日記録1杯, 日常

2014年1月16日(木) 緑茶カウント:1杯

所有しているセーターの洗濯表示を確認するためタグを露出させると、洗濯の他にもいくつかの注意点が記載されていた。ちなみに自分が洗濯表示を確認したのは表示に沿って洗濯するためではなく、安心して洗濯機に突っ込めるかそれなりに覚悟をして洗濯機に突っ込むべきか念の為見極めておこうと思っただけのことで、どんな表示であれ手洗いを実施する優しさは無い。

閑話休題。注意点の一つとして、毛玉について書かれていたのだが、「この衣類は性質上ピリング(毛玉)が発生しやすいため、扱いには注意をしてください」「ピリング(毛玉)が発生した場合にはハサミなどで除去してください」「ピリング(毛玉)を取りすぎると生地が傷む原因となりますのでご注意ください」などなど、さして長くもない文章にやたらと「ピリング」という単語が頻出している。そしてその全てに「(毛玉)」が追記されていた。

恐らく、「ピリング」だけでは通じない人もいるだろうという予測のもと、書かれた文章なのだとは思うが、もういっそそれなら「毛玉」だけで良いんじゃないか、とピリングという言葉を知らなかった自分は思うのだが、きっとこれを書いた人には何か譲れないものがあったのだろう。もしくはここで啓蒙したかったのか。「毛玉は、ピリングとも呼ぶのですよ!!」と。

一つ賢くなれて良かった。ありがとう「ピリング(毛玉)」と書いた人。そして自分は当初の目的を忘れて何も確かめずに洗濯機にセーターを突っ込んだ。極端に縮まないことを祈る。



日記録1杯, 日常

2014年1月6日(月) 緑茶カウント:1杯

粗食を志した直後にビールが三本当たった。くじで。
神は己の減量を阻止しようとしているのかもしれない。

しかも五つくじを引き、うち三つが当たりだったのである。当選くじ一つにつきビール一本。計三本。己はさしてくじ運が良くない方であるにも関わらず。まさかここで年明け早々運を使い切ったのか。いくら何でも計画性が無いにも程があるのではないか、と自問したい。

くじはキリンビールによるキャンペーンである。キリンビールのキャンペーンサイトを経由してTwitterのフォロワーにメッセージを送るとURLが添付され、受け取り側がURLをクリックすると抽選画面が表示される。プレゼント数は三万本。メッセージの送信対象者数は一回につき十人だが、何度でも送信可能なようだ。そして自分は五人からメッセージをもらい、うち三本が当選したのだった。

タイムラインを見る限り自分は結構当たっている方らしいが、これはもしや年末年始のキリンビールの消費量に比例して当選本数が増えるのだろうか、と思ったのは単純計算で一週間でキリンビールの五百ミリ缶を軽く二十本以上は呑んでいたから。これだけ呑んでいればキリンさんも三本寄越してやろうと思ったのかもしれない。

ありがとうキリンビール。頑張ろう粗食。続けられるのか粗食。ははは。



日記録1杯, 日常

2014年1月2日(木) 緑茶カウント:1杯

ところで。服屋に参りますと、SサイズMサイズLサイズLLサイズの服が置いてあるじゃないですか。その中でSサイズの服を取ろうとしたときにですね、何故かSサイズが一番高い棚、そしてLLサイズが一番低い足元の棚に置いてある、ということがたびたびあるのです。あれはおかしくないですか。おかしいと思うのですよ。

そうして、高いところにあるものを取ってもらえないかと同行の者にお伺いを立てたとき、「身長の不自由な人」という表現をされたわけですが、己はその表現で称されるのは人生において二度目でございまして。上手いことを言ったつもりでありましょうがハハハざまあみろ、与り知らぬところであろうが貴様は既に二番煎じであるのですよ、と思ったりしつつ年始早々密かに憎みました。

以上。



日記録1杯, 日常

2013年12月25日(水) 緑茶カウント:1杯

サークルの友人達と集まったのだ。それは忘年会であり、クリスマス会であり、友人の恋人のお披露目会でもあったのだが、見事なまでに、二十五日であると言うのに、己が指摘するまで「メリークリスマス!」という言葉が出てこず、ずーっとわあわあきゃあきゃあ言いながら、時に綺麗なおねーさんの口車に乗せられて五百円のショットグラスを一瞬で空にしながら、楽しい時間を過ごしたのであった。

一軒目では生ビールを三杯か四杯呑み、二軒目ではビールをニパウンドと何らかのショットグラスを一杯呑んだ。帰宅の際にはコンビニでベーコンとにんにくのパスタを買い、これを温めて家で食べた。呑み会中、「二軒目でウヲの腹を一杯にしよう!」と友人が大声を出し、いきなり何を言いやがるこっぱずかしいなと思ったのだが、そういやご飯物や粉物は足りなかったなぁ。

全くクリスマスとは関係無かったが、良いクリスマスでございました。



日記録1杯, 日常

2013年12月20日(金) 緑茶カウント:0杯

呑み会帰り。終電を逃し、タクシー乗り場の行列に並び一時間。背後の人が平静な顔をしているくせに突然嘔吐、しかし直後また平静に戻るということをたびたび繰り返し、恐怖を感じながらもようやくタクシーに乗れたのだが、その運転手が変だった。

やけにフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしい。当初はとりとめのない会話を交わしていたのだが、声で確信が持てたのか、突然「お客さん、タクシー乗り場で見たときはオカマかオナベかと思ったよ! ハハッ!」と軽快に言い放つ。冬場は厚着をするので、夏場に比べると若干性別を間違えられやすいきらいはあるものの、オカマとオナベは傾向が正反対だろう。どういうことだ、おい。

そして運転中。信号待ちの間に握手とハグを求められ、握手には応じたもののハグは「照れるので」と断ったが、とにかく己が望むことは前を向いて運転してくれと言うことで、同時に、この運転手は危ないんじゃないかと思いつつ逃げられないことに恐怖を感じた。

降車時には頭を撫でられ、「かたちは良いから自信を持ちな!」「このままデートに誘いたいな」「ここで良いの? 遠慮しなくて良いよ」と言われたが固辞して駅前で下車。我が家に帰宅したのは深夜の三時であった。中には変な人もいるという話は聞いたことがあるものの、密室で遭遇すると予想以上に恐ろしいのだなと肌で実感。日常に潜む恐怖に戸惑った一件だった。