がぷっちり切れて疲労が肩にのしかかりもうだめだ疲れた何もする気がしない。空腹感すら煩わしく願うことは全身の体重を床の上に投げ出すことのみ。だが、煩わしくとも空腹は確実にあり、何か食べなきゃならないことは確かなので、食欲を感じないものの行き着けの中華料理屋に行った。

餃子を食べる元気は無い。酒を呑みたい気分でもない。強いて言えばチャーハンが食べたいが、ここのチャーハンは量が多い。以前注文したときなど、想像の四倍の量のチャーハンがでっかい皿に山盛りでよそわれ、食べても食べても食べても食べても減らないチャーハンに苦心したものだ。しかもそのときは餃子とビールまで頼んでいて、何度ギブアップしそうになったかわからない。そのうえ油が大量に使われているから胃に来るのだ、これが。

そんなもんを何故疲れているときに食べるのか、と自分に問いたい。案の定疲れた。美味しかったが疲れた。今回はチャーハンだけを頼んだが、疲れた体には多すぎた。正直三分の一で良かった。量を減らしてもらえないかな、と思った。恐らく頼めば調整してくれるだろう。だが悔しかった。何か悔しかった。だって学生の頃はこれくらい余裕で食べられたはずだから。今もきっと食べられるはず。食べられる体でありたい。だから食べる。

だから食べるったって疲れてるんだってば。

あぁ、これから消化にエネルギーを使ってまた疲れるのか、と思いつつ重い腹をさすりながら家に帰った。疲れた。美味しかった。疲れた。



日記録0杯, 日常, 筋肉少女帯

2013年7月4日(木) 緑茶カウント:0杯

発売から一ヶ月以上経過しているが、ほぼ毎日筋肉少女帯の「4半世紀」を聴き続けている。毎日毎日繰り返し繰り返し聴いているのに全く飽きず、それどころかさらに聴きたくなってくるので、欲望に逆らわずひたすら聴き続けている。ライブアレンジに近いため、聴くたびにライブのときの高揚感を思い出すことが出来るのも、繰り返し聴きたくなる理由のひとつだろう。おかげで朝から蜘蛛の糸やら再殺部隊、孤島の鬼などのドロドロした曲を聴きまくっているのに心は快活、笑みさえこぼれてしまいそうになるほどだ。

それにしてもこんなに再殺部隊を好きになるとは思わなかった。中野サンプラザのライブの感想でも書いたが、筋少の中では普通程度に好きといった程度で、特別な思い入れは無く、再殺部隊と銀輪部隊なら銀輪部隊の方が好みだったのだが、あの機関銃のようなドラムに心を撃ち抜かれてしまった。こんなに格好良かったのか。

踊るダメ人間にも惚れ直した。これもライブで聴く機会が多く、セルフカバーも今までに何度もされていたため、あまり目新しさを感じていなかったのだが、気付いたら毎日聴くようになっていた。「大槻ケンヂと橘高文彦」でカバーしたんだから今更セルフカバーしなくても、と思ったものだが、いやいや。全然違ったよ。筋肉少女帯は筋肉少女帯で全然別のバンドなのだ。オーケンと内田さんとおいちゃんと橘高さんと、エディと長谷川さんがいてこその音なのだ、と再認識した。

そろそろ別のも聴こうかなと思いつつきっと明日も抜け出せない。楽しいことだね。嬉しいなぁ。