2020年4月17日(金) 緑茶カウント:2杯
ひどい無気力で動けなかった。仕方なしにベッドに横になった。疲れているのに眠れず、ただただ覚醒していて、布団の中で寒さだけを感じていた。
こいつはやべえや。ってことで、さくっと心療内科の予約を入れたのさ。
かかりつけのそこは常に込み合っているため数週間待ちが当たり前なものの、運良くキャンセルが出て翌日診てもらえることになった。ありがたい。まぁ、無理は無いと言うかむしろ納得と言うか。だって状況が悪すぎる。介護のために六十代の父が退職して遠い遠い土地の祖父母のもとに行くことになって、大事にしていた実家が空き家になって、愛する老猫も父と一緒に引っ越すことになって、実家には電気もガスも水道も通らなくなり、帰る場所が無くなって、苦手な祖父母には会いたくなくて、そんな中でコロナウイルスが蔓延して心の糧であるライブが無くなり、愛するミュージシャンとライブハウスが大事にされないことに絶望し、気晴らしも出来ず友人にも会えず、ひたすら寂しさが募る。そんな中で調子を崩さないはずが無い。
だからさぁ、必然なんだよこれは。
そんな中で、しんどくなったら心療内科に行くべき、って教えてくれたオーケンの存在がありがたい。
最初に心療内科の門を叩いたときは緊張したさ。自分が「普通の人間」の枠から外れたような恐怖感も抱いたよ。でもそれはそれこそ偏見だったんだなぁと思って、でもそれを否定して自分を責めるのも良くないとも感じていて。そうして何度か通ううち、心の状態が危うくなったら心療内科に行くのが普通になって、それこそ熱が出て鼻水が出てくしゃみが出たら病院に行くように。気軽にサクッと「よっしゃ行こう」と思えるようになったのさ。
結果、悪化せず過ごせている。
だいたい年に一回くらいのペースで通っている。
それができてありがたいと思う。
方法はそれぞれだろう。それぞれの中で、どうにか自分をキープしていこう。その一つの方法が心療内科なら臆せず行こうじゃないか。だって今は特に非常事態なのだから。
動けなくなる前に、ぜひ。もし、近い状態の人がいるのなら。