七時に起きろとベルが鳴る

2014年6月2日(月) 緑茶カウント:5杯

どちらかと言うと夜型の世界を生きている。朝は九時前に起き、夜は二時前に眠る。下手をすれば平日でも三時の就寝となるが、それを許さないものがいる。枕の横の机の上に鎮座する、電波式の目覚まし時計が七時に起きろと鳴りわめくのだ。そして自分はベルを叩き、時間を確認し、二度寝をして定刻通りに動いてくれる携帯電話の目覚ましによって本格的に起動するのだ。

どうして七時に鳴るのかわからない。わからないが、たまになるのである。この電波式の目覚ましは、時々宇宙と交信して正確な時刻をその身に刻み直しているようなのだが、その行為によってまれに目覚ましの設定時間がリセットされてしまうようで、恐らく「標準」として設定されている起床時間に、けたたましく活動を開始するのである。自信を持って。

まるで人間らしい時間に起きて人並みに活動しろと説教されているようだ、と二時間近く早く起こされた自分は軽い苛立ちを覚える。放っておいてくれたまえよ、と思いつつ寝る。

ちなみに目覚ましはベルを設定したにも関わらず勝手にベルを解除することもある。それはそれで「もう知りません! ずっと寝ててよろしい!」と三行半を叩きつけられたようで若干腹立たしい。普通に働いてくれよ、普通に。もう。



日記録5杯, 日常