日記録3杯, 日常

2014年9月20日(土) 緑茶カウント:3杯

仲の良い友人達と池袋に行き、猛毒展の特別展示を堪能した後、焼き鳥を食べてビールを呑んだ。毎回、会うたびに次の予定が一つ決まって繋がっていくのだが、今回は外呑み、宅呑み忘年会、年明けに一泊二日で箱根旅行と、新しい予定が三つも増えた。箱根は未体験の土地なので殊更楽しみである。レンタカーを借りて行く予定だが、自分は自動車免許を持っていないので何かしらでカバーする必要があるだろう。何で賄おうか、と今から考えつつ。楽しみだな。



日記録3杯, 日常

2014年9月18日(木) 緑茶カウント:3杯

カサカサに乾いているから溶解することもない。かれこれ一ヶ月以上は経つだろうか。ずっとお隣さんの玄関ドアーの前に、つぶらな瞳のアブラゼミの死骸が転がっていて、出入りするたびに死骸の瞳と目が合う日々を過ごしている。

生前にも面識があった。とはいえ、ひどく弱っていたが。だが、まだ自ら動く力は残っているようで、じたばたともがきつつ匍匐前進の姿勢で移動しており、ただし飛ぶ元気は無いようで玄関前から移動することが出来ずにいた。彼が息を引き取ったのはそれから間もなくのことである。ピクリとも動かず、匍匐前進の姿勢のまま彼はお隣さんの玄関前にいた。暑い日だった。

その彼が死後一ヶ月以上経って、まだいるのである。お隣さんの玄関ドアーの前に。

何故片付けないのだろう。別れを惜しんでいるのだろうか。お隣さんも己と同じように、出入りのたびに死骸と挨拶をしていて、それを一日のリズムに組み込んでしまっているのだろうか。しかし。玄関ドアーの前である。出入りの頻繁な場所である。よく踏まないものである。片付けないが、踏まれもしない。一ヶ月以上彼が無事な姿でいることに己は驚きを禁じえない。

そして今日も、あぁまだ無事だ。元気に死んでらっしゃると、死骸の目と挨拶をして帰宅するのである。



日記録3杯, 日常

2014年9月17日(水) 緑茶カウント:3杯

引越しの予定は無いのに賃貸を検索しては、へー、ほー、と脳内で感想を漏らしつつウィンドウを閉じる。今の部屋は狭い。狭いが家賃のわりには広い。広いが狭いし物が多い。そもそも六畳間に本棚二つ、ブラウン管のテレビ、こたつ、机、椅子、ベッドを置くのが間違いだ。そのうえ床には本棚から溢れた本が積み重なって塔を作っている。間違いの積み重ねである。

いつか壁一面が本棚の部屋を持ちたいと思いつつ。取り急ぎ己は部屋よりも、このブラウン管のテレビをどうにかしなければならないはずで、来年デジアナ変換のサービスが終了し本格的にただのDVD再生機と成り果てるが、いっそこの空間を空けてしまうのも良いかもしれないと思い始めている。



日記録3杯, 日常

2014年9月6日(土) 緑茶カウント:3杯

オリジナルアルバムは既に全て所有している。ライブ盤も持っている。インディーズ時代のものだってある。よって、今現在、中古屋で捜し求めている品は無いのだが、中古屋に行くと必ず毎回筋肉少女帯のCDがあるか確認してしまうのである。

まずJPOPのカ行のコーナーに行き、「キ」から「ク」の間に挟まれているミュージシャンの名前が書かれた仕切り札を探す。ここに筋肉少女帯の札があれば満足感が得られる。ついでに「筋肉少女隊」と表記が間違えられていなければ心の中で店を褒める。この札の中にオーケンのソロや特撮のアルバムも一緒に突っ込まれていることもあるが、筋肉少女帯のものしか無い場合は改めて「オ」や「ト」を見に行く。きちんとそれぞれ札が用意されていると心の中でガッツポーズを取る。そして去る。

これは習性であって義務でもあり、今日も今日とてブックオフ、ディスクユニオン、レコファンを巡って同じ行為を繰り返した。本来自分が求めているのはまだ入手出来ていないアンジーのアルバムや、町田康関連の希少な品なのだが、まずは筋少関連を確認してしまう。確認し、ジャケットが見えるように飾られていると嬉しいなと思い、最近のCDがいくつも刺さっていると寂しいなと思い、あまりにも品揃えが良すぎると、データだけで満足出来るためにCDを全部売り払ったのか、それとも他に関心が移ったのか、もしくは所有者に不幸があって家族が処分したのだろうか…と考え込んでしまう。

誰かが所有しているCDが何らかの理由で手放される場合、全てが中古屋に行くわけでは無く、当たり前だがゴミとして処分されるものもある。すると年々過去に発売されたCDの現存数は減っていき、中古屋での流通も徐々に徐々に少なくなっていくということを、ほぼ全シリーズが揃った状態で並べられているタイトル群を見るたびに感じる。自分が求めている品もこうしている間に母数を減らしているのかもしれないと思うと、どうにか早めに出会って回収したいと感じつつ、今日も今日とて中古屋を巡るのである。



日記録3杯, 日常

2014年9月5日(金) 緑茶カウント:3杯

三倍の速度で一日を過ごし、コンタクトレンズをつけているにも関わらず視界はぼやけ、ピントは合わず、目薬も力を発揮しない。ただただ猛烈な速度で生き抜いた金曜日を過ぎて、やっと祝杯を挙げられる喜びに打ち震える土曜日の目前。傍らにはモッツァレラチーズとトマトのサラダに、こよなく愛するアルコール、そして命の水緑茶。

さぁ、休日の始まりだ!!