好き好き大好き
2016年2月28日(日) 緑茶カウント:0杯
己はわりと、自分の好きなものを隠さない。興味のない人にしつこく語らないよう気をつけてはいるものの、好きなものは好きと宣言しまくっている。故に親しい友人は己の好きなものをよくよく知ってくれていて、そのためか、たまに思いもがけないプレゼントをくれるのである。
あるときは、水木しげるロードに遊びに出かけた友人が、わざわざ現地から己に電話を寄越してくれた。たまたま寄ったが、ウヲが好きだったことを思い出したから、と言ってくれ、欲しいものがあったら買ってくるよというありがたいお言葉。そうして後日、我が家に水木しげるグッズがたっぷり詰まった箱詰めが届いたのである。
またあるとき。衛星放送で筋肉少女帯のライブが放映されたとき。我が家は衛星放送が映らないので観られなかったのが、友人が「録画したけど、観る?」と声をかけてくれた。ちなみに友人は筋少ファンではない。己が筋少ファンであることを思い出して、わざわざ録画してくれたのである。
またあるときに届いた誕生日プレゼント。開けてみるとゲゲゲの鬼太郎のフィギュア。びっくりした。
ありがたいなぁ、と思う。自分の好きなものを覚えていてくれるのみならず、わざわざ連絡をしてくれるって、たまらないなぁ。その親切に己は応えられているのだろうか。応えられるようにしなければなぁ、と思いつつ、自分がありがたい状況にいることを実感するのである。運が良いと思う。このように、優しい人と親切な人に囲まれていることは。
では、自分がその優しさと親切に返せているかと言うとやはりわからないので、その友人達に負けないようにしたいなぁ、と思うのである。嬉しいからこそ。嬉しいからこそ。嬉しいからね。だからこそね。