日記録3杯, 日常

2015年7月21日(火) 緑茶カウント:3杯

一念発起。室内でダンベルを振り回すにも飽きてきたので、トレーニングジムに入会した。つい最近、駅から家への帰り道に新しい施設が出来たのである。以前より興味を持っていたもののどこの施設も遠く、通える自信が無かったため足を踏み出せずにいたが、近いのである。とにかく近いのである。そしてそこまで高くないのである。何とかなる範囲なのである。いけるのである。

そうして本日。ギコギコと進まない自転車をこぎにこぎ、単調ながらもダンベルとは違う新しい動きが妙に面白く、さてこれを飽きずにいつまで続けられるかしらんと思いつつ、せめて週に二回、出来たら三回は通いつつ半年続けたいなぁと思うのである。

目標はふくらはぎに筋肉をつけること。頑張ろう!



日記録4杯, 日常

2015年7月15日(水) 緑茶カウント:4杯

それは殺人鬼を意味する言葉である、という認識を有しているにも関わらず、未だ頭に浮かぶのは、コーンフレーク大好き人間なのである。

シリアルキラー。

シリアルが大好きで大好きで仕方が無くて毎日シリアルばかり食べている人。栄養が偏っているだけで実に平和だ。確か最初にこの言葉を見たときはまだ意味を知らず、勝手に連想した挙句生まれたのがシリアル大好き人間。しかし、そもそもシリアルキラーと言うなら、シリアルを夢中にさせる人間でなければ意味が通らないはずで、ほら、マダムキラーはマダム殺しでございましょ? だからマダムキラーに倣ってシリアルキラーの意味を作るなら、シリアル大好き人間ではなく、シリアル愛され人間が正しい。よって己の中のシリアルキラーはねじれにねじれまくっていて、もうシリアルキラーでも何でも無いのだが、きっと今後もシリアルキラーという単語を見るたびに、いそいそと箱を傾けて皿に砂糖でコーティングされた穀物をザラザラ出し、牛乳をかけてもりもりニコニコ喰っている人が浮かぶのである。シリアルキラー。平和。



日記録6杯, 日常

2015年7月12日(日) 緑茶カウント:6杯

約半年か。二月の終わりに心療内科の予約を入れて通い始め、処方された漢方を呑みつつ地道に生活を続けた結果、何とか平穏を取り戻した。よってめでたく薬も終わり。心療内科通いも終わり。卒業である。

円形脱毛症はそのままで、未だ己の襟足にはハゲが鎮座していやがる。こちらはもう少し長丁場になりそうだが、まぁ半年経てば治る、かもしれない。以前にも円形脱毛症になったことがあるため、自分の細胞を誤って攻撃してしまう要素が体内にあるかもしれないと医師に恐ろしい指摘をされ血液検査を行ったが、そちらの心配は無いようなので気長に治るのを待つとしよう。あー襟足がスカスカする。涼しいっちゃあ涼しいが、早く生え揃ってほしいものである。

まあ襟足は後退しているが前進しているのは良いことだ。それにつけても思うのは、心療内科を受診することに対して、己の中に全く抵抗というものが無かったのは実に良かったということだ。調子が悪いなら行くべきだ、とわりと早く決断しさっさと門の扉を叩いた。そのように行動出来たのは先人の体験談のおかげであり、オーケン橘高さん友人の皆々様本当にありがとう。おかげで何とかなりそうである。何とか。

さーあ、あとは襟足だ。早く生え揃ってくれたまえ。



日記録4杯, 日常

2015年7月8日(水) 緑茶カウント:4杯

困った。ここしばらく、体は疲れに疲れきっていて、座している際もふとしたときにうつらうつらと舟を漕ぎそうになるのに、いざ布団に入ると一時間二時間眠れない。神経が研ぎ澄まされ、意識が覚醒するくせに眼球は疲労を訴えていて、体はだるいというアンバランス。早く寝たいという欲求と、寝ても良いという状況が噛み合っているのに噛み合わないジレンマ。

たった一日だけならまだしもそれが続いているのだからたまらない。睡眠不足、ここに極まれり。今パソコンに打っている文字も霞んでいる有様だ。目のピントが合わないのである。そりゃあ合わないだろうよ。眼鏡のレンズを拭いてもコンタクトを洗浄しても解消されないのは言うまでも無い。矯正器具ではなく、矯正される側に問題があるのだ。

何とか今日こそ安眠したい。いっそ寝酒を煽ろうか、と迷いつつ、アルコールを摂取しての飲酒はかえって疲れる性質であるのでこれは最後の手段にとっておこう。入念にストレッチをして安眠の準備を整えようか。

あぁ、ぐっすりと眠りたい。



日記録4杯, 日常, 筋肉少女帯

2015年7月5日(日) 緑茶カウント:4杯

アパートの設備改修のため室内にて工事が行われることとなった。人が来るためそれなりに掃除はしたが、襖に貼ったポスターやサイン色紙はそのまま、本棚の中身も丸見え、フィギュアも置きっぱという状態。まぁ、別に見られて困る趣味ではない。存分に見るがよろしい、と余裕の姿勢を崩さず、壁にドリルで穴を開けるおじさんの背後で己は小説を読みながら工事が終わるのを待った。

工事も八割方終わり、残りの作業は別の担当者にバトンタッチすることに。そのもう一人の担当者が来るまで工事のおじさんは床に散らばった壁の粉を片付けつつ、襖のポスターが気になるようで、じっとポスターを見つめていた。

「筋肉少女帯、好きなんですか?」

おじさんの問いに対し、えぇ、大ファンですと己は答えた。壁に貼っているのは筋肉少女帯のサイン入りポスター。「THE SHOW MUST GO ON」の発売記念インストアイベントに参加した際に入手したものだ。ステージの立ち位置と同様、向かって左からおいちゃん、オーケン、うっちー、ふーみんが並んでいて、各々のサインが金色のマジックで記されている。

「高木ブー伝説しか知らないんですけど…ギターの人変わらないなぁ」

橘高さんを見ながらしみじみと言い、「あ、でも、前はもっと髪の毛ふくらんでいませんでした?」と付け加える。「大槻ケンヂって昔テレビに出ているのをよく観ましたよ。メイク変わってないんですねえ……」

最近はテレビへの露出は少ないですが、バンドはずっとやっていますよ。最近ではうしおととらってアニメのオープニング主題歌を担当したんですよ、と言うとおじさんはちょっと目を大きく開いて「そうなんですか…!」と感嘆した。

「メンバーはずっと同じなんですか?」「ドラマーが脱退しましたけど、昔脱退したピアニストが今はサポートで参加していて、あともう一人サポートドラマーがいて、その六人で今はほぼ固定ですね」「そうなんですねぇ…」

工事のおじさんは恐らく四十代くらいだろう。もしかしたらオーケンと同年代かもしれない。高木ブー伝説しか知らないと言いつつ、橘高さんのヘアースタイルを記憶しているあたりに、この人の過去に何かしらの青春があったのかもしれない。

もう一人の担当者がやってくるとおじさんは去っていった。「良かったら今の筋少の曲も聴いてみてくださいね」と言えば良かったな、と思ったのは工事が終わってからのこと。高木ブー以外にも、どれか、聴いてくれたら嬉しいな。