パペットマペット単独ライブ 擬態 (2007年6月15日)
パペットマペットの単独ライブ「擬態」に行ってきた。
例の如く道に迷った。
最終手段としてタクシーに乗った。運転手はとても親切だった。
道が混んでいたためスピードを出すことができず、メーターが二つほど回ったのだが、初乗り料金で行ける距離だからとおまけしてくれた。
モギリの手前でグッズを販売していた。DVDを購入するとサイン色紙をもらえるとの話。
自分はここに来て躊躇するような人間だろうか、いや、そうではない。
久しぶりのパペットマペット。二時間まるごとパペットマペット。
テレビでは観ることのできない長めのコントを観た。コントの合間にはスクリーンでショートストーリーが映された。
映像を利用したコントは陣内智則のネタを彷彿とさせるものだった。
最後には新作のショートコント。パペットマペットは辞書をめくってネタを考える癖があるらしい。
今回は「カ行」のページだけでネタを作りきってしまったため、
「海賊」「改造手術」「滑走」「怪獣」「刀」などといった具合に、異様に偏ってしまったと言っていた。
まさかこれがシメなのか! と驚くようなショートコントが最後に披露された。思い出した順にやっていったらそうなってしまったらしい。
チケットは即効で売り切れたのに、前の方の席のど真ん中が二つ開いていたため、パペットマペットがそれを奇跡と呼んだ。
どうせなら次のライブもここにいるお客さんにそのまま来てもらって今いる席についてもらい、また同じ奇跡を起こしましょう。
と、言った。
客を飽きさせないようにとたくさんの工夫がされており、うしくんかえるくんのチャーミングで暴力的な姿と、ほのぼのとしていて時にバイオレンスなネタをたっぷり堪能することができ、素晴らしく素敵な二時間を過ごすことができた。チケットを手に入れることができて本当に良かった。パペットマペットをあんな至近距離で見ることができて良かった。是非また、単独ライブをやってほしい。次も絶対に申し込むぜ。
あー。幸せだ。これで帰り道に迷わなかったらもっと幸せだったんだがな。でも幸せだー。