2014年5月20日(火) 緑茶カウント:3杯
ゴトンゴトンと電車に揺られ、背もたれに体重を乗せながら、あぁ、今日はとても疲れたなぁと思った。いつもより早起きをし、遠出をして初めての土地に出向いたのだ。全体を通してみればさほど疲れることはしていないはずだが、出された食事の量が通常の倍以上で、消化にエネルギーを使ってしまったのである。こんなに満腹したのは久しぶりだ。美味しかったが、胃が重い。
それにしてもしばらく電車に揺られている気がするが、まだ目的の駅には着かないのか。そんな遠出をしたかなぁ、と天井近くに貼られた路線図を見上げて気付く。自分は反対方向の電車に乗っていた。なるほど、着かないわけである。これは納得せざるを得ない。
疲れて逆の電車に乗るとは何とも間抜けな話だが、疲れた人間の行動としては多いに正しい。模範的な過ちである。ならば、良し。
そして自分は静かに電車を下りて反対方面の電車に乗った。空いていてなかなか快適だった。