以後、お見知りおきを!

2016年3月12日(土) 緑茶カウント:3杯

小学校の頃より絵と漫画が好きで、休み時間は教室の中で過ごすことが多く、部屋には漫画と小説とCDが山積み。大学の頃こそ弓道をしていたが今は全く弓に触れておらず、筋トレを日課にしつつも特にこれと言ってスポーツを趣味としていない。興味深いと思った作品についてあれこれ想像を巡らすことが大好きで、最近は専ら筋肉少女帯の楽曲「枕投げ営業」の物語を脳内で展開することを趣味とし、また、深夜アニメ「おそ松さん」にはまりまくって松野家の一ヶ月の銭湯代を計算しては「都内共通入浴回数券(10枚4,200円)を使っても、一人で1ヶ月に12,600円、六人で75,600円もかかるぞ……」と慄いて松野家の経済事情に思いを馳せている。

そんな根っからの文化系オタクであるのに、体育会系と思われることがわりとある。この間などは「毎日マウンテンバイクに乗ってそう」と具体的なイメージを告げられ、いやどっちかと言うとオタクでスポーツとは縁遠いんですよ、と言うもあまり信じてもらえない。スポーツが好きそうと言われて気分を害すことはないが、そこからスポーツの話題を振られても全く対応出来ない。オリンピックもワールドカップも興味がなく、毎年気付いたら開催されていて気付いたら終わっていることの繰り返し。しかし目の前の人はスポーツの話をしたそうだぞ! ごめんよ! オリンピックって四年に一度のわりに結構ちょこちょこやってるなぁと思ったら冬季と夏季で開催年が違うんだね! そんな程度の認識だよ!

しかし、こういった他者と自己の認識のギャップは面白い。なるほどなぁ、他者から見ると自分はそのように見えるのか。中身は全然違うのになぁ。自分はずーっと自分をオタク以外の何者でもないと思っているがそれを知るのは自分ばかり。そしてまた、自分が「彼の人はこのような人なのだろう」と思ったことが、全く事実にあてはまらないこともある。いやーまさかあなたにそんな趣味があったなんて! と喜んだこともあれば驚いたこともあったし、すっごいものを見せつけられたぞ……と固まってしまったこともあった。

今でも覚えているのは友人のツイッター。普段から下ネタに抵抗がない印象はあったが、まさか、そんな、連日、直接的かつマニアックな淫語や局部の名称を怒涛のようにツイートしているとは流石に予想出来なかった……しかも投下されるイラストは十八禁祭りじゃあないですか……あなたがやおい好きなのは薄々知ってはいたけどあまりの衝撃にちょっと、えっと、どう反応すれば良いっすか? 己は?

予想だにせぬ方角から与えられた衝撃は多大なものだったが、その後も特に友人との付き合いは変わらない。たまにあのツイートを思い出しては「意外なものだなぁ」としみじみしている。いやー全く予想できなかったなぁ。すっごいこと呟くなぁ……。

ちなみに。「毎日マウンテンバイクに乗ってそう」と言った人に、「最近は深夜アニメのおそ松さんにはまりまくっていて、ブルーレイも買いました」と言ったら比喩ではなく口にしていた飲み物を噴き出した。わはははは。改めまして初めまして。己はこんな人間です。以後、お見知りおきを!



日記録3杯, 日常