掃除婦の怒声

2013年11月1日(金) 緑茶カウント:1杯

質問をされ、事実を告げたら怒鳴られて、思わず混乱た。そこは閉鎖された空間で、自分と彼女の二人きり。あるビルのエレベーターに乗り込んだとき、掃除のおばちゃんとご一緒することになった。そのときおばちゃんに聞かれたのだ。不意に。「あなたは結婚しているの?」と。

そして自分は独身であるので、「してないです」と答えたら、にこやかな笑顔が一瞬にして鬼の形相に変わり、目尻を吊り上げながらかなりの大声で「結婚しなさい!!!!!!」と、怒鳴られたのだ。エレベーターの中で。

言うまでも無いことと思うが、これはなかなか、かなり怖いぜ?

いったい何が彼女の逆鱗に触れたのかわからなかった。この方は、周囲の結婚適齢期の人々が結婚していないと教義違反になってしまう、そんな特殊な宗教の信者なのかと思うほど。いや、だって自分は事実を告げただけだぜ? 「結婚なんて阿呆のやることですよ」とその制度を否定したわけでも無いんだぜ? ただ質問されたから自分の状況を答えただけなんだぜ?

あまりの出来事に、よっぽど自分は罪深い人間なのだろうか、と数時間ほど悩んでしまった。かけられた言葉はたったの一言だがその衝撃は凄まじく。結構、正直、怖かった。妙な体験をしたものだよ。



日記録1杯, 日常