やったことのないパチンコの夢

2013年7月21日(日) 緑茶カウント:6杯

あれはいったいどういう夢だったのだろう。起床してから数時間後に夢の内容を思い出して首を傾げた。一度も遊んだことが無いというのに、夢の中で自分はパチンコにはまっていて、日々通い続けていたのである。

使う金額は千円かそこらで、パチンコで遊ぶなんざ褒められたものではないと思いつつ、いやまだ千円しか使ってないし、と言い訳しながら毎日毎日通うのだ。今日は昨日出た玉の残りを使うからお金はかからないし、という言い訳もしていた、自分に対して。パチンコのシステムに詳しくないためそういったことが可能であるかはさっぱりわからないものの、夢の中では出来たのだ。

自分はパチンコにだけは手を出さないと決めている。子供の頃、ゲームセンターに設置されている、飴玉やラムネなどのお菓子をクレーンですくうゲームにはまり、何千円も散財した記憶があるからである。また、祭りのくじ引きで何千円も消費したこともある。次こそは出るかもしれない、次こそは当たるかもしれないと思うと止められなくなってしまうのだ。ここで当てなければ今まで使ったお金が全て無駄になると思うと引き返せなくなるのである。既に無駄になっているというのに、それがわからないのだ。

以来、絶対自分はギャンブルには手を出してはいけないことを痛感し、実際全くパチンコその他の遊びには手を出していないのだが、何で今になってこんな夢を見たのかわからない。ただ、やたらと後味が悪く、パチンコにはまりつつ言い訳をして遊んでいる自分に対し言いようの無い薄気味悪さを感じたのは事実だった。

もしかしたら念押しの警告かもしれない。あのクレーンゲームやくじ引きにはまった時代は十年以上前だから、そろそろ忘れているんじゃないかと脳が働いた結果なのかもしれない。よし、やるものかと改めて思う。あれは自分には不要のものだ。



日記録6杯, 日常