日曜の昼
2017年7月16日(日) 緑茶カウント:0杯
目が覚めたら深夜二時だった。部屋は白々と明るく、己はベッドに横たわっていた。ふらふらと立ち上がり洗濯機の中を覗けば、生温かい湿った衣類が団子になって放置されていた。空の物干しが部屋の隅に引っ掛けられていて、寝る前に乾ききった洗濯物を畳んで次の洗濯物を干す準備をしていたことを思い出す。洗濯機を回している間に己は眠ってしまっていたらしい。
恐らく寝たのは二十一時頃。つまり五時間寝ていたことになる。昼からビールを呑んでだらだら過ごし、焼きナス、モッツァレラチーズとトマトのサラダ、野菜スティックを食べ、クーラーのきいた部屋で漫画を読むだらりとした極楽のような一日。しかしやるべきことはやっていたようで、流しを見れば使った食器は綺麗に洗って片付けられていて、その落差がどうにもおかしい。
それからまた一眠りし、昼頃に起きてつけ麺を食べてから二時間ゆらゆら散歩した。行ったことのないまっすぐな道をひたすら歩き、曲がり角に出会えば道なりに歩き、自販機で麦茶を買って水分を補給し、汗をかきながらひたすら歩く。まっすぐな道で楽しい。そしてただただ歩き続けたところで大きめの酒屋を発見し、入ってみたらビールコーナーが充実していて、まだ呑んだことのない銘柄をいくつか籠に入れ、太ももに冷たさを感じながらガチャガチャガチャガチャ音をさせつつひたすら歩き、すっかり生ぬるくなったビールを冷蔵庫に入れて、大汗をかきながら台所に立って一週間分の飯を作ったのさ。
その後はどうしたかって? もちろんもう一度、乾杯。