日記録0杯, 日常

2020年4月5日(日) 緑茶カウント:0杯

よろしくない感じになって来ているなぁ、と感じている。

どうにかこうにか今は我慢するぞ! と思いつつ、鬱屈した気分が募りやすくなり、楽しいもの面白いものにも集中しづらくなってきていて、どうにも気が散る。そんな中でツイキャス配信やnoteでのラジオにチャレンジし、ファンを元気付けようとしてくれるオーケンや、同じくツイキャスでライブ配信を決めてくれた水戸さんのおかげで何とか持ちこたえている状態である。

タイミングが悪かった。ちょうどプライベートでいろいろあって特に心の支えを必要としていたときで、その心の支えや楽しみがどんどん無くなり、外に出て友人に会ったり、美術館や博物館に行ったり、入ったことのないバーでお酒を楽しんだりといったことが一切出来なくなってしまったのだ。で、再発した円形脱毛症。皮膚科に通いながらつい数ヶ月前に治ってやれやれと思ったところだったのにまた来たのかいお前さん。とはいえ、納得である。そりゃあ円形脱毛症も再発するってこの状況じゃ。

しかし自分の状態を自覚出来ているのは良いことだ。過信せず、どこかでガス抜きの手段を見つけながら自分自身をコントロールして行こう。いやーーそれにしてもなーーーせっかく治ったのになーしかも今皮膚科に行きづらいしなー全くもう。

全部落ち着いたら、行きたいライブに全部行って思いっきり笑って叫んで汗だくになって、多幸感に包まれながら一気にビールを呑み干してやるからな! 待ってろよ未来の自分! ヘパリーゼを用意しておけよ!!

という気分である。待ってろよ!!



日記録4杯, 日常

2020年3月23日(月) 緑茶カウント:4杯

父と猫が住んでいた実家がからっぽになることになった。老人ホームに入る祖父と一人家に残る祖母の面倒を見るために遠い遠い山奥へ父が引っ越すことになったからだ。しばらく実家はそのまま置いておくこととなり、後々どうするかは改めて検討することとなるが、もうここに帰っても誰もいない。

長年親しんだ固定電話の番号を押しても出る人はいなくなって、その番号も我が家のものではなくなって、電気もガスも途絶え、ネット回線も途切れる。衛星放送の契約も解除し、回覧板が届けられることもなくなる。毎年毎年ゴールデンウィークと盆と年末年始には帰省して父と猫と過ごしていたが、その時間ももう、無い。

あぁ、当たり前にあると思っていたものがこんなに突然無くなるなんて。人生ってのはわからないものだなぁ。

予定を調整して急遽実家に帰り、父と猫と食卓を囲み、なんでもない時間を過ごした。昔何度か家族で行ったレストランを予約し、ささやかながら父の退職祝いをした。父が何度再現しようと試みても辿りつかない、亡き母の思い出の料理を二人で食べ、感想を述べあった。写真を撮られることが苦手だったが、思い出を残すために猫と写真を撮った。子供の頃からお世話になっている友人のおじさんおばさん達に挨拶に行った。友人はね。約束をこしらえれば東京でも会えるけどね。おじさんおばさんにはなかなか会えないからね。

そんな中で嬉しかったこと。幼馴染の家を訪ね、もう一人の友人の家に行こうとした道すがら。会えないと思っていた人との再会を果たしたのだ。

それは友人のおじさんおばさんで、成人してからも帰省のたびに友人に会うためにお店を訪ねていたのだが、いつからか友人のおじさんおばさんと話しこむことの方が増え、友人が家を出た後にも自分はおじさんおばさんに会うためにお店に寄っていた。しかし五年前。母が亡くなってから人に会うのがしんどくなって二年ほど足が遠のいていて、あるときもう一度会いたいと思えるようになったときにはおじさんおばさんはお店を引退。友人のお兄さんがお店を継いでいておじさんおばさんは引っ越してしまっていた。

