2019年7月1日(月) 緑茶カウント:2杯

しちゃくをしてね。ぜったいにさいずがあわないとわかっていてね。だからかうまいとおもっていたんだがね。きづいたら、がまんできずに、ぽちっと。さいずのあわないふくににまんえんを、だしてしまっていてね。

でもね、じゅうなんねんもね、おーけんがだいすきで、きんしょうがだいすきで、そうしていきてきて、いきるかつりょくをもらってきたならと、おもえてね。だからさ、これはじぶんにひつようなものだったんだ。

だからこれでいいのだ。これでいいのだ。この服が届くことを楽しみに過ごしていこう。そしたらまた筋少ライブがある。麻の着物を受け取った太宰のように季節が来るのを楽しみに生きて行こう。いや自分は太宰のように死を考えちゃあいないんだがね。ただ日々を生きるのに活力は必要なのさ。その活力が筋少なのさ。

まずは二万円をちょいちょいっと工面しよう。まぁ、ちょいとやりくりするかね。




たった二週間前に筋少を観たばかりであるにも関わらず今日この日が待ち遠しくてたまらなかったのは、それほど己にとって筋少と言う存在が大きいためだ。本日の会場中野サンプラザは己が初めて筋少のライブを観た場所で、それも再結成ライブで、凍結中に筋少を知った故にまさか生で観られる日が来るとは思っていなかったのにステージで歌う姿を観ることができて、あれから十三年。二十周年三十周年を共に祝い、当たり前のように次があることを期待できることがたまらなく嬉しい。

三十一周年突入を祝う本日はテレビの生中継も入り、ステージも豪華にセットされていた。中央にはソファが置かれ、左右には高台が組み上げられ、ステージの奥には30th Anniversaryを祝う筋少ロゴが描かれた巨大な垂れ幕が飾られ、上手にはもちろんマーシャルの壁が大きな存在感を放っている。上手側の席に着きステージを眺めつつ刻一刻と開演の時が迫りくるのを待つ。あぁ、もうすぐ筋少に会えるんだ。筋少の歌が、演奏が聴けるんだ。携帯電話の電源も落とし、準備は万端。あぁ、ついに始まるぞ。

そして照明が落とされるとステージに煌びやかなメンバーが現れ、サンフランシスコの掛け声と共に己は思いっきり地面を蹴った。

セットリストは定番曲とザ・シサの曲を中心に構成されていて、ソファと高台という普段にはないアイテムが投入されることにより、それぞれの曲でいつもとは違うアクションを観る機会に恵まれ、あっと驚くような新鮮さがあって楽しかった。間奏中楽しげにソファに座り、時にはダイブし、時には寝っ転がりとやりたい放題。おいちゃんに至ってはソファに足を乗せてギターを弾くシーンも。オーケンのリクエストで設置されたソファはメンバーみんなお気に召したらしい。今後も是非ホールのライブで設置してほしいものである。

途中ではオーケンとメンバーが揃ってソファに腰かけてトークをする場面も。オーケンは人との接触を嫌がる印象が強いため予想外であると同時に、あれはかなり珍しい光景だったように思う。今まで見たことないものなぁ。

三十年を振り返る中で今日も凍結中の仲違いがネタにされていたが、こうしてネタにして笑えるようになって良かったなぁ。喧嘩どころかニコニコしながらソファに座ってトークをしているよ。嬉しいなぁ。

仲違いと言えばこの曲が来ないわけがない。ということで久しぶりに演奏された「仲直りのテーマ」でなーなーななーなと拳を振り、「僕の宗教へようこそ」ではスタンドマイクを撫でまわすオーケンの手つきに見惚れ、エディの高らかなオペラの迫力に圧倒される。

で、この流れからの「エニグマ」が最高に格好良かったんだ。真っ赤に染められたステージにレーザーのように交差する無数の照明が妖しく動き回り、ド迫力のドラムが響き渡る。また、エニグマの終わりに一瞬ステージが白く照らされたのだが、魔物の跋扈する異界の時間から急に夜明けが訪れたようで、幻から現実に一気に立ち返ったような不思議な感覚がして面白かった。

アンコールでは高木ブーさんのエピソードを紹介して「元祖高木ブー伝説」「釈迦」が演奏され、これで終わりかと思いきや…………間髪入れず、まさかの「モーレツア太郎」!

思わず、悲鳴が出た。嬉しくて。

しばらくライブで演奏されていなくて、でもこの曲が、特に新人収録バージョンがものすごく好きで、だからずっとずっと切望していたんだ。それを、今日、聴けた。

格好良かった。オーケンの叫びが、シャウトが、駆け上がるようなギターとピアノの音色がたまらなく美しくて、心が震えた。「モーレツア太郎」はデビューアルバム「仏陀L」の一曲目で、再結成後最初のアルバム「新人」でカバーされた象徴的な曲で、だからこそ今日この日の最後を飾るのにこれ以上ふさわしいものはない。狂えばカリスマ、吠えれば天才、死んだら神様。じゃあ、ずっとずっと続けていたら何だろう?

