日記録0杯, 日常

2016年4月17日(日) 緑茶カウント:0杯

聞いておくれよ。今日は何と午前七時に目が覚めたんだ。時計は十時半にセットしていて、それすら普段よりずっと早い起床時刻だと言うのに。聞いておくれよ。その前日己は二十三時半に寝たんだ。普段は日付が変わって数時間経った後ようやく床に就くというのに、その日は何故かやけに眠くて、自発的に布団に入り、うとうとしながらぼのぼのを読んで、そうして日付が変わる前に寝たんだ。

聞いておくれよ。七時に目覚めて、二度寝して結局十時半に起きたのだが、十一時間も寝たというのにまだ普段よりも早い起床時間だったから、昼間の時間がたくさん残っていたんだ。だから己は布団を干そうかな、と思って窓に近付いたのだが、窓を開ける前からわかる暴風雨の音。そうして開けてみるとさもありなん。向かいの洗濯物は風に吹かれてバタバタ暴れていて今にも旅に出そうな塩梅。お向かいさんはよくこの天気に洗濯物を干したものだなぁと感心した。

窓を閉め、野菜を刻み、炒めて、湯を沸かし、インスタントラーメンを作った。

己は毎週日曜日、一時半に整骨院に行く。体の調子を整えるためである。そうして施術を受けた後に昼飯を食べるので、昼飯というよりもおやつに近い時刻になっている。だからこうして昼に近い時間に昼飯を食べるのは珍しい。正しいことをしているなぁ、と満足しながら麺をすすった。美味なり。

整骨院の予約の時間までまだ余裕があったので、掃除機をかけ、クイックルワイパーをかけ、コロコロをかけて部屋を綺麗にした。未だ物は雑然としているが、まだましだろう。そうしてまたぼのぼのを読み、暴風雨の中整骨院に出かけ、昼飯は既に終えているので、何も食べずにスーパーに寄り、一週間分の食材といちごを買って家に帰った。さがほのか。

何をやってもまだまだ時間がある気がして。単にいつもより早く寝ていつもより早く起きただけなのだが。日が落ちる前に夕飯と常備菜の準備をし、洗濯機を回し、まったりと風呂に入ってぼのぼのを読み、晩酌を楽しんで、今日記を書いている。書き終わったら緑茶を飲もうかな。ちょうど新しく封を開けるタイミングなんだ。あの袋を開けた瞬間の甘い香りが好きなんだ。

こうして。いつもよりも穏やかな日曜の夜が更けていくのである。



日記録0杯, 日常

2016年4月10日(日) 緑茶カウント:0杯

うーんどうしたものかな。アパートの建て替えを予定しているので退去してほしい、という連絡を受けて、本日不動産屋で打ち合わせを行ってきたのだが。退去は二年後、引越しに伴う費用はオーナーは前向きに検討している、そこで契約内容を変更して欲しい、受け入れられないなら更新前に退去してくれ、なることを言われたのだが、肝腎の「前向きに検討」部分が現状曖昧で、いやそこんところをしっかり提示して欲しいんだけど……って話なのだが、そこについてはまだ先の話なので明確には決まっていないと濁される。しかし己には契約更新もしくは退去の選択肢しか与えられておらず、どうしたものかなーと悩んでいる。

というのも、もしかしたら三年後に引越しをしなければならないかもしれない、という可能性が発生したからである。すると二年後に今のアパートを引っ越して、その直後にまた引っ越して、という無駄な労力と資金が発生してしまう。特に自分の場合、所有している「物」の数が莫大だ。過去に引越しをしたときも、引っ越し屋から「一人暮らしの量じゃない」と言われたほどだ。そうすると引っ越し代もその分かかり、引っ越しをするとなると敷金礼金、仲介手数料などなども発生する。懐が非常に寂しくなるのである。

よって、「前向きに検討」部分の内容によって己の今後の生活が変わるのである。主に経済的な面で。しかし事情を説明するも不動産屋はのらりくらりとしていて。困ったなーどっかに相談するしかないのかなーと頭を抱えている現在。困ったことになったものだよ。あぁ。