そのおじさんおばさんが、いないはずの二人がお店にいたのだ。

思わず駆け寄った。おじさんおばさんも驚きながら再会を喜んでくれた。曰く、普段は友人のお兄さんがお店にいるが、日曜日だけおじさんおばさんが働いているのだそうだ。代替わりと共にリフォームされた店内は様変わりしていたがおじさんおばさんは五年前のままで、わーっと話しても話しても話したりなくて、あっという間に一時間が経ってしまった。

幼馴染のお母さんは「息子が帰省するタイミングに合わせてまた帰っておいで」「足りないものがあったら送ってあげるから遠慮なく言いなね」と言ってくれ、お店のおじさんおばさんは突然の再会を心から喜んで、ずっと心配してたと言ってくれ、その後に会った友人のお母さんは「うちはたくさん部屋があるからいつでも泊まりにおいで」「台風とかあったら、一声かけてくれたらいつでもおうちの様子を見に行くよ」と言ってくれた。

嬉しかった。何と言うか、温かい人ばかりだなぁ。

悲しいこともあるが、嬉しいこともある。嬉しいことをなるべく胸に抱えて、大事にしながら生きて行こう。そう思いながら名残惜しみつつ、住み慣れた家を後にした。またいつか、戻ってきたい。



日記録2杯, 日常

2020年3月18日(水) 緑茶カウント:2杯

今日はオーケンのプロジェクト「大槻ケンヂミステリ文庫」、略してオケミスのライブがあったのさ。そのチケットを己は買っていなくて、それはスケジュール的に観るのが不可能と思われたからで、ところがチケットが完売した後にタイミングがぴたっと合って、あー惜しかったなぁ買っとけば良かったなぁと思っていたら、コロナウイルスの影響で公演が中止になって、無観客ライブの開催が決定され、おかげで己は観たかった公演を最初から最後まで観られて嬉しかったのだけれども、同時に切なかったのさ。

誰もいない観客の前でいつものようにトークに華を咲かせるステージのオーケン。客席にはレールとカメラ。歓声も拍手も無く、しかしカメラの向こうは熱狂に包まれている。その熱狂の一部が自分。

楽しくて、嬉しくて、それでいて切ない。
早く鎮まれコロナウイルス。

直近でも似たようなことがあった。楽しくて切ないこと。会いたい人に会えて、あぁたくさんお話ししたいなぁと思ったけれども叶わなくて、どちらかと言うと己の苦手な話で場が華やいでしまって、自分はただただしんどくて、つい怒ってしまって。初対面の人に望んでいないアドバイスをされて、でも自分はそもそもアドバイスを望んでいなくて、この人は己について何も知らないのにどうしてアドバイスなんかできるんだろうと思うと不思議で、ただただ嫌な気持ちを抱いた。だってそもそも、その悩みは信頼している人にだけ打ち明けたつもりだったものだもの。しかしそれが良かれと思って共有されてしまったのさ。初対面の知らない人に。

でもね。わかるんだ。アドバイスをくれた人は唯一の共通項を探そうとしてくれたんだって。それでも己は望んでいなかった、それだけなんだって。それだけさ。

難しいなぁ、と思う。あぁ、切ない。
でもきっと、切ないことがあったからには楽しいこともあるのさ。人生は。それを望みに、生きていこう。



日記録0杯, 内田雄一郎, 日常, 筋肉少女帯

2020年3月8日(日) 緑茶カウント:0杯



当たった。当選した。「LOVE」の購入者限定応募特典「内田さんフォトパネル」が。

びっくりした。びっくりしすぎて変な声が出た。

思い返すと心が震える。ちょうどその素敵な贈り物が届く時間帯に、注文した整髪料三点が届くよう時間指定をしていた。よって玄関の呼び鈴が鳴ったとき己は何の疑問も抱かずボールペンを持って、近隣のドラッグストアの棚に置かれていない整髪料を受け取る気満々でドアーを開けたのだ。

