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■3月8日10時「うん、気持ちはわからんでもないです。」の方へ
メッセージありがとうございます。なるほど、おサル音頭のときにもそんなことがあったんですなぁ。
自分はリアルタイムではなく、後から知った口なのでおサル音頭は数ある筋少の楽曲のバリエーションの一つとして捉えられました。ただ、リアルタイムだったらまた違ったかもしれないですね。
そのうえで、今回のジャケットはおサル音頭のように「色合いを増やす」効果や可能性を感じさせるか……といえばそういったことが感じられないところがまた残念で。とはいえがっかりしつつも感情は落ち着いてきているので、いつか笑い話として処理できるようになったら手を出したいですね。

■3月9日16時のうどんさんへ
初めまして、嬉しいお言葉をいただきありがとうございます。ちょうど気分が沈んでいたこともあり、非常に励まされました。ピクルスの記事もご覧いただけて嬉しいです。あれは我ながら、あんなに試したのに最終的に辿り着いたのがにんにくと鷹の爪とブラックペッパーになるとは思わず衝撃でした。シンプルイズベスト……!
また是非お暇なときにでも遊びに来てください。お待ちしております!



未分類0杯, 水戸華之介, 非日常

ゲストの個性により色合いを変える100曲ライブ、中でも異色を放つのが今夜だろう。アコースティックバー「七面鳥」に響き渡るはギターでもピアノでもなく、規則正しい電子音楽と歪んだテルミン、そしてカズー。開演前、しらじらとした誰もいないステージに青い闇が緞帳の如く下りてきて、開演を告げるSEが流れてきたかと思えば耳慣れない電子音、これはもしやと思えば予想のとおり、既に曲は始まっていたらしい。音楽と共に和風テイストの白シャツの水戸さんと、真っ赤なシャツに黒のネクタイを締めた内田さんがステージに現れ、これはいったい何の曲だろうとまるでイントロクイズをするかのように音を探れば正体が見えてくる。「どてかぼちゃ」だ!

そして今夜のセットリストはこちら。とはいえ、「与作」あたりの記憶が曖昧で自信がない。


どてかぼちゃ
できそこなった

人間ワッショイ!
情熱の空手チョップ

クレヨンロケット
I NEED YOU
31のブルース

与作
待ってるのに
ガード下の情景

そういうメルヘン
サカナ
星になるのか

セクシャルバイオレットNo.1
Romanticが止まらない
アストロボーイ・アストロガール

100万$よりもっとの夜景
ジョニーは鼻毛がヒッピースタイル
そこで何かが

~アンコール~
偶然にも明るい方へ

~ダブルアンコール~
どてかぼちゃ


去年の100曲ライブのセットリストと見比べてみると被るところも多い。(リンク先は水戸さんの公式ブログ「地球日記」。)新しく追加されたのは「クレヨンロケット」「セクシャルバイオレットNo.1」「100万$よりもっとの夜景」「そこで何かが」の四曲だ。ただ大きな変化がないわりに、去年よりもキャッチーでノリやすかった印象がある。

昨年の100曲ライブを思い返してみれば、何度も何度も繰り返し聴いた水戸さんの音楽が奏でられているはずなのに、歌が始まるまで何の曲なのか見当がつかず、知っているのに知らない、わかるはずなのにわからない、そんな不思議な感覚を味わっていた。しかし今年も探り探りではあったにせよ、この混乱が少なかったのは内田さんのスタイルに慣れたからかもしれない。何てったってついこの間、筋肉少女帯を容赦なくアレンジしたものすごいアルバムを聴いたばかりなのだ。あの自由なアレンジも好きだが、原曲のメロディが維持されているだけ水戸さんの曲のアレンジの方が聴きやすいのも事実である。

また、去年と同じ曲でもさらにアレンジが施されているものもあるそうなので、その効果も大きいだろう。よって二年目の今夜は、心構えができていて楽しみ方がわかっている状態だった。何も知らないところにブチかまされる感覚も愉快だが、この安心感も心地良い。そうして安心できるったって、やはり何が来るかは始まってもなかなかわからないのだ!

