七十になっても八十になってもこれを使い続けるんだ
2013年8月3日(土) 緑茶カウント:1杯
素敵な贈り物をいただいた。
誕生日プレゼントに友人が送ってくれたのだ。友人は日付指定をして送ってくれたが、時間の関係で今日受け取ることとなったのだ。箱を開いて驚いた。それは陶器製のビールグラスで、細かい話をすれば陶器であるためグラスと言うのは正しくないのだが、とにかく、それは一目見て圧倒されるほど、自分の好みど真ん中の色合いだったのである。一目惚れをしたと言っても過言ではないほど、心臓を鷲掴みにされるほど好きな色だった。
友人にお礼のメールを送ると「陶器市で見かけて、ウヲの色だ、と思った」と言う。その言葉も嬉しい。一つの陶器を見て、そこから自分を連想し、誕生日にわざわざ贈ってくれるなんて、何てありがたいんだろう。何て自分は幸せ物なんだろう。
どうして自分をこんなに大事にしてくれるのか、とも思う。その友人とは大学時代、サークルに入会したその日に会い、携帯電話のメールアドレスを教えてほしいと言われたのに、当時「メールアドレスは親しい人にだけ教えるもの」と思っていた自分は、「まだ親しくなっていない」「これから関係を築いていく相手」に教えることを渋った嫌な奴であると言うのに。思い出すたびに恥ずかしい。同じサークルに入るんだから、さっさと教えろよそんなもんは、と過去の自分に言いたい。
お返しは何にしようか。自分ももっと、真摯に生きないと行けないなぁ、と思いつつ。本当に嬉しかったんだ。