狭く浅い持ち合わせ

2013年12月10日(火) 緑茶カウント:1杯

「待ってくれ! 自分にそんな技術の持ち合わせは無い!」と咽喉まで出掛かるのを飲み込んで、背中に冷や汗をかきながら腹を括り、もうなるようになれ、と必死こいた結果拙いながらも出来るようになる、といったことを短期間に繰り返すこと数度、人間必要に迫られれば意外と何とかなるもんだなと思いつつ、どこかで括りようが無くなったらどうしようかなぁ、と冷静に思う自分もいる。

自分はいわゆるプロフェッショナルな人間では無く、かと言って何事もそつなくこなせる人間でも無い。限られた分野の中で、あれこれ遊びで触れたことがあるために、ド素人に比べれば知識も技術もあるが、決して精通しているわけではない、という非常に中途半端な人間だ。例えば、メモ帳で簡単な個人サイトを作った経験があるためHTMLの基礎の基礎程度なら把握しているが、凝ったデザインのサイトを作れるかと言われたら作れない、と言うような。入り口を覗き見しているだけなので、どれもこれもド素人よりマシレベルなのである。

よって自分の持っているものなど、何にしたって大して使えやしないと思っていたのであるが、意外と使えて、使えることがわかった人によってワンランク上の期待がされて、しかしそれに応えるには技術の持ち合わせが足りず、足りない部分を補うために必死こいているのが今の毎日である。

いったい何が役に立つかわからないものだと思いつつ、いったい何を武器にすれば良いかもイマイチわからず、何とかしてどこかを武器にせんければ、と思いながら生きている。どうにか、何かを確立させたい。



日記録1杯, 日常