(毛玉)
2014年1月16日(木) 緑茶カウント:1杯
所有しているセーターの洗濯表示を確認するためタグを露出させると、洗濯の他にもいくつかの注意点が記載されていた。ちなみに自分が洗濯表示を確認したのは表示に沿って洗濯するためではなく、安心して洗濯機に突っ込めるかそれなりに覚悟をして洗濯機に突っ込むべきか念の為見極めておこうと思っただけのことで、どんな表示であれ手洗いを実施する優しさは無い。
閑話休題。注意点の一つとして、毛玉について書かれていたのだが、「この衣類は性質上ピリング(毛玉)が発生しやすいため、扱いには注意をしてください」「ピリング(毛玉)が発生した場合にはハサミなどで除去してください」「ピリング(毛玉)を取りすぎると生地が傷む原因となりますのでご注意ください」などなど、さして長くもない文章にやたらと「ピリング」という単語が頻出している。そしてその全てに「(毛玉)」が追記されていた。
恐らく、「ピリング」だけでは通じない人もいるだろうという予測のもと、書かれた文章なのだとは思うが、もういっそそれなら「毛玉」だけで良いんじゃないか、とピリングという言葉を知らなかった自分は思うのだが、きっとこれを書いた人には何か譲れないものがあったのだろう。もしくはここで啓蒙したかったのか。「毛玉は、ピリングとも呼ぶのですよ!!」と。
一つ賢くなれて良かった。ありがとう「ピリング(毛玉)」と書いた人。そして自分は当初の目的を忘れて何も確かめずに洗濯機にセーターを突っ込んだ。極端に縮まないことを祈る。