日記録0杯, 日常

2015年2月8日(日) 緑茶カウント:0杯

今日は茶器とカップをしっかりと温めて、準備を整えてから生姜紅茶を淹れ、今それを飲んでいる。美味い。

お茶のお供は新明解国語辞典第七版。先日、友人と辞書の話で盛り上がった際、新明解国語辞書が面白いという話で意気投合。特徴的な解説・例文を語り合った結果、久しぶりに新明解国語辞典を読みたくてたまらなくなり、本屋に走って購入したのだ。

新明解国語辞典は主に中学の頃愛用していた。当初はその面白さに気付かず、ごく普通に辞書として愛用していた。ある日母が居間に適当に置いていた本の中に、新明解国語辞典の解説・例文の面白さを語った本があり、それを見て面白さのポイントに気付かされてからというもの、「読み物」として愛読するようになった。毎日のように持ち歩き、最初から最後まで読み込んだため、ページを何度もめくらなくとも、探したい用語をパッと開くことが出来るようになった。指がページを覚えたのである。

その特徴的な辞書に、自身の解釈や思い付きの用語を書き込む遊びもしていた。おかげで人様には貸しづらい書き込みだらけのボロボロの辞書と成り果てた。その辞書は確か第五版で、流石に細部は覚えていないが、面白かった用語はいくつか覚えているため、思い出しながら辞書を引いて、五版との違いを楽しんでいる。

あぁ、味わい深いなぁ。



日記録0杯, 日常

2015年2月5日(木) 緑茶カウント:0杯

崩壊しかけている本棚をどうにかこうにかすべく、中身を取り出してみたところ、棚の奥から大学時代に買った本が出てきた。古事記、日本書紀、読書について、自殺について、ブラウニング詩集、萩原朔太郎詩集、などなど。懐かしいなぁ。このあたり、今になって読んでみるのも面白いかもしれない、と一冊手にとって、電車に揺られながら、どこか遠くに向かいつつページをめくったらさぞかし楽しかろうと思いつつ、部屋でページをめくってみた。

と、いうようなことをしてしまったため本棚は依然崩壊しかけたままである。やばい。



日記録2杯, 日常

2015年2月3日(火) 緑茶カウント:2杯

世の中にこんなにも悲しいことがあるなんて思わなかった。

楽しかった思い出を思い出すことが、そのまま悲しみに繋がるのが悲しい。まるで自分を傷めつけることを目的にしているようにさえ感じてしまう。頭がぐらぐらして、涙が出て、上手に寝付くことが難しい。

まだまだどうして、やりきれない。



日記録0杯, 日常

2015年2月2日(月) 緑茶カウント:0杯

何か樽みたいな形してんなぁ、と思ってよく見たら、本棚が崩壊しかけていた。

やばい。

組み立て式の本棚である。側面の木の板の内側に、点々々、と等間隔で穴が開けられており、そこに付属の金属を差し込み、穴から突き出た金属の上に板を乗せることで、好きな高さに棚を作ることが出来る。そんな組み立て式の本棚だが、まっすぐに直立すべきはずなのに気付けばたわんで樽のような形になり果て、内側の仕切りの板が金属の支えからこぼれ、斜めに傾いでいるのである。

そしてその板は、板と板の間に収納された本によって支えられているが、支えきられず斜めに傾いでいるのである。

やばい。

どうすんだこれ。何かの刺激で崩壊しそうである。しかしどのように手を打つべきかわからない。本棚の周囲をぐるりと紐で縛って引き締めれば良いのだろうか? と思うも手元に紐が無く、代用として使っていないLANケーブルを巻きつけようとしたら妙なところで引っかかってとれなくなり、本棚におかしな装飾がついてしまって、絶望的なありさま。傾いだ本棚を眺めている。眺めつつ困っている。困惑している。



日記録0杯, 日常

2015年1月27日(火) 緑茶カウント:0杯

これは違う。きっと気温が上昇したせいだ。春が近付いているのだ、と、思おうとしているが、変化が生じたのはちょうど部屋に新しいカーテンを設置してからで。よってわかっているのだ。しかし認めたくないのである。

寒い寒いと思っていた部屋が暖かい。

いやまさか。たった二枚の布でこうも変わるわけがない。今まで暖房をガンガンに入れてもなかなか暖まらず、震えていたというのに、あのときから設定温度を六度も下げても快適だ。いや、わかっている。だって己が使用していたのはただの古いカーテンでは無く、窓のサイズに合わない寸足らずのカーテンで。ガラス窓が一部剥き出しになり、冷気がしんしんと差し込んできていて、そりゃあ寒いに決まっているさと思いつつ、だって古い家だからと。そのように信じてきて、今。

怠惰を極めた結果がこの有様。快適な部屋で呆然としている。そしてまた、友人が泊まりに来ることが無ければ未だ寸足らずのカーテンと共に冬を過ごしていたこともわかっていて。思わず頭を抱えるのである。己の馬鹿さ加減に呆れながら。

あぁ。あぁ!!