裏と表
2015年3月3日(火) 緑茶カウント:0杯
本日は筋肉少女帯のライブDVDが早売りされる日で、喜び勇んでタワーレコードに買いに行ったんだ。それはもうずっと前に予約をしていたものだったんだ。だけれども、ディスクを取り込んで画面に表示された日付を見たときに、初めて気付いたんだ。このライブが収録された日は、母の亡くなった日だったことに。
胸が締め付けられる思いがしたよ。
恐らく人生で一番悲しかった日だ。今も思い出しては泣きそうになる。現状、一番辛い思い出だ。その同日に大阪では筋少のライブが行われていた。きっとその情報はどこかで得ていただろうに全く気付かなかった。今に至るまで。
その映像はとても楽しく素晴らしく、いつもの筋少のライブで、あぁあの日の裏側ではあんなに楽しいことがあったんだ、と気付かされ。そして同じDVDの特典映像には、別の日のイベントに参加する自身の姿ががっつり映っていて、それがどうにも不思議だなぁ。でもきっとそんなものなのだろうなぁ。あの悲しい日の裏側では最高の一日があり、別の人にとってはそれが逆転することもある。当然のことなのだろう。でも実感することは今まで無かったんだ。
特典映像のメニュー画面に流れるエディのピアノはとても美しく、エディが好きな母に聴かせたかったなぁ、と思うとまた悲しい。でも、楽しいし格好良いんだ。
様々な感情がない交ぜになるDVDになった。思いもがけずも。