日記録2杯, 日常

2014年7月8日(火) 緑茶カウント:2杯

デコじゃなかった、デコルテは。

デコルテなる単語を知ったのはTwitterがきっかけで、筋肉少女帯のファンが、筋肉少女帯のギタリスト、橘高文彦のデコルテを褒め称えているやりとりを見たときのこと。それまで己はデコルテなる単語を知らず、よって連想したのは「デコ」より「額」なる箇所で、しかし額が白い美しいと惚れ惚れするのもおかしかろう、と検索して知ったのである。

そして思うのは、世の中には目の前に便利な道具があるにも関わらず、まず検索、ということをしない輩が多いことで。知らない単語を見かけたならば検索してみれば良いのにそれをせず、しないだけならばまだしも、「何言ってんの」とあげつらい嘲笑う輩が数少なくないことが腹立たしい。あるときには「肝腎」という単語を使って複数人に大笑いされ、「何言ってんの」と突っ込みを受けたことさえあった。あなた、突っ込む前に検索してみりゃあ良いじゃない。そうすりゃあ「肝心」という言葉は「肝腎」と表記することもある事実を二秒で知ることが出来るでしょうに。

自分なんて、知識が無いことを知られるのが恐ろしいがため、目の前にパソコンがある際には、知らない単語を見かけると真っ先に検索し、その意味を飲み込んで会話に臨む。それはそれでみっともなく思われるかもしれないが、調べる道具があるのならば、それを己は利用したい。辞書でもパソコンでも図鑑でも。人に聴くのも手だけどね。



日記録4杯, 日常

2014年7月7日(月) 緑茶カウント:4杯

車道を斜めに横断するのは人に非ず。丸めた紙、野菜屑、菓子の袋、腐った食物、ラップの一部、肉の削がれた鳥の骨、水を吸った新聞紙。ここ数週間、荒らされたゴミ袋を見かけることが増えていたが、ここまで派手にやられているのを見るのは初めてで気が滅入る。それは己のゴミでは無く、掃除するのも己では無いが、朝っぱらから目に入れたい眺めでは無い。

このところカラスの姿が散見せられ、同時に荒らされたゴミ袋を目にすることが増えていた。この地域のゴミ出しは朝の指定だが、前日の夜や夕方に出す人も少なくなく、半ば黙認されている状態で、するとおよそ十二時間ゴミが外に放置されるのである。中身が紙だけならばまだしも、無論生ゴミも数多く。そりゃあ狙ってくれと言っているようなもんさ。

それにしてもカラスという鳥は、不良並に声をかけることが戸惑われる存在感だな、と思いつつ。ギリギリの時刻にゴミを出すのであった。



日記録3杯, 日常

2014年7月6日(日) 緑茶カウント:3杯

昨日の呑み会で、己は次の約束を取り付けたらしいことを携帯電話に残されたメモで知った。すると記憶は芋づる式に掘り起こされた。自分は友人達を目黒寄生虫館に誘い、それに行くことになったのだ。

目黒寄生虫館。もう十回近く行っている。しかも、呑み会に参加した面子の一人とは既に二人で行っている。己は生涯で何度目黒寄生虫館に足を運ぶのだろう。そもそも十二月にも行ったのだ。半年前に行っているのである。

恐らく、自分の周囲の身近な人々で、己に目黒寄生虫館に誘われたことの無い人はいないに違いない。それで頷くかどうかは別として、ほぼ全員が誘われているはずである。誘われていない人は「何故自分を誘わないか!」と抗議すべきである。連れていくから。そうしたら。

東京以外に住む友人に、「東京観光をしたいのだが、おすすめを教えてくれまいか」と言われればまず目黒寄生虫館を提案する。他は上野博物館、中野ブロードウェイ、おわり。あぁ、何と言う選択肢の少なさよ!

ちなみに次回行く面子は皆ノリノリ。楽しんでくれそうなので殊更楽しみである。アニサキスにやられたイルカの胃袋を見ようぜ! ひゃっほう!



日記録3杯, 日常

2014年7月5日(土) 緑茶カウント:3杯

今日も友人と呑みまして。ビール大ジョッキをするする呑みつつ鰯を食べまして。美味しかったなぁ。生魚は苦手だが、薬味がたっぷり混ぜられた鰯のなめろうは美味しく食べられるという発見もあった。収穫だ。

鰯が美味いあまりにハイペースで呑み過ぎて一次会で解散。次の約束を新たに加えつつ。あぁ、楽し。



日記録0杯, 日常

2014年7月4日(金) 緑茶カウント:0杯

呑み会があった。そこで誰かが「アボカドとエビのサラダを注文するが、良いか?」と打診をした。全員が頷いた。己も頷いた。アボカドは特に好きでは無く、自ら食べることなど無いし、エビに至っては大嫌いだが、アボカドとエビ。この組み合わせは人気である。自分は食べないが誰かが食べれば良いじゃないか、と思って頷いた。

そして運ばれてくる皿。誰も箸を伸ばさない。

「実はエビが苦手で、皆食べて良いよ」「あ、俺もアボカドあんまり好きじゃなくて」「俺も」「私も」と口々に。唖然とする全員。注文した人も驚いている。「絶対誰かが好きだと思ったのに…」おい、あなたも嫌いだったのか。

さらに驚くべきことは、同じ現象がモツ煮込みで起こったのである。中心に据えられるモツ煮込みに誰も手を伸ばさない。「モツってだめで」「臭いが苦手」「でも皆好きだよね」「うんだいたい呑み会で注文するよね」「絶対好きな人がいると思ったのに」

良かれと思ってしたことが見事なまでに大失敗。二皿の不発弾を眺めつつ、こんなことがあるのだなぁ、と思った。