アルコールは痛覚を左右する

2018年6月8日(金) 緑茶カウント:2杯

話に聞いたことこそあったものの、実感は持てないでいた。その実感をたまたま今日持つことができて、喜ぶべきか否か。なかなか迷うところであるが面白い体験であることは確かだった。

最初は歯茎の中で歯が折れているのかなぁ、と思った。起きてからずっと歯の根元が痛み、ズキズキと苛まれ、しんどい思いをした。これは何か、根元に何かしらの異変があったのだろう。心当たりはないが過去に前歯の中の神経が勝手に死んでいて、見た目は健康な歯そのものなのに削って被せねばならなかったこともある。きっとこういうこともあるのだろう。

と思っていたら、歯を磨いたあと、あまりにも痛いので下唇をめくってみたらぽっかりと白い丸。直径一センチほどの口内炎ができていた。ありゃーこりゃ痛いわけだな。喋っても痛く、何かを食べても痛い。酸っぱいものを口にしたときには地獄を見る。そんな痛みに襲われた。

が、今、ビールを楽しく呑みながら二時間経過して、気付けばずっと痛みが小さくなっていた。

トマト一つを口に含むだけで悶絶していたのに、酢漬けを食べてもやや痛い程度で、ビールを呑んでも気にならない。あぁ、これがアルコールの威力か。酔っ払いが怪我をしても痛覚が弱まっていたため気付かず……という話を聞いたことがあるが、これはこういうことなのだなぁ。

ケラケラ笑いつつアニメを観ながら酒を呑む。明日はドラッグストアに口内炎治療薬を買いに行こう。それまでは酩酊を楽しもうじゃないか。ははは。



日記録2杯, 日常