被・告白
2013年12月22日(日) 緑茶カウント:3杯
それをわざわざ文章に記し公開する行為について、中にはただの自慢かと思う人もいるやもしれないが、どうか理解してほしい。書いて記録に残すことで客観的に見つめ直すこと、自分を直接知らない誰かに聞いてもらうことで心の安定を図りたい、この二つがこの日記の目的なのだ。
友人を目黒寄生虫館に連れて行ったら交際を申し込まれた。
このように要素の一部を抜き出して書き記すとわけがわからないが、学校卒業以来ほとんど会っていなかった友人と久しぶりに遊ぶ約束をし、目黒寄生虫館をはじめいろいろな店舗や施設を巡り、夕飯を終え解散する直後、交際を申し込まれたのである。
目黒寄生虫館の展示にああもわかりやすく引き、逃げ腰になっていたのにその心意気は見上げたものだ、と思ったのは自宅に帰宅してからであり、その前に近所のバーでチーズ盛り合わせをチマチマ噛みながらカウンターの端で一人、ビールを呑んで過ごしていた。何と無く、家に帰りたくなかったのだ。
申込みはその場で断った。ありがとう、気持ちは嬉しいが考えられないと伝えたが、「あきらめないから」「じっくり考えてくれない?」と言われてしまい、断ったのに断ってないような状態になってしまった。無論考えたところで答えは変わらず、むしろ時間を置くことで期待を持たせることに罪悪感があり、憂鬱な気分になっている。
いったい君は手前なんぞのどこを気に入ったんだよ、と思いつつ。世の中もっと良い奴なんていくらでも溢れてるだろうにと思いつつ。もっと楽しめる場所に連れてってやれば良かったなぁと思いつつ。色々と申し訳ない気持ちが錯綜している夜である。