日記録2杯, 日常,

2015年1月15日(木) 緑茶カウント:2杯

「癖のある味だが、慣れると美味しいよ」と人から食べ物を勧められたことは無いだろうか。己はある。そしてこの言葉を聞くにつけ思うのは、慣れなきゃ美味さを感じられないものは、果たして本当に美味しいものなのかということだ。

そんなことを考えながら、首を傾げつつ食べている。Twitterで「美味しい」と話題になっていたので試しに買ってみた、カルビーポテトチップスしあわせバタ~味を。バター、蜂蜜、パセリ、マスカルポーネチーズが織り成す、あまじょっぱい味わいのポテトチップスである。これについて、「癖のある味だが、慣れると美味しいよ」とは言われていないながらもその言葉を連想したのは、これが美味いのか不味いのか判断がつかなかったからである。

未知の味だった。口の中に入れた途端困惑した。吐き出す不味さは感じられないが、喜ぶ美味さも無く、ただただわからない。しかし、食べ続けるうちに慣れてきてだんだんと違和感が減ってきた。だが、やはり美味いかどうかはわからない。ひたすら困惑してしまう。

癖があるものの慣れると美味しいものは本当に美味いと言えるのか、と問うならば、きっと美味いのだろうと思う。味の経験値が足りないことで美味を感じられない場合、経験値を積むことで学習し、美味を感じられるようになる。それが慣れると美味いということなのだろう。子供にとって苦痛でしかない苦味を大人が美味に感じられるように。では、このポテトチップスは美味いのか? わからない。わからないが、困惑しつつ何だかんだで食べ続けていて、そのおかしさに面白味すら感じているので、もしかしたら消極的に美味しいのかもしれない。わからない。



日記録3杯, 日常

2015年1月12日(月) 緑茶カウント:3杯

銀魂を読み続けただけの三日間であった。

ついに銀魂を最新刊まで全て揃えた。銀魂との出会いは十年以上前に遡る。まだジャンプを毎週購読していた頃に連載が始まり、短編の「しろくろ」を気に入っていた自分は空知英秋の新連載を心から歓迎した。単行本も喜んで購入した。だが、十数巻あたりで一度購入の手が止まったのである。特に理由は無い。何となくだった。

そのうちジャンプも読まなくなり、気に入った作品の単行本のみ買い続けるようになった。漫画自体はずっと買い続けていた。そんな中、書店で銀魂を見かけるたびに、いつの間にかこんなに巻数が出てるのかと毎度驚き、四十巻ってもう追いつけねえじゃねーか、五十巻ってもう追いつけねーじゃねーか、とたびたび思っていた。

しかし今日追いついた。ここ数日で一気に巻き返した。

数年前から長距離電車に乗る際などに、旅のお供に銀魂を手に取るようになった。これなら一話完結の話も多いのでどこから読んでも問題なかろうという理由で。そして繋がりを考えずに適当にちょこちょこと買うようになり、巻の始めが長編の後半の場合は流石に内容を掴めないので読み飛ばしながら買い進め、歯抜けながらも気付けば結構な数の銀魂が我が家に揃った。すると気になるのは読み飛ばし続けた長編部分である。では、そろそろ歯抜け部分を補完しようじゃないか、と思ったとき、事件は起こった。

だぶったのである。適当に買っていたためきちんと何巻が家にあるか覚えていなかったり、覚えのあるエピソードをジャンプで読んだのか単行本で読んだのかアニメで観たのかわからなくなったりした挙句同じ巻を買ってしまった。しかも二度も。こうなったらもう、一度整理するしか無い。

そうして整理をし、歯抜けの巻を洗い出し、この三日間で買い揃え、今まで読み飛ばしていた長編を読み直していたら全ての時間が消費された。これがその三日間。満足感はあるがこれで良いのか、と思わなくもない。またもう一つの悩みは置き場所が無いことで、床に詰まれる漫画のタワーが二本増えてしまい、部屋はより雑多になり、まるでダメ人間の巣のようで、どうしたもんかなと思っている。



日記録3杯, 日常

2015年1月11日(日) 緑茶カウント:3杯

人生で一番体重が多かった時期と同じ体重になってしまい減量キャンペーンの開催を決意したことは先日の日記に書いた。そこで今月中に一キロ半落とすことを目標とし、現時点で二キロ半落とすことに成功した。無理はしていない。毎日の生活に運動を加え、飲酒を控え、食事の質を改善しただけで、食事自体は抜いていない。タンパク質も糖質も適度に摂っている。よって体に悪いことは無いはずだ。

恐らくこのあたりが減少のピークで、今後は体重減少のペースが停滞してくることだろうが、まぁ地道に続けよう。ちなみに先日の宣言どおり、最大値の頃の自身の体型を写した写真は撮ってある。撮った直後にまかり間違って誰かの目に触れることのないように携帯電話の奥深くに収納し鍵をかけて封印した。だらけそうになったらこれを見て己を奮い立たせよう。よし。頑張るぞ。



日記録2杯, 日常

2015年1月7日(水) 緑茶カウント:2杯

網はある。網はあるものの、何故にこの眼科はこの激流を採用しているのか。

何度ここで冷や汗をかいたかわからない、とある眼科の洗面台。主にコンタクトレンズの着脱に使われるそれは綺麗に磨きぬかれ、右側には鏡とティッシュ、左側にはコンタクトレンズのケースが備えられている。ごく一般的な眼科の洗面台だ。しかしセンサー式の水道に手を翳すと一転、異常な洗面台として目に映る。何故だか知らぬが、一般家庭の蛇口を全力でひねった結果生じるレベルの水圧で、勢いよく激流が放たれるのである。

初めてこの洗面台を使用したときは、何かの罠に引っかかったのかと思った。指先に乗せたコンタクトレンズは激流に呑まれ渦を巻き、あわや排水口の奥へと思われたが、網に拾われて事なきを得た。事なきを得たいかがなものか。そもそも、眼科じゃなくともこんな勢いの水が出るセンサー式の水道なんぞ見たことが無い。そのうえで、何故よりにもよってコンタクトレンズの着脱のための洗面台で、これ。

センサー式ゆえ強弱の調節が出来ないのがまた歯がゆい。激流は突発的に流れ、勢いは衰えることなく、いきなりビャッと止まるのだ。実に歯切れが良い。メリハリがあるにも程がある。

この激流を前に己に出来ることはただ一つ。とにかく真剣に注意深く蛇口を向き合うことのみ。だが、いつも想像を超える激流が放たれるのでわりと毎度びっくりする。しかし。びびりつつ、使いづらいと思いつつ、ここに来てこの激流を見ると「あーこれこれ」と嬉しくなるようになってしまったので、使いやすくなったら寂しいかもしれない。

こういうわけのわからないものは、楽しい。



日記録2杯, 日常

2015年1月5日(月) 緑茶カウント:2杯

まぁ予想はしていたが。しかし達成してしまうとは。人生で一番体重が多かった時期と同じ体重になってしまった。無論身長は伸びていない。ギリギリ標準体重内ではあるものの、手持ちのズボンがきつくなってしまっている。ベルトも普段使わない穴に金具が通る。よろしくない。

十二月に、四月までに四キロ体重を落とすことを目標に掲げたが、とりあえず今月中に一キロ半落とそう。そのためには運動の再開と飲酒の断絶が必要である。あと糖分摂取も控えようか。

とりあえずせっかくなので、今の自分の写真を撮っておこう。そして毎月見比べてみるのである。こういう楽しみを設定するとやりがいが出来るのでよろしい。よし、やってみましょうぞ。