空腹と腹痛のせめぎ合い

2014年12月18日(木) 緑茶カウント:2杯

湯気を立てる丼を前にして腹痛にうめいていた。痛い。とても痛い。ついさっきまで、あぁ腹が減った腹が減ったと頭の中で呟きつつ、野菜を切り肉を炒め鍋で煮ていそいそと働いていたのに、出来上がった途端、何故か腹痛が発生したのである。

痛かった。とても痛かった。それは空腹を放置したような、もしくは食べた直後に全力疾走したような、キリキリとした痛みだった。脂汗が出るほどでは無いがしんどい。とても痛い。痛みの波は無く、ただただ同じ痛みがじっと続くのであった。

原因はわからない。もしかしたら空腹を放置しすぎた結果かもしれない。実際腹は減っている。そこで食べてみた。目の前の丼を。優しい味である。熱々である。味覚的には美味しい。だが全然美味しくない。

苦しい食事であった。途中箸を止めつつゆっくりゆっくり食べた。そして食べきった。食べきっても痛みは引かなかった。原因がわからない。だが、しばらくじっとしていたら落ち着いた。結局原因はわからない。わからないがほっとした。実に苦しい食事であった。あぁ、痛かった。



日記録2杯, 日常