2013年12月8日(日) 緑茶カウント:4杯
新しいベルトの購入を決めたものの、それがどうにも長いので、店員に長さの調節をしてもらえるか尋ねた。二つ返事で受けてくれた店員に誘われ試着室へゴー。ベルトを巻き、余分な部分の長さを測ってもらい、一度外して店員に渡す。カットの担当は他にいるのか、店員は別の店員にベルトと切るべき長さを伝える。しかし、何故かその店員は了承しない。切る部分が長すぎる、と言うのだ。
ベルトの構造上それ以上は切れないのか、と思いきやそういうわけではないらしい。切ることは出来るが、そんなに切るのは切りすぎだ、と言う。とはいえ自分はしっかり試着をしたし、そのうえで切る長さを測ってもらっている。これでおかしいはずが無いのだが、念の為もう一度試着をし、了承しない店員が長さを測り、カットしてくれたのだが、カットしてくれたそれは微妙に長い丈だった。
参ったなぁ、と思いつつ店を出る。せっかく買ったベルトなのにどうにもしっくり来ない。だが、作業の様子は見てないものの、渡してから寄越してもらうまで五分もかかっていないことを考えるに、ベルトの長さを調節するのは意外に難しくないのかもしれない。
思い付きを実行すべく、自宅に帰って調べた結果、それは非常に簡単だった。長年、専用の器具と技術が必要と思いこんでいたのだが、マイナスドライバーとはさみがあればすぐ出来る。ベルトを噛んでいる金属の蓋にマイナスドライバーを差し込み、てこの原理でこじ開けてベルトの革部分を取り出し、好きな長さに切断したら、戻して直せばもう出来上がり。ものの三分で出来る作業だった。
もっと早く調べりゃ良かった、と切に思った。そもそも今回ベルトを購入したのも、所有のベルトの長さが微妙に合わず、長いこと気色の悪い思いをしていたからで、試してみればやっぱり簡単。ずっと体に合わなかったベルトがぴったりのジャストサイズに大変身。こうして自分は一日に二つ、ぴったりのベルトを手に入れることに成功したので、あのとき頑なに希望通りの長さにカットしなかった店員に感謝しても良いのかもしれないと思ったが、やはりあの人のことは腑に落ちないのでそっと呪っていくことにする。うっかり切りすぎてしまうが良い。