日記録1杯, 大槻ケンヂ, 日常

2015年5月22日(金) 緑茶カウント:1杯

オーケンのエッセイ本「おまけのいちにち(その連続)」発売記念サイン会に行ってきた。サイン会は十九時で、今は日付が変わって深夜一時を過ぎた頃。そしてこの時点になってようやく己は晩飯を食べていなかったことに気付いたのであった。胸がいっぱいになってしまって忘れていたのである。

まず「こんばんは~」と挨拶をしてくれ、己の話を聞いてくれ、答えてくれ、「○○さんって言うの~?」とサインを書きながら己の名前を呼んでくれ、握手をしてくれ、握手が終わった後も少し話す時間があって。感無量である。オーケンの声は穏やかで耳に心地良く、こんなにのほほんとした声の人がステージではひっきりなしに叫び続けているのだから不思議だなぁ、と改めて思うのであった。

嬉しいな。嬉しいな。嬉しいな。今も反芻しながら噛み締めている。嬉しいな。



日記録1杯, 日常

2015年5月15日(金) 緑茶カウント:1杯

あら嬉しい。片隅にひっそりと設置しているカウンターが六万を突破したようで。最近はどうにも更新頻度が落ちているが、今後もマイペースにやっていくので、お暇なときにでも覗きに来てくださいな。

今日は一つ、緑茶で乾杯!



日記録1杯, 日常

2015年3月17日(火) 緑茶カウント:1杯

初めて見たときまず抱いた感想は「不味そう」というものだった。

街角に新しく出来たラーメン屋の外装はプラスティックがテカテカツヤツヤ光っていて、食べ物屋よりもパチンコ屋を連想させるものだった。ここはもともとテイクアウトの寿司屋であった。寿司屋だったときはごく普通の食べ物屋の外装だったが、それをすっかり塗り替えて作られたのがパチンコ屋のようなラーメン屋。パチンコ屋を改造してラーメン屋にしたならまだしも、もとが食べ物屋であったのに、何故この有様に成り果てたのか。

案の定客足は芳しくないようで、ガラス窓から見える客席にはいつもほとんど人がいない。テカテカツヤツヤの看板は安さを強調しており、確かに近隣のラーメン屋に比べると安い価格帯であるが心惹かれないのはすごい。だってなぁ。鶏がらの香りよりもタバコの臭い、湯切りの音よりもジャラジャラ音が聞こえそうな見た目だものなぁ。

さてこのラーメン屋。出来たのは二ヶ月ほど前のことだが、流石に危機感を抱いたのだろうか。最近になって暖簾や幕や提灯などなどを飾り付けるようになった。以前に比べると食べ物屋っぽくなってきている。生き残れるだろうか、と見守りながら。まだ一度も入っていない。



日記録1杯, 日常

2014年12月15日(月) 緑茶カウント:1杯

四キロ増えた。増えすぎである。それもほぼこの一ヶ月で増えている。理由は明白だ。食事を作るためのやる気が生じず、がっつり食べるくせ酒も呑み、運動もろくにしていなかったからだ。増えないわけがない。

特に腹回りに肉がついているのを実感している。顔も丸くなった。人生で一番体重が多かった時期まであと二キロである。油断すればサラッと行けてしまいそうだ。

ということで来年の目標を決める。四月までに四キロ減らすのを目指そうか。ちょっとこのままでは、よろしくない。



日記録1杯, 日常,

2014年12月13日(土) 緑茶カウント:1杯

傾けた醤油は傾けすぎた醤油であり、己は「しまった」と思いつつ、もうどうにもならない。とりあえず目の前の挽肉と微塵切りの野菜をこねて混ぜて、スプーンで一すくいしたものをラップでくるみ、電子レンジにかけて加熱の後に味見をし、「うわあ辛い」と呟いて悲嘆にくれたのだ。それはほぼ醤油の味の肉だった。

餃子会。各々の家の餃子を作って持ち寄りましょうという会合の当日、我が家で作っていた我が家の味の餃子は、うっかり醤油を入れすぎたがためにただの醤油味の肉と成り果てた。大量の醤油味の肉。これをどうする? いくら味が濃すぎるとはいえ捨てるにはもったいなく、今より一から材料を揃えて作り直していては餃子会まで間に合わない。とはいえこのまま包んでしまうのは暴挙に余りある。どうすれば良い?

どうもこうも無い。己は近所のスーパーまでダッシュをして挽肉と餃子の皮を買い足した。味が濃くなってしまったなら薄めるしか他に無い。結果、当初の予定の倍の量の餡が出来た。もう死に物狂いで包むしかない。ひたすらひたすら餃子を包みまくった。

苦し紛れの末に出来た餃子だったが、肉を増やしたことにより「肉がたっぷりで美味い」という評価を得て、これこそ災い転じて何とやらだなと思いつつ、どうせなら本当の我が家の味を味わってもらいたかったなと思いつつ、ほっと一息ついたのであった。とはいえ楽しい会合であった。普段家で餃子を食べる場合、そうそう多種類のものを食べることなぞ無いが、本日は野菜餃子、肉餃子、スタンダード、洋風、水餃子、餃子もどきなど、いろいろな味を楽しめた。おかげで酒も進む進む。よって己は今とても良い気分であり、良い気分を味わいながら酔い覚ましに緑茶を飲んでいるのである。

あぁ、美味し。