2018年7月14日(土) 緑茶カウント:1杯
事情により引っ越しの必要性が生じたため物件探しを行っている。ちなみにこの一週間の間に海へ出かけたり体調不良で軽く死に掛けたりとちょっとしたいろいろがあったが基本的には健康に過ごせているので何よりなことだ。
さて、家。今住んでいる家は広さはあるもののなかなか古く、玄関のチャイムは壊れているわ換気扇は回らないわトイレの水は異常に流れるわと様々な困難が発生していて、しかしまぁ安いしね、仕方ないよね、と納得しながら住んでいるが、次はもうちょっと良い家に住みたい。
と思って物件を探してみれば、今住んでいるところはそういったマイナス面もあるもののなかなかの破格なんだなぁ、と改めて思い知らされる。というのも、そういったマイナスを除去した家を探そうとすると平気で二万三万賃料がアップするのである。マイナスの要素のわりには良い家であると思わざるを得ない。
そうして不動産屋の人と相談しながらピックアップしてもらった家の間取りを眺めつつ考えていたら、追加で出された一枚。担当の方は言う。「これはわけあり物件なんですが」
ほう、わけあり物件とな。
「人が死んだりとかはしてないんですが」
「ではどうしてわけありに」
「隣人が常軌を逸した方なのです」
「常軌を逸した方ですか」
細かく話を聞いてみれば、今ではあれやこれやのトラブルは収まっているものの、いつそれが再発するかもわからず安い賃料になっているとのこと。そしてその内容はと言えば、玄関のチャイムが壊れていたり換気扇が回らなかったりトイレの水が異常に流れることと比較すると、いや絶対後者の方がマシだろと思うレベルのものであった。
「流石にちょっと遠慮したいです」と言えば「ですよねー」とさもありなんとでも言うように担当の方はわけあり物件の紙をしまった。そして目星をつけた物件のいくつかを内見し、明日また探しに行くこととなった。
さぁ、引っ越しまでのタイムリミットはそこそこ。果たして己は良い住まいに移ることが出来るのだろうか。乞うご期待。