建て替えるそうだ、アパートを
2016年3月31日(木) 緑茶カウント:0杯
アパートの管理会社から電話を受けたとき、己は何かしらやらかしてしまっただろうかとヒヤヒヤし、この半年間観続けていた深夜アニメの音量と自身の笑い声を振り返ってみたが、心配は杞憂に終わった。
しかし。騒音による苦情を受けて退去を命じられるわけではなかったものの、どのみちこのアパートを出なければならなくなってしまい、どうしたものかなぁ、と考えている。建て替えるそうなのだ、このアパートを。まぁ無理もない。立地と広さと設備に比してみると随分安い家賃なのである。つまり古い。よって建て替えの必要が生じたということだ。とても理解できる話である。理解できるが困るのである。だって安いから。とても。
とはいえ、建て替えが発生しなければこのままずるずる何年も何年も同じ部屋に住み続ける未来が見えており、ただでさえ物の多さに辟易しつつも物を減らせないというどうしようもない毎日を送っていることを考えると、これは良い機会かもしれない。こんなことがなければなかなか重い腰は上がらないのだ。だって物が多いから。物が多いから難儀なのだ、引越しは。
二週間後、管理会社と打ち合わせをすることになった。どんな話が飛びやすやら。ちょっとドキドキしている。今。