日記録0杯, 日常

2014年8月20日(水) 緑茶カウント:0杯

ここ二日ろくに眠れていない。そもそも就寝が通常よりも遅く、その時点で睡眠時間は削られているのだが、どうしたことだろう。体は疲れ切っているのに目が冴えて、心臓がドクドクと鳴り、体温が上がり、思考がぐるぐる巡るのである。一日目は寝ることを試みつつ二時間三時間布団の上で過ごし、ようやく寝付いたのは夜も明ける頃。ぐったりと目覚めて今日こそはしっかり眠ろうと誓った。

ところが二日目も眠れない。昨日以上に疲れているのに眠気が来ず、自分の心臓の音が耳障りでたまらない。そして体が熱いのだ。試しに熱を測れば三十七度二分。微熱である。原因はわからないが、寝る努力を諦めて布団に転がり、ジョジョ四部を読みつつ眠気が来るのを待って寝た。

三日目の今日は疲労困憊で、熱は三十七度四分。もともと体温が高い方とはいえ夏の日差しにこれはきつい。流石に今日は体も限界なようで眠れような兆しが見えるが、念の為寝酒を一杯やろうか、いやしかしこれ以上体温が上がって熱くて眠れなくなる可能性も、と悩みつつ、悩む時点で負けであり、何も考えずに眠ろう、眠りたいと思っているのだ。



日記録0杯, 日常

2014年8月19日(火) 緑茶カウント:0杯

セミに包囲されている、と錯覚しかける蝉時雨。左右はもちろん、頭上は当然、驚くは足元からも声がすること。ジーワジーワミーンミンミンミィーンとセミ達が好き勝手に鳴き叫び、声を枯らしたセミが腹を見せて地面のあちこちに転がっている。時刻は夜も更け込む二十三時。暗闇の中、死んだセミと死にかけのセミとこれから死ぬセミ達に囲まれて、セミ捕りの欲求を抑えつつ、時折転がるセミを覗き込み生死を確認しながら、のろのろと歩く自分はまだ一食も食べていない。タイミングを逃してそれっきりで、空腹を抱え疲労を背にしながらも、あぁ何と抗いがたい欲求だろう。蚊に喰われながらもまだ、己は諦めきれず、木の幹を眺めながらゆらゆらゆらゆら歩いたのだった。



日記録0杯, 日常

2014年8月18日(月) 緑茶カウント:0杯

今日は疲れた、早く寝たい、とすると時間短縮のために風呂はシャワーで済ましましょうか、と心で決め、空っぽのユニットバスの中に入り、蛇口をひねり、湯を浴びたらうっわ気持ち良い、背中を流れる湯の心地良さったら無く、あーでも時間無いしなーと思いながら顔を洗い、早く寝ないと明日がつらいしなーと髪を洗い、眠いなぁ早く布団に入りたいよと思いつつ体を洗うも目前の欲望に抗うことが出来ず、泡を流した後、栓をして、狭いユニットバスの中で体育座りをしながら湯が溜まるのを待ったのであった。

結局三十分風呂にたゆたい、睡眠時間が削られたがなかなか満足していて、あぁ気持ち良かったなぁと思いつつも激烈に眠く、明日の朝のだるさきつさを思って遠い目をするのである。



日記録0杯, 日常

2014年8月12日(火) 緑茶カウント:0杯

猫アレルギーに対抗する薬をもらいにかかりつけの内科に行き、「なるべく猫に触らないようにね」と注意をされたときのこと。「いやあ、すみません、無理なんですよ~、だって猫が寄ってくるから。もう四六時中べったり。猫に愛されてるんでとてもとても。触らないようにしたって触って触ってと向こうから寄ってくっついてきますから無理ですよ~ははははは」とにやけながら主張しそうになるのをぐっとこらえた自分は、まるで聞いてもいないのに妄想モテ自慢を始める人間のようだと俯瞰から見下ろしつつ思いつつ、「いやー、気をつけます」と言うに留めたのであった。

ということで明日から実家に帰省するため更新が滞る予定である。しばらくさらば。ぐっどばい。



日記録0杯, 日常

2014年8月11日(月) 緑茶カウント:0杯

昔々、「詩のボクシング」という番組で聞いた「アリを食べるのはアリクイ、アリクイを食べるのはアリクイクイ、アリクイクイを食べるのはアリクイクイクイ…」という出だしで始まる詩を再読したい衝動に駆られた夜、己はずっとオオミズアオについて考えていて、もしあいつが猫、でなくともムササビくらいのサイズだったらきっとペットとして人気を博すに違いない、もっふもふだし目が円らだし愛らしいよなぁ、と、もふもふのオオミズアオと戯れる妄想をしつつ画像検索を楽しんでいて、オオミズアオも良いし、ヤママユガも可愛いよなぁとまた画像検索の旅に出て、すると連想するのはヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」。主人公「僕」がエーミールのクジャクヤママユの標本を盗んで潰してしまう話。あの印象的なエーミールの台詞は忘れられないのは良いとして、そこからどうしてアリクイクイに思考が飛躍したのかわからないが、今日は飲酒をしていませんよ。

どなたかご存知ないですかね、アリクイクイの詩。何故に検索しても出て来ないのだろう。読みたいなぁ。