日記録4杯, 日常

2017年1月22日(日) 緑茶カウント:4杯

ここしばらく日中眠気に襲われることが多く、休みの日はこれ幸いとばかりに惰眠を貪り続けてしまう。いったい何故だろうと思い考えを巡らし行き着く心当たりは一つ。筋トレを再開したせいかもしれない。

年末年始にだらだらと食べて呑んで食べて呑んで寝て、という日々を過ごした結果過去最高体重を更新し、そりゃあ毎日ビールを五本六本呑んでりゃさもありなん、ビール六本って三リットルだよ三リットル、と納得しつつ流石にこりゃやべえと一月頭から筋トレを再開。さらに時間があるときには散歩を心がけ、とりあえず二キロ落としたのが数日前か。腹回りの肉が減ったのは目に見えてわかる、ベルトの穴も元の位置に戻った。あとは体力づくりも兼ねてもうちょい引き締めようとえっちらおっちら体を動かす日々の中、さして自覚はなかったものの体は疲れ切っていたらしい。あぁ。

とはいえ。このまま続ければ体力もつくはず。経験からすると二ヶ月続ければぐっと変わるはずなのだ、が、それも五年近く前のこと。より体力の衰えた今ではもっと時間がかかるかもしれない懸念はあるが、どうにかこうにか続けようと思う次第である。頑張るよ。



日記録0杯, 日常

2017年1月21日(土) 緑茶カウント:0杯

文法を勉強したい、特に敬語文法を。そう思ったのは己の知識が半端であり、さらに文法に至っては、現代文文法よりも古文文法に親しんでいたからである。ありをりはべりいまそかり。

頼まれて文章の添削をした。「おっしゃられる」「ご覧になられる」「やられている」「拝見させていただく」などを修正し理由を説明した。しかし納得してもらえなかった。曰く、こちらの方が丁寧さが伝わるとのことで、己は何度も説明を重ねたが、結局匙を投げたのであった。彼の人は言う。「何か失礼な感じがする」と。つまり言葉の正誤は問題ではなく、心情が問題なのである。それでは手の打ちようはない。

最終的には好きにしなされと伝えつつ、君は安心できるかもしれないが、君が「読んでもらいたい」と思っている一番敬意を伝えたい人には「読みにくい」としか伝えられないかもしれないぜ、とは念のため話しておいた。 その後彼の人がどうしたかは知らないが、ほんの少し頭の片隅で、「だったら添削なんざ頼むなよばーか」とは思った。思った。

しかし考え方を変えてみると、「おっしゃるられる」でないと失礼と感じる人からすれば、敬意を込めて「おっしゃる」「ご覧になる」と話す人の言葉を聞いて「失礼だなぁ」と思っている場合もあるかもしれないということで。そういえば己が「見られる」と言ったことに対して、自身に対する尊敬語と受け取った人もいたなぁ。そしてその使い方をおかしいと指摘してきたのである。

そんなあれこれを抱きつつ大きめの本屋に行ったものの、敬語文法に特化した書籍・参考書・問題集を探すも目当ての品はなくすごすご帰り、あぁ、知りたいなぁ、と思ったのであった。

良い本をご存知の方、良かったらご一報を。



日記録4杯, 日常

2017年1月14日(土) 緑茶カウント:4杯

闇夜を見上げて月を探したのは、目の前に浮かぶ鶏卵のような光があまりに大きかったからだ。

オレンジがかった濃い黄色の巨大な円が夜空に浮かんでいた。コンタクトレンズをつけていたが、己の視力を疑った。寒波厳しい一時間の散歩の途中。ほんのちょっと二十分程度散歩をしようとして道を間違え彷徨う最中、いつの間にか坂をぐんぐん上っていたらしく、どうにか戻ろうと坂道を見下ろしたとき、ぽっかりと浮かぶまろい光。普段目にする月の三倍もあろうかと大きさで、あまりに大きく美しいからそれが月だと信じられなかった。

見上げる先にあるのは霞み流れる雲と小さな瞬き。己のよく知る月はどこにもなく、故に確かめたいために、目の前の巨大な光をじっくり見るために近付こうと試みるも、坂道を進むたびに光は山陰に隠れていき、下りきった頃にはすっかり姿を消してしまった。

さらに進むと見えたのは教会の塔を彩るステンドグラス。円い窓にはめられたガラスの輝きを見上げ、あれを見間違えたのかと思ったもののガラスの色は黄と青の二色。あの光に青の欠片は存在せず、やはりあれは月だったのかと思うものの坂道の下からは何も見えない。まるで狐につままれたようで、釈然としない気持ちを抱えつつ先へ先へと進んだのであった。



日記録0杯, 日常,

2017年1月12日(木) 緑茶カウント:0杯

美味しいなー、と思いながら毎日飲んでいる。

ぐらぐら沸いた鍋にビンを入れ、煮込んでいる間にレモンをよく洗う。サクサクッと輪切りにしたら爪楊枝で種を穿り出し、煮沸消毒を終えたビンの中に輪切りを入れる。蜂蜜を注ぐ。輪切りを入れる。蜂蜜を注ぐ。ビンが蜂蜜で満たされたらキュッと蓋をし冷蔵庫へ。

そうして数日置いたらレモンの果汁が蜂蜜に溶け出して、トロトロとした液体はサラサラになり、それをコップにたらりと注ぐ。そこに輪切りのレモンを一枚落とし、ポッカレモンを一センチ。最後に水をなみなみ注いで、ストローでレモンの果実を潰しながらかき混ぜたら出来上がり。一日を終える前にこれを飲んでふうとため息をつくのが最近の楽しみである。

ポッカレモンを入れるのは酸味を追加するためだ。レモンの蜂蜜漬けだけで味をつけようとすると一度に大量に消費してしまい、すぐになくなってしまい具合が悪いのである。ではポッカレモンだけでも良かろうという意見もあろうが、レモンの果実の爽やかな香りと蜂蜜のほんのりした甘さはポッカレモンにはないもので、やはりレモンは欠かせない。だから己はいそいそと、休みの日にビンを茹でてレモンを切る。サクリとレモンが二つに割れた瞬間に弾ける香りは何度嗅いでも素敵なものだ。

さて。この飲み物を己は名もないものとして日々飲んでいたのだが、最近やっと気がついた。あぁ、これはいわゆるレモネードというものなのだな。調べてみればその通りで、しかし名称を知ると急に遠くなった気分もあり。名もないままでも良いかなと思った。



日記録8杯, 日常

2017年1月9日(月) 緑茶カウント:8杯

一時に寝ようが四時に寝ようが起きる時間が同じならば、夜更かしした方が得かもしれない。

睡眠とは何と心地良いのだろう。放っておかれれば十時間十二時間は寝てしまうし、一人暮らしゆえ誰も起こす人がいないため十時間十二時間寝てしまう。せっかく今日は早めに寝て、明日はいつもよりも早く起きて活動しようと思って床に入るのに、結局いつもと同じ時間に起きてしまうから意味がない。しかし早めに活動したいという欲求がある。だから早めに寝ることを試みる。だが! 結果寝てしまう! だって寝たいから! 眠るのが気持ちいいから!

というわけで、ここ数日は非常によく寝た。気持ち良かった。あぁ、憧れの早起き。夢は近く、夢は遠い。