日記録1杯, 日常

2013年12月19日(木) 緑茶カウント:1杯

寒くて寒くて、あまりに寒くてこたつから出られない。帰宅したらこたつに入り、夕飯の仕度をしなければと思いつつ一時間。思い切って台所に立つも、飯を喰うためにこたつに入るとまた出られない。皿を洗わなければという意識はあるもののこたつから脱出することが出来ずに一時間。そして自分は今日、しようと思っていた洗濯をうっかりし忘れてしまったのだった。

それもこれも寒さのせいだ。昨日などは体があまりに冷えて、布団に入っても温まらず、一所懸命手足をさするも寒くて寒くて仕方が無い。時間をかけてようやく眠りに就いたのだが、そうして見た夢は異常なもので、某コラムニストであり折り紙作家である有名人の口から錐のようなものが飛び出し、それが己の唇と前歯を貫通。この行為が夢の中ではいわゆるキスというものに設定されており、さらにそのコラムニストによってTwitterで状況を拡散され呆然とするというもの。ちなみに錐のようなものの長さは長く、唇と前歯を貫通されたという状態に目を瞑ればポッキーゲームを今まさに開始したところに見える、そんな距離感であった。

そもそもこの夢の人選がわからない。別に嫌いでもないが特別執着もしておらず、もしやキッチュとキッスをかけた駄洒落だったのか、と思うもじゃああの錐は何だったんだよ、いや、だからと言って現実世界のキッスと同じことを夢の中で行っていても、それはそれでどうかと思うが。

今日は普通の夢を見たい。



日記録1杯, 日常

2013年12月12日(木) 緑茶カウント:1杯

片隅にひっそりと設置しているカウンターの値が、本日四万に達したようだ。そんだけやっててまだ四万か、との声もあろうが、こんな何がメインかわからぬ個人サイトにわざわざ足を運んでくれる人なんてそうそういるもんじゃないだろう。よって自分は今、ひっそりと嬉しい。

どうもありがとう。これからもどうぞよろしく。



日記録1杯, 日常

2013年12月10日(火) 緑茶カウント:1杯

「待ってくれ! 自分にそんな技術の持ち合わせは無い!」と咽喉まで出掛かるのを飲み込んで、背中に冷や汗をかきながら腹を括り、もうなるようになれ、と必死こいた結果拙いながらも出来るようになる、といったことを短期間に繰り返すこと数度、人間必要に迫られれば意外と何とかなるもんだなと思いつつ、どこかで括りようが無くなったらどうしようかなぁ、と冷静に思う自分もいる。

自分はいわゆるプロフェッショナルな人間では無く、かと言って何事もそつなくこなせる人間でも無い。限られた分野の中で、あれこれ遊びで触れたことがあるために、ド素人に比べれば知識も技術もあるが、決して精通しているわけではない、という非常に中途半端な人間だ。例えば、メモ帳で簡単な個人サイトを作った経験があるためHTMLの基礎の基礎程度なら把握しているが、凝ったデザインのサイトを作れるかと言われたら作れない、と言うような。入り口を覗き見しているだけなので、どれもこれもド素人よりマシレベルなのである。

よって自分の持っているものなど、何にしたって大して使えやしないと思っていたのであるが、意外と使えて、使えることがわかった人によってワンランク上の期待がされて、しかしそれに応えるには技術の持ち合わせが足りず、足りない部分を補うために必死こいているのが今の毎日である。

いったい何が役に立つかわからないものだと思いつつ、いったい何を武器にすれば良いかもイマイチわからず、何とかしてどこかを武器にせんければ、と思いながら生きている。どうにか、何かを確立させたい。



日記録1杯, 日常

2013年12月4日(水) 緑茶カウント:1杯

疲労感がすごい。まるで体の充電が切れたようで、眠気と吐き気を同時に感じている。
ちょっとこれは、流石に、寝よう。



日記録1杯, 日常

2013年12月1日(日) 緑茶カウント:1杯

目的の焼き鳥屋は地下にあり、狭い階段をを降りる道すがら、先に進む友人が後ろを振り返り、己の名を呼び注意を呼びかけた。「ここ、頭ぶつけないように気をつけてね!」

そして自分は遠慮することなく親切な友人に毒づく。「てめえ! ちくしょうめ!」

何故ならそこは、低身長の自分であれば絶対に頭をぶつけるはずもない、特に天井が低くもない通路だったからだ。高身長の友人はそれをわかって声をかけた。しかしそこには悪意も無ければ不快も無い。ただの戯れの一つであり、報復として己は楽しく友人の体を引っぱたいた。

既婚者の友人は配偶者を連れていた。事前にそれを聞いてはいなかったが、なるほど、その手もあったかと自分は妙に納得した。たまに呑みに行く関係性の友人が一人おり、彼は最近結婚したため、以前のように呑みに行くことは出来ないだろうと考えていた。そこに友人から召集の号令がかかり、近場に住む何人かが集ったのである。そしてそこには友人と共に、友人の配偶者もいたのだった。そうか、なるほど。彼女を輪の中に招待することで、この関係性は継続されるのか。目から鱗が落ちるようであった。そのような手が存在するとは思わなかったためだ。

この集まりにおいて彼女は一人アウェイである。同じサークルの、同じ思い出を共有する仲間の中に一人放り込まれ、共通する人間は新郎である友人だけ。それなりに、会話から省かれることのないよう、途中途中で説明を挟み、気を使ったつもりだが、彼女は楽しめただろうか。彼女の薬指に光る銀の指輪と、同じ形状の友人の指輪を眺めつつ、その関係性に思いを馳せつつ、あぁ、どうか彼女がこの集まりを気に入ってくれますように、と願った。