日記録3杯, 日常

2014年4月27日(日) 緑茶カウント:3杯

玄関のドアーの調子が悪い。家を出るためにドアノブの鍵穴に鍵を差し込み、回し、抜こうとするが、抜けない。がっちりと噛み付かれたかのように微動だにしない。どうしたことかとガチャガチャと音を鳴らして回し、抜けたと思えば鍵が開き、ドアノブを回せば閉めたドアーが開いてしまう。

何度か繰り返すことで鍵をかけることに成功し、それから数度その不調は発生しつつも、何が原因かわからぬまま、急に不調はなりを潜めたのであるが、なりを潜めてしまったことで自分は今困っている。不調が続いてくれていれば管理会社に説明がしやすいのだが、落ち着いてしまった場合、対応してもらえるのだろうか?

近々契約更新があるのでその際に伝えておこうとは思うが、場所が場所なだけに不安にかられる。困ったものだなぁ。



日記録3杯, 日常,

2014年4月8日(火) 緑茶カウント:3杯

つらつらと日記を読み返してみたところ、二ヶ月ほど前の日記にお浸しの便利さに感動する記述を残しているのを見つけた。そうか二ヶ月前か。

あれから二ヶ月経ったが、今も毎日己はお浸しを食べている。

日曜日にいそいそと野菜を茹で、水を切り、タッパーの中のだし汁に漬けて冷蔵庫にゴー。それから四日はみずみずしい野菜を堪能出来る。かつおぶしと醤油で味わうのはもちろん、うどんに乗せても美味しいし、スープに入れれば緑鮮やか。スナップエンドウ、菜の花、ほうれん草、小松菜の登場頻度が我が家では高い。特にスナップエンドウはほぼ毎週買っている。何て美味しいのだろう!

お浸しを二種類作り、皿に盛り付ければそれだけでちょっとしたボリュームになる。サクサクパリパリ、シャキシャキむしゃむしゃ、口の中では愉快な歯ごたえ。これさえあれば忙しくても何とかなるような気さえする。流石にそれは錯覚だが。

今、我が家には小松菜のお浸しがたっぷりある。それとスナップエンドウのお浸しが少し。タッパーを開けるたびに幸せな気分になる。すっかりファンになってしまったなぁ。大好きだ。



日記録3杯, 日常

2014年4月7日(月) 緑茶カウント:3杯

何故なのか。吉だろうか大吉だろうが末吉だろうかいつだって同じ。いつだって来ない。いつだって待ち人はやって来ない。手にしたおみくじには「大吉」と書かれていたが「待ち人」の箇所には「さわりあり、来らず」。吉だろうか大吉だろうか末吉だろうかいつだって結果は同じ。待ち人は必ずやって来ない。

そしてその日も友人は待ち合わせ場所にいなかったのだった。

とはいえ今回は体調不良とのことなので仕方が無い。確かにそれは「さわり」である。納得だ。体調不良にも関わらず付き合ってくれたのだから有難いことだ。山まで登ったしあっちこっち行って実に楽しかった。桜も綺麗だったなぁ。しかしそれにしても、それにしても遅刻の常習犯の多いこと。ドタキャンの少なくないこと。大吉のおみくじを眺めつつ、これは良い結果と言えるのかと考え込まざるを得ない。大吉のわりに嬉しくないぞ。

後日、「待ち人」とは文字通りの意味ではなく、恋愛や人生の転機に関わる人、という意味であることを知ったが、己に限っては、この「待ち人」は文字通りの意味では無いかなぁ、と思う。ちなみに友人はおみくじを引くといつも安産が出るそうである。友人は男性である。いつか何か面白いものを生むかもしれない。



日記録3杯, 日常

2014年3月3日(月) 緑茶カウント:3杯

ふっくらと炊き上がった掛け布団と敷布団に、じっとりと湿ったシーツと布団カバーを着せた。

失敗した。己は失敗したのだよ。

数日前、衝動に乗って購入した布団乾燥機は、予定では今週末以降に届くことになっていたのだが、意外や意外、出荷が早まり、本日手にすることが出来たのである。おお、待ちわびた品! これぞ太陽の代替品! これで己は、花粉の時期も梅雨の時期も、ふんわりと乾いた布団で眠ることが出来るのだ!

早速使おうじゃないか。己は気が急いていた。そして、どうせなら徹底的にやろうと決め、シーツと布団カバーを外し、洗濯機に放り込んだ。洗濯を開始し、裸になった一組の布団に布団乾燥機をセット。無論、その前に取扱説明書はきちんと読んだ。使用方法を間違えないために。

布団乾燥機はゆるやかに作動し、布団をふんわりと炊き上げる。ついつい気になって何度も布団に触れてしまう。布団は隅から隅まで温められていて、とても愉快な気分になった。程なくして洗濯も終わり、己は洗濯機を操作して、乾燥モードに切り替えた。

しかし自分は読んでいなかったのだ。洗濯機の取扱説明書を隅々まで。そうして己は、勘違いをしたまま使ってしまったのだ。

結果、己は微妙に湿ったシーツと布団カバーを前に途方に暮れることとなった。洗濯機には乾燥モードがあったが、それは熱を用いるものではなく、風を送り込んで乾かすというもので、軽い衣類にしか利用することが出来なかったのである。恐らく、洗濯機は精一杯頑張ってくれたのだろうが、どうにも力不足だったらしい。

さて、太陽がとっぷり沈んだ今、湿ったシーツと布団カバーを、己はどのように始末する?

選べる道は一つしか無く、故に冒頭の狂行に至ったのである。働かせたばかりの布団乾燥機を再びセットし、最大出力の「ダニ対策モード」を選択して熱風を中に送り込んだ。寝るまでにどうにか乾いて欲しいと、今までに無く強く願って。



日記録3杯, 日常

2014年2月26日(水) 緑茶カウント:3杯

家にいるときは専らのこと、ウォークマン付属のスピーカーにウォークマン本体を挿して部屋に音楽を流しているのだが、あるときからスピーカーの調子がおかしくなってしまった。普段は問題なく音楽を再生してくれるのだが、不意に病気を発症すると、いきなり音量がどんどんどんどんでかくなるのである。

初めてその奇病に立ち会ったときには、何やら音の派手さが増していくな、はて、これはこんなにここで盛り上がっていただろうか、と疑問を抱きつつも暢気に構えていた。すると見る見るうちに倍々に膨らみ気付けば爆音。これは静かな曲調からだんだんと大いに盛り上がって弾ける曲ではなく、単に音量が加速度的に上がっていっていることに思い知らされ、急いで飛びつき、必死で音量ボタンのマイナスを連打するも収まらない。しかもよりによって流れていたのは、思い焦がれる少女を殺めた少年の、犯罪告白と幻聴のような嘲り笑い。筋肉少女帯の「蜘蛛の糸~第二章~」。何故、どうしてよりにもよってこれなんだ! 畜生め!

そして最近、その奇病の発症頻度が徐々に上がってきており、そのたびに自分は必死でマイナスを連打しつつ、ご近所さんの目、いや耳を気にしながら、同時に何で奇病を発症するのはいつもいつも世界を燃やし尽くしたり世界を憎んで狂気の蝶が飛んだりダメな奴はダメだと断罪され、悲鳴と嘲笑が怒涛のように展開する、そんな曲のときなんだ! とタイミングの悪さを呪いながら、次こそはマイナスを連打する前にさっさと停止ボタンを押すぞ、と胸に誓うのだった。