日記録1杯, 日常

2014年8月17日(日) 緑茶カウント:1杯

ただいまただいま。戻りました。楽しい休暇でございました。昼過ぎまで寝続け、アレルギー源の猫を愛で、ご馳走を喰らい酒を呑む日々でした。その合間合間に、十年前に読んだ「摩利と新吾」を読み直し、当時は深く感じ取れなかった摩利の苦悩に涙して、同時に天真爛漫な新吾の残酷さに悲しみを感じ、あぁこれは名作だなぁとひしひしと感じ入ったのでございます。

明日からまた頑張りましょう。そうしましょうぞ。



日記録0杯, 日常

2014年8月12日(火) 緑茶カウント:0杯

猫アレルギーに対抗する薬をもらいにかかりつけの内科に行き、「なるべく猫に触らないようにね」と注意をされたときのこと。「いやあ、すみません、無理なんですよ~、だって猫が寄ってくるから。もう四六時中べったり。猫に愛されてるんでとてもとても。触らないようにしたって触って触ってと向こうから寄ってくっついてきますから無理ですよ~ははははは」とにやけながら主張しそうになるのをぐっとこらえた自分は、まるで聞いてもいないのに妄想モテ自慢を始める人間のようだと俯瞰から見下ろしつつ思いつつ、「いやー、気をつけます」と言うに留めたのであった。

ということで明日から実家に帰省するため更新が滞る予定である。しばらくさらば。ぐっどばい。



日記録0杯, 日常

2014年8月11日(月) 緑茶カウント:0杯

昔々、「詩のボクシング」という番組で聞いた「アリを食べるのはアリクイ、アリクイを食べるのはアリクイクイ、アリクイクイを食べるのはアリクイクイクイ…」という出だしで始まる詩を再読したい衝動に駆られた夜、己はずっとオオミズアオについて考えていて、もしあいつが猫、でなくともムササビくらいのサイズだったらきっとペットとして人気を博すに違いない、もっふもふだし目が円らだし愛らしいよなぁ、と、もふもふのオオミズアオと戯れる妄想をしつつ画像検索を楽しんでいて、オオミズアオも良いし、ヤママユガも可愛いよなぁとまた画像検索の旅に出て、すると連想するのはヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」。主人公「僕」がエーミールのクジャクヤママユの標本を盗んで潰してしまう話。あの印象的なエーミールの台詞は忘れられないのは良いとして、そこからどうしてアリクイクイに思考が飛躍したのかわからないが、今日は飲酒をしていませんよ。

どなたかご存知ないですかね、アリクイクイの詩。何故に検索しても出て来ないのだろう。読みたいなぁ。



日記録0杯, 日常

2014年8月10日(日) 緑茶カウント:0杯

何故こんな悪天候の中、己は整体に出かけなければならないのか、と思うのは閉め切った窓を叩きつける風の音と、ドラムロールを連想させる怒涛の雨音が鳴り響いているからで、先週この時間に予約を入れた行為を後悔せずにはいられなかった。

嵐である。傘の一本か二本かは壊れそうな嵐である。こんな日は家でゴロゴロするべきで無いのかい? 閉じこもるべきでないのかい? あぁ、そうしたい。そうしたいがそうも言ってはいられない。己は予約を入れたのだ!

仕方なく覚悟を決め、比較的どうでも良い服に着替え、古いスニーカーを引っ張り出して外出に備えたら、どうしたわけか風が収まり雨も止み、難なく道を歩くことが出来て、入念に体をほぐしてもらって整骨院を出て、朝食兼昼食兼おやつにたこ焼きを買って帰る途中にまた雨が降り出し、帰宅の直後に怒涛のような嵐の時間が再開されたのだった。

そして六個入りのたこ焼きは何故だか七個入っていて、「あ」と気付いたときには既に嫌いなたこを穿り返して先に飲み込んだ後のこと。まぁ、ラッキーってことで良いのかな、と思いつつ、快適な部屋でリラックスしながらたこ抜きたこ焼きを食べたのだった。



日記録0杯, 日常

2014年8月9日(土) 緑茶カウント:0杯

夕立の一歩手前というような翳った曇り空。網戸からは穏やかな風が吹き込み、アブラゼミが大音量で無く声が聴こえる。自分はフローリングに横になり、畳んだ座布団を枕にしてまどろんでいた。

夏だなぁ。

常に流す音楽はかけていない。ただアブラゼミの合唱だけが聴こえる。わりと近くの木に止まったらしく、風情があるもやかましい。思えば自分は常に己の愛する音楽を流していて、家の中でも外でも聴いていて、セミの音に直に触れるのはもしかしたら久しぶりかもしれない。

夢も見ずに眠った。あぁ、夏だなぁ。