橘高さんがギターを破壊し、マーシャルの壁に投げつける。爆発と共に背後の垂れ幕が落ち、その下に描かれていたのは「31st Anniversary」の文字! オーディエンスが歓声を上げる中、高台の上では内田さんが腹ばいになって倒れたマーシャルを眺め、オーケンがスマホを取り出してその様子を撮ろうとすると橘高さんが写り込もうとし、水を撒き終わったおいちゃんはニコニコと笑っている。興奮と多幸感に包まれながらこの時間が終わることを寂しく思いつつ、この先があることを幸福に思った。

ありがとう、筋少。これからもずっとついて行きます。

ところでまさか山岸凉子の「天人唐草」のあのシーンをライブで再現することになろうとは思わずびっくりした。キエーーーーーーーー!!




2019年6月23日(日) 緑茶カウント:0杯

こはいかなる凶事ぞ。

凶事と言って良いのか知らぬが、このところ想定外のことばかりが己の身に起きて心身の消耗が甚だしく、あー困ったなーと思っていたところで中野ブロードウェイにて開催される筋肉少女帯展。特別グッズに衣装の展示に、筋少ファンにとって楽しくないはずがないイベント。行ってきましたよ日曜の昼間に。わくわくしながら中央線に乗って。

たった二日前にスタートしたと言うのにいくつものグッズが売り切れていて、オーケンの特攻服を模したシャツが無くなっていて残念に思いつつ、サンプルを試着させてもらえばぶかぶかで、あぁ、サイズの合わない服に二万円出すはめにならなかったと思えばこれはこれで行幸だと思いつつ、三十日のライブに合わせてここに来る人も大勢いただろうになぁと思うと、一日二日で目玉のグッズが完売してしまったことが何とも寂しくも感じた。バッチのガチャガチャも空っぽになっていたものなぁ。

同時に、己の愛する筋肉少女帯がこれだけ愛されていることが単純に嬉しく、書き込みができる紙が貼られていたのでサラッと感謝の言葉を書いて店を後にした。店内に流れる筋少の音楽を耳にしながら展示された衣装を眺め、筋少のグッズに囲まれながら筋少を愛する人々と共に同じ空間にいられることは楽しくて、帰りに立ち寄ったメカノでも内田さんによるテクノアレンジの筋少曲が流れていて、ガタンゴトンと電車に揺られながら、あぁ、今日は良い日だったなぁと思った。

そして来週はついにデビュー三十一周年記念のライブである。それも己が初めて筋少を見た思い出の地で。
あぁ、楽しみだ!




■6月10日4時「同人時代からのファンですが、あなた~」の方へ

多分「殺彼」ファンの方ですよね。読んでいただきありがとうございます。くらげバンチで新作を読んでいますが、先の展開が気になりますね。いったいどのように進んで行くのか……。次回が楽しみでたまりません。あと殺人鬼の方達とはやっぱり関わりたくないです! まさかの事故物件! 怖いですね、みんな!




2019年6月2日(日) 緑茶カウント:0杯

どうにも君は水辺を好むらしい。数日前から我が家に住まうようになったハエトリグモはぴょこぴょこと壁や天井を飛び回り、それは楽し気に暮らしていた。そしてその姿はとても愛らしく、己は彼を見るたびに嬉しい気分になった。

ところがどうしたことだろう。ある日の夜、彼が台所の水槽に落ち、壁を上ろうともがいていた。ステンレスの壁面がツルツルしているせいか上ることが叶わないようで、彼の姿に気付かぬまま皿を洗おうと水を流したところ、彼がわたわたと慌てだした。こりゃあいかんと指を差し出して救い出し、安全な場所へと移動させた。

しかしその翌日。彼はまた水槽の中でツルツルとステンレスの壁を上ろうともがいていたのである。

こらこら君、懲りない奴だねぇと声をかけ、指先を差し出せばピョコンと飛び乗りしっかりと八本の脚で掴まる愛らしさ。あぁ、可愛いなぁ。何となく蜘蛛の糸の物語を思い出しつつ乾いた台の上に避難させたその数時間後。

何ということだろう。今度は風呂場で溺れかけていた。湯舟に浸かって髪と体を洗い、さてとシャワーで泡を流そうとしたところ、風呂場の隅で水に脚を取られ、わたわたしている彼の姿があった。

何をしてるんだーー!! 死ぬだろ!!
ほら、助けてあげるから掴まって!! 偉い!!
違う! 何でまた風呂場に向かうんだー! そっちじゃない! 死ぬから! 死ぬから!!

どうして風呂場で溺れかけ、風呂場から救出された直後にまっすぐ風呂場へ向かって走って行くのだ。わからない。わからない。わからないが、無茶はせず生き延びて欲しいと願う。

そんなハエトリグモとの楽しい暮らし。
ちなみに本日は無事な姿を確認できた。よしよし、その調子だ。このまま元気に生き延びて欲しい。