オーディエンスも探り探りだが歌う水戸さんも手探りのようで、その場の空気や勢いではなく、既に構成された音楽に合わせて歌い盛り上げる様子はやはり普段と違う印象を受ける。いつものように飛んだり跳ねたり派手に動き回りつつ、細部に注意深さを感じさせられた。妙な言い方をすれば、機械の様子を伺っている、というような。

爆発したのが中盤あたりか。あるブロックで水戸さんが起立を促し、オーディエンスが全員その場に立つ。そして水戸さんによる「絶対に盛り上がる一曲を」という前置きの後始まったのが「セクシャルバイオレットNo.1」!

ただし! 一言もの申したい!!

ワジー回の100曲ライブでブルーハーツの「情熱の薔薇」が歌われたときにも思ったことだ。確かに世間で人気がある有名曲はそれらかもしれない。だが自分は水戸さんの歌と声と歌詞と曲が好きでここに来ているのであって、「情熱の薔薇」や「セクシャルバイオレットNo.1」が世間でいかに人気だろうとも、水戸さんによるその歌唱を聴けるのが嬉しかろうとも、水戸さんの曲以上にそれらを聴けて嬉しい! 盛り上がる!! ということはないのだと!! 水戸さんの!! 曲が! 好きなんです!!!!

ちょっとした自虐ネタかもしれないが、水戸さんがそうやって紹介してカバーを歌うとき、己は何とも言えないやりきれなさと寂しさを感じる。あぁ、この気持ちをどうしたら良いのか! ……と思ったのでとりあえずここに書いた。

その後での「アストロボーイ・アストロガール」の楽しさったら。待ってた! これを待ってた! やったー立って聴ける嬉しい楽しい!! と大喜びしながら拳を振り上げた。

特に格好良かったのは「クレヨンロケット」「そこで何かが」「偶然にも明るい方へ」。中でも「そこで何かが」の壮大さは素晴らしく、原曲をさらに膨らませたかのような世界観が広がっていた。いつもの100曲ライブであれば、本編終了後も水戸さん達はステージに残り、いない体でアンコールを要求し、ステージに上がって来た体でアンコールが始まるのがお決まりだが、今回ばかりは普段どおりではギャグになってしまい曲の余韻を損なうため、水戸さん達は楽屋の方へと去って行った。

水戸さんは100曲ライブを越えて内田さんとテクノユニットで活動したいそうで、今ユニット名を考えているらしい。候補としては「ハクビシン○○」や「けっこうマシーン」が出てきていて、「○○マシーン」が今のところ有力だそうである。あとはその○○部分を考えなければいけないそうだ。

ちなみに何故ハクビシンなのかと言えば、MCによるとどうやら内田さんの家にハクビシンが出るらしい。内田さんのおじいさんが建てた家は古い物が山となって地層を築き、庭は水戸さん曰くジブリの森のようになっていて、沼があるわけでもないのに湿度が保たれているそうだ。そのため雨が降ると蛙が出るらしく、内田さんが「水場もないのにいったいどこに」と不思議がっていた。

また、トークのお題が書かれたカードが用意され、水戸さんがカードをめくり内田さんに話題を振っていくという試みも。そこで子供の頃、家の外に締め出された話題に。内田さんはそういった経験はないのだが、水戸さんはあるとのこと。窓から外に出されたがそこにはサボテン棚があって、締め出された悲しさ云々ではなくサボテンの痛みによって声をあげる水戸さんに水戸さんのお母さんが不審がり、サボテンの存在を思い出してようやく救出された思い出があるそうな。よってサボテンの痛みが強烈で、何が原因で叱られたのかは覚えていないらしい。

同じくカードのお題で内田さんが怒らない話題に。水戸さんは内田さんがピリピリしたり、怒ったりしているところを見たことがないそうだ。そんな内田さんが唯一毒を見せるのがオーケンの話題で、オーケンの話をするときにニヤリと笑うことを水戸さんが楽しそうに話していた。あぁ、過去を思い返せば嬉しいことである。そんな風になれて良かったなぁ。

内田さんのテクノサウンドは、今度発売される水戸さんの新譜のプレミアムボックスにミニアルバムとしてついてくるらしく、それまでにはユニット名も決まるらしい。新しいことに対して意欲的な水戸さんと、打ち込みにはまる内田さん。この二人を100曲ライブ以外でも観られるのは嬉しいことだ。是非、対バンをしてもっと多くの人を驚かせて欲しい。あぁ、出来るならアンジーしか聴いたことのない人にも聴いて欲しい! だって、こんな面白いことやってるんだぜ!



