わかりやすいラッキーな日
2014年8月10日(日) 緑茶カウント:0杯
何故こんな悪天候の中、己は整体に出かけなければならないのか、と思うのは閉め切った窓を叩きつける風の音と、ドラムロールを連想させる怒涛の雨音が鳴り響いているからで、先週この時間に予約を入れた行為を後悔せずにはいられなかった。
嵐である。傘の一本か二本かは壊れそうな嵐である。こんな日は家でゴロゴロするべきで無いのかい? 閉じこもるべきでないのかい? あぁ、そうしたい。そうしたいがそうも言ってはいられない。己は予約を入れたのだ!
仕方なく覚悟を決め、比較的どうでも良い服に着替え、古いスニーカーを引っ張り出して外出に備えたら、どうしたわけか風が収まり雨も止み、難なく道を歩くことが出来て、入念に体をほぐしてもらって整骨院を出て、朝食兼昼食兼おやつにたこ焼きを買って帰る途中にまた雨が降り出し、帰宅の直後に怒涛のような嵐の時間が再開されたのだった。
そして六個入りのたこ焼きは何故だか七個入っていて、「あ」と気付いたときには既に嫌いなたこを穿り返して先に飲み込んだ後のこと。まぁ、ラッキーってことで良いのかな、と思いつつ、快適な部屋でリラックスしながらたこ抜きたこ焼きを食べたのだった。