チャーハンとチャーハンのすきま

2013年7月5日(金) 緑茶カウント:0杯

二十一時までは確実に元気だったが、どこかで糸がぷっちり切れて疲労が肩にのしかかりもうだめだ疲れた何もする気がしない。空腹感すら煩わしく願うことは全身の体重を床の上に投げ出すことのみ。だが、煩わしくとも空腹は確実にあり、何か食べなきゃならないことは確かなので、食欲を感じないものの行き着けの中華料理屋に行った。

餃子を食べる元気は無い。酒を呑みたい気分でもない。強いて言えばチャーハンが食べたいが、ここのチャーハンは量が多い。以前注文したときなど、想像の四倍の量のチャーハンがでっかい皿に山盛りでよそわれ、食べても食べても食べても食べても減らないチャーハンに苦心したものだ。しかもそのときは餃子とビールまで頼んでいて、何度ギブアップしそうになったかわからない。そのうえ油が大量に使われているから胃に来るのだ、これが。

そんなもんを何故疲れているときに食べるのか、と自分に問いたい。案の定疲れた。美味しかったが疲れた。今回はチャーハンだけを頼んだが、疲れた体には多すぎた。正直三分の一で良かった。量を減らしてもらえないかな、と思った。恐らく頼めば調整してくれるだろう。だが悔しかった。何か悔しかった。だって学生の頃はこれくらい余裕で食べられたはずだから。今もきっと食べられるはず。食べられる体でありたい。だから食べる。

だから食べるったって疲れてるんだってば。

あぁ、これから消化にエネルギーを使ってまた疲れるのか、と思いつつ重い腹をさすりながら家に帰った。疲れた。美味しかった。疲れた。



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