我は習慣を遂行する人間なり

2014年5月29日(木) 緑茶カウント:2杯

どうしようもなくべろんべろんに酔っ払っていたにも関わらず、しっかり家に帰り、鍵をかけ、ジャケットをハンガーに吊るしてボタンを留め、コンタクトレンズを外して保存液に漬け込み、風呂に入って髪につけたハードジェルをしっかり落として、日記をつけ、体重と体脂肪率、食べたものを別途記録に残して就寝したらしいことを、部屋の様子と自身の日記の記録から知り、鍵と風呂はともかく日記と体重記録は別につけなくても良かったんじゃないか、と己の律儀さに呆れつつ感心した朝の自分は、吐き気に苛まれて死にそうになっていた。

二日酔いになるともう二度とこの苦しみを味わいたくないと毎度の如く思うが、いつからか、「もう二度と呑まない」と誓うことは無くなっていた。わかってるのだ。例え二日酔いで死ぬほど苦しんで、そのときはもう酒なんて目にしたくもないと思ったところで、どうせ楽になったら平気で呑むのだ。だから二日酔いになっても断酒は誓わない。二日酔いになっても今後も呑む。どうだ、潔いだろう。

それは潔いのではなく、ただの馬鹿の所業ですよ、とおっしゃるあなたはとても正しい。昨日はちょっと呑みすぎた……。



日記録2杯, 日常