進撃の巨人を読んだ。
2013年9月2日(月) 緑茶カウント:0杯
漫画「進撃の巨人」を第一巻から最新刊まで一気読みした。期待値が高すぎたせいか、血液が沸騰するような興奮こそ覚えなかったものの、ありきたりな言い方をすれば普通に面白かった。
巨人になす術もなく食い殺される人類の無力さが延々と描写され、そこにやっと巨人に太刀打ちできる人類最強が現れ束の間胸を撫で下ろし清涼感を味わうものの、直後にまた巨人の蹂躙が始まり、裏切り者が現れ、仲間がどんどん死んでいく。他の漫画だったら死に際に大きなドラマを用意されるだろうキャラクターもあっさり食い殺されて行くのが潔いというか何と言うか。ハンジくらいの立ち位置であれば通常はよほどのことが無い限りあっさり死ぬことも無いだろうが、この漫画では次のコマでむしゃむしゃ喰われそうである。
ハンジと言えば。実は「進撃の巨人」は以前古本屋で軽く立ち読みをしたことがあったのだが、そのときハンジを見たとき、特に性別について何か思うことは無かったのだが、後になってハンジの性別論争の存在を知ったとき、「へーあれをあっちの性別だと思った人がいるんだ」と驚いたことは記憶しているのだが、そのとき女派と男派の主張をいくつか読んだら自分がそもそもハンジをどっちの性別だと思ったのかということをすっかり忘れてしまい、読んだ当初は何も疑問を抱かなかったはずなのに今ではもうわからないというありさまになり果てている。
ちなみに好きなキャラはユミルとリヴァイです。どっちも目つき悪いんな…。