未分類0杯, 筋肉少女帯, 非日常

雨の中、傘も差さずに駆け抜けて辿り着いたるは渋谷円山町LOFT9 Shibuya。息を整える間も惜しく、財布からチケットを取り出しながら中に入れば耳に聴こえるオーケンの歌う愛の賛歌。ぎっしりと敷き詰められた人々の後頭部の並ぶ先で、オーケンが一人ステージでギターの弾き語りをしている。開演から三十分過ぎていた。

再結成後の筋肉少女帯による「ファンクラブ的」イベントの記念すべき第一夜。運よくチケットが当たったものの都合により開演に間に合わず、故に途中からの参加となったことこそ惜しいが、今日来ることが出来て実に嬉しかった。聞くところによると自分が到着する前には昔の写真を公開するコーナーもあったそうだ。そしてその後にオーケン、おいちゃん、ふーみん、うっちーの順で一人ずつステージに立って歌とトークを聴かせてくれ、その時点で自分は入場したのだ。オーケンは愛の賛歌、おいちゃんは今度のツアー「猫のテブクロ」の猫にちなんで「お散歩ネコちゃん若き二人の恋結ぶ」、ふーみんは「僕の歌を総て君にやる」を熱唱し、うっちーはウクレレベースをベンベン爪弾きつつ「ベースで弾き語りは難しい」と語りながら「元祖高木ブー伝説」のさわりを弾き語ったかと思えば、袖から持ち出されるは愛用のパソコン! ボコーダーを駆使してテクノアレンジ版の「星の夜のボート」を聴かせてくれた。

オーケンの「愛の賛歌」は歌と歌の間に絶妙な「間」を入れることでオーディエンスの笑いを誘う。おいちゃんは「猫にちなんで」と話していたのでてっきりドルバッキーが来るかと思いきや始まったのは意外な一曲。これをライブで聴いたことはほとんど無いように思う。嬉しいなぁ。ふーみんは「筋肉少女帯の橘高文彦」に変身してはいなかったが、髪をくるくる巻き、目元にはサングラスがなく、遠目に見てナチュラルな印象で、これも一つのステージ用の姿であるはずなのだが、まるで普段着を見せてもらえているかのような不思議さがあった。

うっちーの演奏が終わった後、ステージにメンバー全員が集合する。並び順はいつもと同じで下手からおいちゃん、オーケン、うっちー、ふーみんだ。しばらく内田さんがテクノアレンジした筋少曲の話題で盛り上がり、「ドアーズらしい」との評を受けた「星の夜のボート」は仮歌の段階では「ドアーズ」というタイトルだったことが橘高さんによって明らかにされた。仮のタイトルが「ドアーズ」だったことを内田さんは覚えていなかったらしく、その眠った記憶があったからこのようなアレンジになったかもしれないと語られた。

また、オーケンが「筋肉少女帯でもこういうの作ってよ」と内田さんにリクエストして話が転がり、内田さんがテクノっぽく作ったデモをもとに、エディと長谷川さんがいつものようにガンガンバリバリドコドコピアノとドラムを入れまくって、結局いつもの筋少に戻ってしまうなんてどうだろう、といった笑い話も起こる。そこからさらに、内田さんが今回作ったテクノアレンジ版にメンバー各々が楽器を入れる話も出て、「じゃあ俺は内田のイワンのばかにギター入れるよ」「それじゃあ僕は、戦え!何を!?人生を!!に歌入れるよ」と橘高さんとオーケンが乗ってきて、アルバムをリリースするまでではないけど、そういったお遊びをファンクラブ的イベントでやるのも良いねという話になった。

そしてファンクラブ的イベントと言えば、ということでプレゼント大会! くじが入った箱にメンバーが手を突っ込み、読み上げられた番号が振られた半券を持つ人がプレゼントをもらえる、という素敵な企画である。まず筋肉少女帯関連の品物として、猫のテブクロ時代の靴下、ステッカー、物販Tシャツなどなど。その後にはメンバーの私物がプレゼント! 橘高さんからは歴代のピックに加えておまけでオーケンのピックが入ったセット、おいちゃんからは長年使った機材、オーケンからはポールスミスのカードケース、うっちーからは買ったときから壊れていたライトのようなもの。オーケンはプレゼントを用意し忘れていて、急遽普段使いのカードケースの中に入れていた診察券などを抜いてプレゼントとして出品してくれたそうだが、それこそいかにも「私物」であるのでファンにはたまらない品である。欲しかった。