日記録0杯, 日常

2016年4月9日(土) 緑茶カウント:0杯

この一週間はだいぶ燃え尽きていた。エイプリルフール企画で全力を出しすぎたせいで。何と言っても体が疲れ切っていた。朝から翌朝までぶっ通しでおそ松さん達を描いていたので。正座して。パソコンに向かって。こたつの周りにおそ松さんの設定資料集が載っているアニメ雑誌を開いて、それを眺めながらペンタブを握っていたので。もう腕も肩も背中もガッチガチである。楽しかったけど疲れたのである。

たっぷり眠って疲労から回復した今日は渋谷に出かけ、スーツを新調し、タワーレコードとアニメイトに寄った。最近「あろまさんぽ肆」が出たそうなのでよっしゃー買おう! と思ったものの、「肆」の他に「零」があり、この「零」が他のあろまさんぽシリーズと違う装丁で、サイズもちょっとでかいのである。何だこれ? いや「零」も出たという話は耳にしていたが、何でこれだけ違うんだ? どうすれば良いんだ? と混乱して、混乱の挙句結局何も買わずに店を出た。ちゃんと調べて、二つの違いがわかったら購入しよう。

アニメイトで「聲の形」の第一巻が試し読みできたので読んでみたところ、面白かったので興味を持った。ちょっとこれは買ってみたいな。

おそ松さんが終わってからの深夜の楽しみはアニメ・ジョジョ四部である。おそ松さんを観ていたときは、「週の始まりに楽しみがあるって素晴らしいなぁ!」と思っていたが、ジョジョが金曜深夜に放送されると「火曜日寝不足にならずに済むって、良いな……」と体の楽さを噛み締めたのであった。ジョジョのシリーズで一番好きな第四部。アニメ化されるなんて夢みたいだ。これから毎週杜王町の日常を観られるんだなぁ、と思うと感慨深い。実に嬉しい。

明日は、現在居住しているアパートの建て替えに伴う何やらかんたらの打ち合わせをするために不動産屋に行く。何の話をするのかなー。一応、建て替えの際どのようなことが行われるか、ということについては調べたが。うーん、不安。

そんなわけで、まったり生きている。



日記録0杯, 日常

2016年3月31日(木) 緑茶カウント:0杯

アパートの管理会社から電話を受けたとき、己は何かしらやらかしてしまっただろうかとヒヤヒヤし、この半年間観続けていた深夜アニメの音量と自身の笑い声を振り返ってみたが、心配は杞憂に終わった。

しかし。騒音による苦情を受けて退去を命じられるわけではなかったものの、どのみちこのアパートを出なければならなくなってしまい、どうしたものかなぁ、と考えている。建て替えるそうなのだ、このアパートを。まぁ無理もない。立地と広さと設備に比してみると随分安い家賃なのである。つまり古い。よって建て替えの必要が生じたということだ。とても理解できる話である。理解できるが困るのである。だって安いから。とても。

とはいえ、建て替えが発生しなければこのままずるずる何年も何年も同じ部屋に住み続ける未来が見えており、ただでさえ物の多さに辟易しつつも物を減らせないというどうしようもない毎日を送っていることを考えると、これは良い機会かもしれない。こんなことがなければなかなか重い腰は上がらないのだ。だって物が多いから。物が多いから難儀なのだ、引越しは。

二週間後、管理会社と打ち合わせをすることになった。どんな話が飛びやすやら。ちょっとドキドキしている。今。



日記録0杯, 日常

2016年3月25日(金) 緑茶カウント:0杯

太宰治の「晩年」が読みたくなり、kindleで探したところ面白いものを見つけた。国会図書館に保存されている古書を画像として取り込みPDF化したもので、黄ばんだ紙の上に印字された文字が乗り、ところどころに茶色のしみが出来ている。解体することなく本をそのままスキャンしたのか、のどに近い一行は斜めにゆがみ、ページによっては非常に読みづらい。当時はkindleを所有していなかったが、大学の頃図書館で複写した本を家に持ち帰り、レポート用紙に肘をつきながら読んだ日を思い出す。あれもうまくコピーが出来ず、写したページが紙と平行にならないことが常であった。

読みづらいが味わい深いが読みづらい。電子書籍として最適化されたものでないだけに、それに慣れた身には不便を感じるところもある。本棚を探せば読みやすい文庫本もいつかは発掘できようが、どうしようかなぁ。

最後まで読み進めるか否か迷いつつ、褪せたページをめくるのである。