日記録0杯, 非日常

2013年11月4日(月) 緑茶カウント:0杯

同人誌、という文化はよくよく知ってはいるものの、自分にとってはどちらかというと縁遠いものだった。身近に同人誌を作っている人間はちょこちょこいて、一度ではあるものの制作を手伝ったこともあったが、あまり興味が沸かず積極的な接点を持たずにいた。

創作も好きでファンアートも好む人間なのに、意外なことだと我ながら思う。まぁ、インターネットで事足りた、というのが大きいかもしれない。同人誌という文化を知るよりも先に自分はネットの世界にどっぷりはまっていて、そちらで遊ぶのに夢中になっていた。

今日、「文学フリマ」という文学作品の展示即売会に行こうと思ったのは目的があったからだった。前々から読みたいな、と思っていた本をこの日にここで販売する、という告知があったので、じゃあ行ってみようじゃないか、とモノレールに乗って買いに行ったのだ。そして自分は、目的の本を手に入れた後も隅から隅まで見て回り、気付けば鞄一杯、肩が抜けるのではないかと思うほど、どっさり買い物をしてしまったのだった。

ブースを見て歩くだけでも楽しかった。また、本をくださいと申し出たとき、机の向こうに座る人が皆一様に、はにかみながら本を渡してくれるのが何だかとても可愛らしくて、男も女も老いも若きも、花がほころぶような笑顔を見せてくれるのが、どこかむず痒く、照れくさく、ぐっとくるものがあった。

良いものだな、と思った。ちょっと何か、混ざりたい気分になってくる。とても楽しい空間だった。



日記録0杯, 日常

2013年11月3日(日) 緑茶カウント:0杯

ほぼ初対面の人に「何歳に見える?」と聞かれると、「知らねーし興味ねーし何歳だと思われたいんだよ言ってみろオラ」と口にこそ出さないものの、音を立てて凶暴な感情が鎌首をもたげる。ただでさえ他人の年齢を当てるのが苦手な人間に、地雷を踏ませるようなクイズを出さないでいただきたい。

同年代ならまだしも、自分より下、もしくは上の人間の年齢を当てるのはすこぶる難しい。特に女性はわからない。かと言って下手に答えれば相手の機嫌を損ねてしまうので難しい。多分三十五歳くらいだろう、と目星をつけ、数歳さっぴいて「三十歳くらいですか?」と聞いたらビンゴで、ビンゴであるにも関わらず不愉快にさせてしまったことがある。あのときの正解は二十代後半と答えることだったが、そこまでのサービス精神を自分は持ち合わせていなかった。

思い出す。ある日のことだ。友人二人と食事に行ったとき、入り口で店員に「お酒を召し上がる方はいらっしゃいますか?」と聞かれ、自分だけ手を挙げたら年齢確認をされた。そのとき既に二十七歳になっていた自分は、しばらく年齢確認なんぞをされたことは無かったため面食らったのが事実である。コンビニで酒を買うときに「成人済みです」というボタンを押すことはあっても、口頭で年齢を確認されることはまず無くなっていたからだ。

そのとき一緒にいた友人はニヤニヤしながら「子供に見えたんじゃないのか」「大人に見えなかったんだよ」とからかってきたが、あの店員は恐らく十代だったので、そこそこな大人の年齢を見分ける能力が備わっていなかった、と考えるのが妥当だ。そして、同じように自分も、三十代前半と後半を見分ける能力がほとんど備わっていないことに気付いた。ましてや四十代、五十代になればさっぱりわからない。細かい年齢なんぞを当てられる自信は無い。

あの質問をして良いのは、よっぽど若く見える人か、もしくは何歳と言われようとも全く気にせず受け止められるに人間のどちらかだ。そうで無ければさっさと自信の年齢を告白するが、ずっと黙っているのが良い。内面が子供のままであっても、肉体はいつの間にやらどんどん老いていくのだから。



日記録0杯, 日常

2013年10月3日(木) 緑茶カウント:0杯

これは大丈夫なのか?

病院で処方された風邪薬。飲むと頭がぐらぐら揺れ、心臓がバクバクと波打ち、体のバランス感覚が失われる。そして全身を襲う疲労感。まるで長距離走の後、息を整えている最中を切り取ってそれがずっと持続しているかのようだ。酩酊感にも似ており、思考しようにも定まらず、とにかく眠くて仕方が無い。そのうえ何より、これが不味い。強烈な苦さである。

味はともかくとして、これは飲んでも良いものなのか? 疑問を抱かずにはいられないが、風邪自体は回復の兆しを見せてきたので決まりを守って飲んでいる。しかしもはや風邪がしんどいのか薬の影響がきついのか。あぁ、早く治りたい。



日記録0杯, 日常,

2013年10月1日(火) 緑茶カウント:0杯

風邪を引いたから滋養強壮のために卵を食べようという発想は昭和の人間らしいなぁと思う。

風邪を引いたので、コロッケうどんと出汁巻き卵とソーセージともずくとゼリーとオレンジジュースと生姜入りオレンジジュースと葛根湯とビオフェルミンと亜鉛を摂取した。満腹になった。今日は日付が変わる前に眠る。良い夜を。



日記録0杯, 日常

2013年9月26日(木) 緑茶カウント:0杯

明日は肩の荷が下りる日であるので、それを楽しみにしながら日本酒を少しだけ呑んでいる。
あぁ、馬鹿騒ぎがしたい。