そうして楽しくプレゼント大会は終わったが、プレゼントが当たらなかった人にもお土産にメンバーの写真をもらえるという嬉しい告知があり、わーもーありがたいなー嬉しいなーとニコニコしてしまったのであった。

それからしばらくトークが繰り広げられ、最後は歌と演奏で終了。「香菜、頭をよくしてあげよう」「少女の王国」から、「じーさんはいい塩梅」で締めくくり。ライブではいつもメンバーが楽器を置いてマイクを持って歌う「じーさんはいい塩梅」の生演奏はさりげなくレアである。終盤ではテンポアップするアレンジもあって、それがまた格好良かった。また別の機会にも聴きたいなぁ。

「ハイストレンジネス・チケットメンバーズ」はチケットの先行発売を名目にスタートした企画だが、今回のイベントで頻繁に出てきた「ファンクラブ」「ファンクラブ的なもの」という言葉から、もともと「ファンクラブ」というものが意識されていたことが窺い知れた。橘高さん曰く、ファンの希望やリクエストによって、今後システムも催しも企画も変化や発展があるかもしれないし、何もなければ企画そのものがなくなるかもしれないとのこと。まずはチケットの先行販売、そこから手探りで楽しいことを始めていこう、という前向きな姿勢にわくわくした。

いつか本当に「ファンクラブ的なもの」から「ファンクラブ」になったら良いな。そうなるように自分もファンとして関わっていきたい。帰路につきながらふわふわ思った。だってずっと筋少のファンクラブに入りたかったのだ。その願いが叶えられかけていて、叶えられそうで、嬉しい。



未分類

■2月19日9時「あろまさんぽ感想から文章の上手さや言葉選びのセンス~」の方へ
武道館楽しかったですね。音楽パートの興奮もさることながら、武道館という大きな会場でちんまり寄り集まってカードゲームをしている様子も味わいがありました。あのゲームはぜひ自作したいです。
なるほど、確かにゲーム実況から入った人はライブ経験が少ない人が多そうですね。とするとM.S.S. Projectがきっかけでライブの楽しさに目覚めた人もいるんでしょうなぁ。ライブ狂の自分からするとそれもまた嬉しいことです。
返信不要とのことでしたが、他にもメッセージをいただいていたのであわせて返信しました。お気遣いいただきありがとうございます。

■2月20日23時「MSSPファンですが、以前から新鮮な感想を書く方だと感じており~」の方へ
こちらこそご覧いただき感謝いたします。自分もあろまさんぽをきっかけにM.S.S. Projectを知ることができて良かったです。知らない世界の門を開くのは楽しいものですね。
文章をお褒めいただき嬉しいやら照れるやら。趣味で楽しく書いているものを楽しんでいただけて光栄です。ありがとうございます。



未分類14周年企画

先日はアンケートにご協力いただきありがとうございました。アンケート結果を見て一人「ほうほう」「なるほど」「ありがたや」と呟いておりました。重ねてお礼申し上げます。

そしてこちらがいただいたリクエストの一覧です。いくつか同じ内容のリクエストもいただきましたが、それは一つにカウントしています。また、リクエストのタイトルは一部調整・合体しております。

記事ができたらこのページにリンクを繋げていきます。ゆったりのんびりやっていきますので、ゆうるりとお待ちいただけたら幸いです。

ちなみにM.S.S. Projectの武道館感想はリクエストと関係なく普通に書いてしまいました。はっはっはっ。

また今回、リクエストの対象が文章だったのでいくつか保留にしたものもあります。ただ虫のイラストを描いていたことを覚えていただけたことはとても嬉しいので、いつかの機会に! エイプリルフール企画はごめんね! これは年に一度のお祭りなので自由にやります! すまない! ファンサイトは絶対自分で作った方が楽しいよ! ファイト!

■リクエスト一覧
おいしいレシピ
文房具について
心のままに
パンダについて
M.S.S. Projectの実況感想
行き帰りでの『うれしい』できごと
今までに見た好きなアニメ作品を理由とともに振り返る
作ってみたい料理、もしくは調理してみたい食材
M.S.S.Phantasia感想と、M.S.S. Projectの現在の印象
M.S.S. Projectの武道館ライブの感想

■保留
虫のイラスト
筋少ちゃんエイプリルフール企画
M.S.S. Projectのファンサイト開設


というわけで、全力で楽しみながら遊んでいきます。
それでは!