名字集め
2018年3月9日(金) 緑茶カウント:2杯
これまで特に触れたことがなかったがひそかに楽しんでいる趣味がある。それは「名字集め」というもので、散歩をしながら家々の表札に書かれた名字をメモに書き留めていく遊びだ。珍しい名字に出会えば感動するし、一つの名字が集中している地域を歩けば興味が湧いて想像が広がる。新興住宅地を歩けば沖縄や北海道に多い名字も見る機会があって面白いし、やけに川の字が多い地域には何かしらの歴史がありそうでわくわくする。
そんなわけで手元には数々の名字のメモがあり、公開してみたいなぁとも思うのだが、ものがものだけに人様のプライバシーに関わるし、己の行動範囲がモロバレで下手をすれば最寄り駅までバレッバレになってしまうため一人でひっそりと楽しんでいる。ではどうして今になってこの趣味に触れたかと言えば、本日放送されたラジオ番組「オーケンのオールナイトニッポンプレミアム」のメールテーマが「オーケンにおすすめの趣味」で、この「名字集め」を投稿してみたところ採用され、興味を持ってもらえたのが嬉しかったからだ。それでちょっと喋りたくなってしまったのさ。
ちなみにこの趣味を遊ぶとき、いちいちメモをとるために立ち止まると明らかに怪しく地域の方々に恐怖を抱かせる恐れがあるので、「山田、吉田、川本、木村、渡辺、安田……」と記憶しながら歩き、曲がり角や横断歩道の手前などでまとめて書き留めるのが吉である。記憶しているとたまに名字が頭の中で歌のようになるのも楽しい。