日記録2杯, 日常

2015年7月24日(金) 緑茶カウント:2杯

最近、かつて近しかったけれど近年遠かった人と、近しい人の近しい人の近しい人の死があった。二件。そして己は進まない自転車をこいでこいでこぎまくり一日約十四キロ前に進まず走っている。弔電を打った。思いを馳せた。心身に支障を来たす衝撃こそ無かったものの脳裏からなかなか離れない。日常の中にいるようで非日常の中にいるようでもある。寂しい。

亡くなった人の一人は、とある挫折を経験してから、ずっと動けなくなっていた人で、それが最近ようやく立ち上がり、何とか前に進み出すことが出来るようになった人で、その矢先に心筋梗塞。己とたった一つしか年が違わない。まだ若いのに、ときっと皆が言うだろう。己も思う。そしてまた、やるせないなぁと感ずるのだ。

もう一人の方は面識こそ無いものの、その人が亡くなったことできっとあの人が悲しむだろうということがよくわかり、その寂しさを思うと切ない。だが自分は日常を生き、通い始めたばかりのトレーニングジムに毎日通い、本を読み、アニメを観て興奮し、眠り、思うこともあるものの、日々を過ごしている。慣れたのだろうかと思いつつ、慣れるとはどういうことだろうと思いつつ。

明日も進まない自転車をこぐ。こぎまくる。



日記録3杯, 日常

2015年7月21日(火) 緑茶カウント:3杯

一念発起。室内でダンベルを振り回すにも飽きてきたので、トレーニングジムに入会した。つい最近、駅から家への帰り道に新しい施設が出来たのである。以前より興味を持っていたもののどこの施設も遠く、通える自信が無かったため足を踏み出せずにいたが、近いのである。とにかく近いのである。そしてそこまで高くないのである。何とかなる範囲なのである。いけるのである。

そうして本日。ギコギコと進まない自転車をこぎにこぎ、単調ながらもダンベルとは違う新しい動きが妙に面白く、さてこれを飽きずにいつまで続けられるかしらんと思いつつ、せめて週に二回、出来たら三回は通いつつ半年続けたいなぁと思うのである。

目標はふくらはぎに筋肉をつけること。頑張ろう!



日記録4杯, 日常

2015年7月15日(水) 緑茶カウント:4杯

それは殺人鬼を意味する言葉である、という認識を有しているにも関わらず、未だ頭に浮かぶのは、コーンフレーク大好き人間なのである。

シリアルキラー。

シリアルが大好きで大好きで仕方が無くて毎日シリアルばかり食べている人。栄養が偏っているだけで実に平和だ。確か最初にこの言葉を見たときはまだ意味を知らず、勝手に連想した挙句生まれたのがシリアル大好き人間。しかし、そもそもシリアルキラーと言うなら、シリアルを夢中にさせる人間でなければ意味が通らないはずで、ほら、マダムキラーはマダム殺しでございましょ? だからマダムキラーに倣ってシリアルキラーの意味を作るなら、シリアル大好き人間ではなく、シリアル愛され人間が正しい。よって己の中のシリアルキラーはねじれにねじれまくっていて、もうシリアルキラーでも何でも無いのだが、きっと今後もシリアルキラーという単語を見るたびに、いそいそと箱を傾けて皿に砂糖でコーティングされた穀物をザラザラ出し、牛乳をかけてもりもりニコニコ喰っている人が浮かぶのである。シリアルキラー。平和。



日記録6杯, 日常

2015年7月12日(日) 緑茶カウント:6杯

約半年か。二月の終わりに心療内科の予約を入れて通い始め、処方された漢方を呑みつつ地道に生活を続けた結果、何とか平穏を取り戻した。よってめでたく薬も終わり。心療内科通いも終わり。卒業である。

円形脱毛症はそのままで、未だ己の襟足にはハゲが鎮座していやがる。こちらはもう少し長丁場になりそうだが、まぁ半年経てば治る、かもしれない。以前にも円形脱毛症になったことがあるため、自分の細胞を誤って攻撃してしまう要素が体内にあるかもしれないと医師に恐ろしい指摘をされ血液検査を行ったが、そちらの心配は無いようなので気長に治るのを待つとしよう。あー襟足がスカスカする。涼しいっちゃあ涼しいが、早く生え揃ってほしいものである。

まあ襟足は後退しているが前進しているのは良いことだ。それにつけても思うのは、心療内科を受診することに対して、己の中に全く抵抗というものが無かったのは実に良かったということだ。調子が悪いなら行くべきだ、とわりと早く決断しさっさと門の扉を叩いた。そのように行動出来たのは先人の体験談のおかげであり、オーケン橘高さん友人の皆々様本当にありがとう。おかげで何とかなりそうである。何とか。

さーあ、あとは襟足だ。早く生え揃ってくれたまえ。



日記録4杯, 日常

2015年7月8日(水) 緑茶カウント:4杯

困った。ここしばらく、体は疲れに疲れきっていて、座している際もふとしたときにうつらうつらと舟を漕ぎそうになるのに、いざ布団に入ると一時間二時間眠れない。神経が研ぎ澄まされ、意識が覚醒するくせに眼球は疲労を訴えていて、体はだるいというアンバランス。早く寝たいという欲求と、寝ても良いという状況が噛み合っているのに噛み合わないジレンマ。

たった一日だけならまだしもそれが続いているのだからたまらない。睡眠不足、ここに極まれり。今パソコンに打っている文字も霞んでいる有様だ。目のピントが合わないのである。そりゃあ合わないだろうよ。眼鏡のレンズを拭いてもコンタクトを洗浄しても解消されないのは言うまでも無い。矯正器具ではなく、矯正される側に問題があるのだ。

何とか今日こそ安眠したい。いっそ寝酒を煽ろうか、と迷いつつ、アルコールを摂取しての飲酒はかえって疲れる性質であるのでこれは最後の手段にとっておこう。入念にストレッチをして安眠の準備を整えようか。

あぁ、ぐっすりと眠りたい。