日記録0杯, 日常

2020年9月13日(日) 緑茶カウント:0杯

緊急事態宣言が明けた頃。孤独に耐えかねて欲しいと思ったのが香水だった。誰しもがマスクをつけている中で、好きな香りに包まれていたいと願って、香水専門店に足を運んだのだった。

そうして手に入れたのがザ・デイファレントカンパニーの「リモン コルドーザ」という香水。さっぱりとしたネロリの香りが清々しくて、ほのかなミントの香りが心地よくて。今この世を歩く人は皆マスクをつけているから気付かないだろうけど、その清々しい香りにひとときでも触れられれば気持ちを切り替えられるから、外出のたびにこの香水を左右の脇腹につけている。

美しくて、清々しい香り。マスクをしながらも自信をもって前へ進める香り。

あぁ、良い香りだな。



日記録0杯, 日常, 重陽の節句

2020年9月9日(水) 緑茶カウント:0杯

本日は重陽の節句である、と言い続けて何年経っただろう。五節句の中で一番目立たない菊の花の節句に何となく愛着を抱き、以来毎年毎年「今日は重陽の節句だよ」と伝える重陽の節句botと化して生きている。しつこく続けてきた甲斐あって最近ではこの日になると重陽の節句を思い出すようになってくれた人もいて、とても嬉しい。

ちなみに確認したところ、このサイトで「重陽の節句」という記事を更新したのは今年で八年目になるようだ。サイトの形を変える前からこのタイトルで更新していた記憶があるので、そう考えるとはっはっはっ。長いものだね。来年も重陽の節句をよろしくお願いいたします。



日記録0杯, 日常

2020年8月29日(土) 緑茶カウント:0杯

腑抜けならぬ歯抜けである。何か歯茎が腫れてるなぁ、ってんで歯医者の予約を入れレントゲンを撮った直後に抜歯が確定。展開が早すぎてついていけないが、ともかくも今己の口の中にはぽっかりと穴が空いている。

四年前にセラミックの被せものをした歯の根にヒビが入ってしまい、使い物にならなくなったのである。ちなみにこの歯は中心結節というもので、すり鉢状にくぼんだところにニョキッと角のようなものが生えているという、百人に一人か二十人に一人が持つちょっとレアな歯だった。そしてこの角は損傷しやすいためあらかじめ何らかの処置をして欠けないようにする必要があるのだが、処置をする前にポッキリ折れた挙句、神経にまでダメージを与えてしまったのである。

そして死んでしまった歯に銀の被せものをして過ごしていたのだが、これがなかなかにコンプレックスだったため四年前に二十万円かけてセラミックに作り変えた。その歯の骨が何らかの衝撃を受けてヒビ割れ、お亡くなりになったのである。

インプラントにすると四十万円かかるんですって。わーお。
四十万円で、歯。
というかこの中心結節のために合計六十万円もかかるのか。わーお。

さらに言えば己の前歯もいつの間にか神経が死んでセラミック化している状態で、どうして己の口内で「何らかの衝撃で神経が死ぬ」事案が複数発生してるんだよ闘争とは無縁の生活をしているのに、とげんなりせざるを得ない。とはいえなってしまったものはしょうがないので、せめて今ある他の歯は全力で守り抜く所存である。あぁ、出費の大きなこと。ただ歯茎がちょっと腫れてるだけかと思ったらとんでもないことになったもんだぜ。あーあー。



日記録0杯, 日常

2020年8月19日(水) 緑茶カウント:0杯

「もう膵臓取り出して目の前にあって食べ方に迷ってる段階じゃん」
「ごめんちょうど『打ち上げ花火、下から見るか』のアレと近い時期だったから混ざっちゃった」
「だからってひでえ。あはははははは」

あはははははは。ご飯を買って風呂に入って身を清めて、十七時からスタートした高校の友人とのオンラインお喋り会。お酒をたくさん買ってね。ヘパリーゼも用意してね。なるべく明日に響かないようにしてね。

気付けば友人と己はもう生まれてから出会うまでと、出会ってから今までと同じ時間を過ごしていて、思えばじっくり過ごしたのは高校時代のたった三年間、どころではない。よくよく考えれば出会ったのは高二だったのだから。とすると随分短い時間しか濃密に過ごしていなかったのに、今日まで約束を交わしてお喋りして楽しめるのは不思議なものだなぁとニコニコしながら思ってしまう。

また来月にと約束を交わして、それが当たり前なのが嬉しくて。社会人の誰かの誘いとは違って決して表面上のものではなく、「またお会いしましょう」「ええまた」というやりとりを本気にして傷つく可能性もないのが嬉しい。

九月の約束を楽しみにまたオンラインでの出会いを待つ。それではまた、また次回。



日記録0杯, 日常,

2020年8月10日(月) 緑茶カウント:0杯

昨日一週間分の常備菜をたっぷり作ったというのに無性にケンタッキーが食べたくて食べたくて。これはもう今夜はケンタッキーにするしかないなと腹を括り、だったら思いっきりジャンクに行くぞってんで飲み物はコークハイに決め、意気揚々と外に出たらマスクの威力も相まって歩くだけで首も背中も汗だらだら。夕方の時間帯だってぇのにこの暑さかよ、ってんでぼーっとしながらケンタッキーを目指して歩くこと十五分。

その十五分で己の脳は随分ゆだってしまったらしい。
何で、どうして。己はオリジナルチキンが四ピースあれば満足だったのに、サイドメニューたっぷりのチキンバーレルを注文してしまったのか。

何これ。

何これ!!

こちらの中身はオリジナルチキン四ピース、クリスピー四つ、ナゲット十個、骨なしケンタッキー二つ、ポテトL二つで構成されている。ちなみに我が家の世帯人数は一人であり、その一人はとっくの昔に成長期を終えた三十代半ばである。明らかにキャパオーバーで我ながら意味がわからない。確かに店に入る前まではオリジナルチキンを四ピース注文するつもりで、店頭のポスターを見てははあこんなメニューがあるのかと思って、セットを頼むのもいいかなーと思いながらレジに並び、暑さでぼーっとしたまま何かを口走って、気付いたら二千八百円払っていた。

とりあえず一部を皿に出して食べ進める。ケンタッキーを食べたい欲がすごかったので視覚的には大満足だが、同時にこれをいったい一人きりで消費できるのかと途方に暮れる心持ちにもなる。唯一近所に住む友人に応援を頼むことも考えたがよりにもよって奴の苦手な食べ物は鶏肉。一人で食べるしかない、このチキンバーレルを!

普段サイドメニューにはあまり手を出さず、いつもオリジナルチキンばかり食べていたのでナゲットやクリスピーは初めて食べた。ははぁ、クリスピーはちょっとニンニクの味がきいているのだな。ナゲットはなんかローソンのからあげくんに近い味がする。んーん、ジャンキー。オリジナルチキンの中にあの細長い部位が無かったのがちょっと寂しかった。あれが一番好きなんだがなー。

で、コークハイを飲みつつバクバク食べて、骨なしケンタッキー二つ、オリジナルチキン二ピース、ナゲット一つ、ポテトL二つ、コークハイ五杯と、スーパーで買ったコーンの缶詰一缶を消費した。うん、コーンサラダ好きなんだよね。でもケンタッキーで買うよりスーパーで缶詰買う方が量も多いし安上がりだからつい缶詰買っちゃうんだよね。

あぁ良く食べた。なかなか食べた。残りは明日以降の食事になる予定である。常備菜だってたっぷりあるってのにこれもあるんだから冷蔵庫がパンパンだ。せめてもうちょい、ビールを減らしておくかなぁ。