日記録0杯, 日常

2013年12月28日(土) 緑茶カウント:杯

何故掃除をするだけで苦しみに苛まれなくてはならんのだ、と思いつつハウスダストアレルギーと戦いながら家中の掃除を決行し、遅い時間に電車に乗って実家に到着。足にすりよる愛らしいアレルゲンのあごの下をかいてやり、居間に設置された真新しい空気清浄機と、空気をかき混ぜないために購入されたヒーターを見て、最大限気を使ってくれた両親に感謝した。

全く、大人になってアレルギーになる人の辛さしんどさは聞いていたものの、まさか自分がなろうとは。まぁ、なってしまったものは仕方がないので、受け入れつつしっかり対策するしかない。

どうか帰省の間に体調が悪化することのありませんように。



日記録1杯, 日常

2013年12月25日(水) 緑茶カウント:1杯

サークルの友人達と集まったのだ。それは忘年会であり、クリスマス会であり、友人の恋人のお披露目会でもあったのだが、見事なまでに、二十五日であると言うのに、己が指摘するまで「メリークリスマス!」という言葉が出てこず、ずーっとわあわあきゃあきゃあ言いながら、時に綺麗なおねーさんの口車に乗せられて五百円のショットグラスを一瞬で空にしながら、楽しい時間を過ごしたのであった。

一軒目では生ビールを三杯か四杯呑み、二軒目ではビールをニパウンドと何らかのショットグラスを一杯呑んだ。帰宅の際にはコンビニでベーコンとにんにくのパスタを買い、これを温めて家で食べた。呑み会中、「二軒目でウヲの腹を一杯にしよう!」と友人が大声を出し、いきなり何を言いやがるこっぱずかしいなと思ったのだが、そういやご飯物や粉物は足りなかったなぁ。

全くクリスマスとは関係無かったが、良いクリスマスでございました。



日記録3杯, 日常

2013年12月22日(日) 緑茶カウント:3杯

それをわざわざ文章に記し公開する行為について、中にはただの自慢かと思う人もいるやもしれないが、どうか理解してほしい。書いて記録に残すことで客観的に見つめ直すこと、自分を直接知らない誰かに聞いてもらうことで心の安定を図りたい、この二つがこの日記の目的なのだ。

友人を目黒寄生虫館に連れて行ったら交際を申し込まれた。

このように要素の一部を抜き出して書き記すとわけがわからないが、学校卒業以来ほとんど会っていなかった友人と久しぶりに遊ぶ約束をし、目黒寄生虫館をはじめいろいろな店舗や施設を巡り、夕飯を終え解散する直後、交際を申し込まれたのである。

目黒寄生虫館の展示にああもわかりやすく引き、逃げ腰になっていたのにその心意気は見上げたものだ、と思ったのは自宅に帰宅してからであり、その前に近所のバーでチーズ盛り合わせをチマチマ噛みながらカウンターの端で一人、ビールを呑んで過ごしていた。何と無く、家に帰りたくなかったのだ。

申込みはその場で断った。ありがとう、気持ちは嬉しいが考えられないと伝えたが、「あきらめないから」「じっくり考えてくれない?」と言われてしまい、断ったのに断ってないような状態になってしまった。無論考えたところで答えは変わらず、むしろ時間を置くことで期待を持たせることに罪悪感があり、憂鬱な気分になっている。

いったい君は手前なんぞのどこを気に入ったんだよ、と思いつつ。世の中もっと良い奴なんていくらでも溢れてるだろうにと思いつつ。もっと楽しめる場所に連れてってやれば良かったなぁと思いつつ。色々と申し訳ない気持ちが錯綜している夜である。



日記録2杯, 日常

2013年12月21日(土) 緑茶カウント:2杯

たったの五分かそこらの出来事で、心底がっかりし尊敬する思いが霧散。悪気はないことと思うが、今後どのように折り合いをつけて付き合っていくべきかと悩みつつ今日は一日ゴロゴロ眠り、買ったばかりのバイオレンスな漫画とほんわかした漫画を読んだ。

大きな夢や希望を語るのは良いことだが、無駄に期待をさせるだけでは現実との乖離のひどさでみじめな気持ちになるだけである。そのたびにいちいち心の平穏を乱されるのは非常に苦しい。己はもう何度それを味わったかわからない。

願うことは平穏に生きること。ちょっと古めかしい単語を使うだけで揚げ足をとられず、何かにつけて変だ変わってると笑われず、穏やかな気持ちで日々を暮らしたい。

あぁ、悲しい。



日記録1杯, 日常

2013年12月20日(金) 緑茶カウント:0杯

呑み会帰り。終電を逃し、タクシー乗り場の行列に並び一時間。背後の人が平静な顔をしているくせに突然嘔吐、しかし直後また平静に戻るということをたびたび繰り返し、恐怖を感じながらもようやくタクシーに乗れたのだが、その運転手が変だった。

やけにフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしい。当初はとりとめのない会話を交わしていたのだが、声で確信が持てたのか、突然「お客さん、タクシー乗り場で見たときはオカマかオナベかと思ったよ! ハハッ!」と軽快に言い放つ。冬場は厚着をするので、夏場に比べると若干性別を間違えられやすいきらいはあるものの、オカマとオナベは傾向が正反対だろう。どういうことだ、おい。

そして運転中。信号待ちの間に握手とハグを求められ、握手には応じたもののハグは「照れるので」と断ったが、とにかく己が望むことは前を向いて運転してくれと言うことで、同時に、この運転手は危ないんじゃないかと思いつつ逃げられないことに恐怖を感じた。

降車時には頭を撫でられ、「かたちは良いから自信を持ちな!」「このままデートに誘いたいな」「ここで良いの? 遠慮しなくて良いよ」と言われたが固辞して駅前で下車。我が家に帰宅したのは深夜の三時であった。中には変な人もいるという話は聞いたことがあるものの、密室で遭遇すると予想以上に恐ろしいのだなと肌で実感。日常に潜む恐怖に戸惑った一件だった。