激流

2017年8月23日(水) 緑茶カウント:4杯

「月刊少女野崎くん」の新刊が発売された。いそいそと本屋に向かい、わくわくしながら購入した。本屋には野崎くんの新刊発売を告知する店員手作りのポスターが貼られていて、盛り上がりが感じられて心が高揚……といきたいところであったが、残念なことにそのポスター、描かれているのは嫌な悪ノリによる作品いじりで、せっかくの好きな漫画の発売日であるにも関わらず暗い感情がちりちり燃えたが、そんなこととは関係なく漫画はとても面白かった。読んだばかりだと言うのに既に次の新刊が待ち遠しい。

同時に今荒れ狂う衝動と言えば、この漫画の感想をとにかく人と語りたいということ。だが、己にこの漫画を教えてくれた友人は現在父親になりたての子育て暦半年足らず。あのキャラがこうで、あの話がこうで、と熱く語り合いたいところだが流石に今は叶わない。叶わないが語りたい、語りたいが、きっと友人もじっくり読みたいところを我慢している最中だろう。

そうして己は六畳間にて、迸る感想や熱情を身の内に秘め、一巻から読み返すべく黙って本の山を漁るのであった。心の中には今も激流が走っている。



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