するとヤマト運輸のお兄さんが持っていたのは平たく大きな封筒。どう考えても整髪料の瓶が入る厚さではない。「あれ?」と思いつつ宛名を見れば、送り主は徳間ジャパンコミュニケーションズ。

荷物を渡したお兄さんは背中できっとおかしな声を聞いたに違いない。それでも振り向かずに前へ進んでくれたのはありがたいことである。膝に力が入らず、へなへなと玄関に座り込み、よたよたと靴を脱いで、震える手でハサミを握り封を切った。

ありがとう、徳間ジャパンコミュニケージョンズ。ありがとう、筋肉少女帯。ありがとう、内田さん。
めっちゃくちゃ、死ぬほど格好良いです。
だってさぁ、このLOVEの歌詞カードを開いたとき、この内田さんの写真の格好良さに衝撃を受けて、ため息まで漏らしてしまったんだぜ自分は。これをあの、このサイズで。こんなの嬉しくないわけがない。

しかも、だ。後になって気付いたのだが、同じ時間帯に食料品も届くよう時間指定をしていたつもりだったのだが、ちょうどヤマト運輸からお知らせのメールが二通連続で届いていて、二通目の徳間からのメールをすっかり食料品と勘違いして時間指定をしていて、故に食料品の方は本日届かなかったのだが、こんなに嬉しいお知らせを己は一度スルーして過ごしていたのである。何とびっくりなことだろう。

そして、だ。五年前に握手会が当選したときも、あのときも母が病気で亡くなったばかりで心が折れていて、そんな中でありがたい当選のお知らせをいただいて涙が出るほど嬉しくて、また今もちょっとかなりだいぶしんどいことがあって、先週あたりに心がバッキバキに折れて一晩泣き続けるなんてことをしていたので、あぁ、筋少はいつだって、しんどいときに心の支えになってくれるのだなぁ、としみじみした。

時間を見つけて素敵な額縁を買いに行こう。内田さんにぴったりな、シックで渋いやつが良い。それを素敵に部屋に飾ろう。また一つ、好きなものが増えて嬉しい。



日記録5杯, 日常

2020年3月4日(水) 緑茶カウント:5杯

はまった。とてもはまった。

ここ数日は暇さえあればフィットボクシングをやっている。楽しい。とにかく楽しい。もともとボクササイズに興味を持っていて、大学入学時に何のサークルに入ろうかしらん、と考えたとき選択肢の一つがボクササイズだった。しかしそのときは別の選択肢を選んで楽しいサークル生活を四年間過ごし、その選択に悔いは一切無くベストチョイスだったなぁと改めてしみじみ思うものの、それからずっとボクササイズと縁が結ばれることは無かったのだった。

そう、つまりもともと興味は持っていて、そのことをすっかり忘れていたのだけれども、興味を持っていただけにカチッとはまったらしい。楽しい。滅茶苦茶楽しい。あとちょうど良い。滅茶苦茶ちょうど良い。一人で黙々とやりつつも画面の中のインストラクターに励ましてもらえるこの温度感がちょうど良い。ジムに外出する必要が無いのも良い。やりたくなったらテレビをつけて部屋着のままそのまま出来て、汗をかいたら風呂に入れば良いだけ。ラク。滅茶苦茶ラク。

そしてフィットボクシングがやりたいあまりに飲酒欲が落ちているのも良い。お酒を呑むとフィットボクシングが出来ないため、フィットボクシング欲が飲酒欲を上回り、自然と酒量を抑えられている。週末は一日四本から六本平気で呑んでしまう酒好きなため、この変化は嬉しい。だって結構な出費になるからさ。

そして昨日と今日は一時間半楽しくバシバシドンドン運動をして、爽やかな汗をかき、あー楽しいなーまだやりたいなーでも今日はここまでにしておくか! と名残惜しみながらいそいそとジョイコンを外している。パンチの振動が心地良くてストレス解消になるのもとても良い。一気にはまって飽きてしまうのが不安ではあるがしばらくは楽しんで続けられそうだ。あぁ、楽しいなぁ。